2019/04/27

漫画 「アオアシ」 に即ハマり。トラップの本質からビジネスへの応用




今回ご紹介したい漫画は、アオアシ です。サッカー漫画です。





  • どんなストーリー?
  • 何がおもしろい?
  • 「止めて、蹴る」 のトラップの本質をビジネスに当てはめると?

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。

友人に紹介され早速読んでみましたが、1巻からおもしろさにハマりました。

サッカー漫画のストーリー、主人公たちのキャラクターの魅力だけではなく、本質がビジネスに応用でき、色々なおもしろい要素があります。

この記事も参考に、ぜひ読んでみてください。


アオアシのストーリー


アオアシは、主人公の青井葦人 (アオイアシト) が、J リーグのユースチームに入りプロサッカー選手を目指すストーリーです。

内容紹介から引用すると、

愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人 (あおいアシト) 。

粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているアシトだったが、まっすぐすぎる性格が災いして、大きな挫折を経験することに―――

そんなアシトの前に、東京にある強豪 J クラブ 「東京シティ・エスペリオン」 のユースチーム監督・福田達也 (ふくだたつや) が現れる。

アシトの無限の可能性を見抜いた福田は、東京で開催される自チームのセレクションを受けるよう勧めて!?

将来、日本のサッカーに革命を起こすことになる少年の運命は、ここから急速に回り始める!!


おもしろいと思ったコンセプト


アオアシでおもしろいと思ったキーワードは、「思考」 と 「言語化」 です。

漫画のコンセプトを一言で言うと、「サッカー x 思考と言語化」 です。

主人公のアシトは当初、サッカーの技術や戦術理解が荒削りな選手という設定です。しかし、選手として、人として成長していきます。

成長の過程で、自分の頭で考えること、考えたことの言語化、答えを見つけ体得し、仲間やコーチに言葉で伝え、プレーでも共有できるようになっていきます。

始めは知らない・できないという無知から、試行錯誤や猛練習を経て、考え、答えに気づき言語化していくというプロセスです。

思考と言語化は、次の3つのステップです。


思考と言語化のステップ
  • 意味を理解する (インプットと思考)
  • それを言葉にできる (言語化)
  • 人に説明できる (アウトプット)


これを少年サッカーのストーリーにかけ合わせているのが、とてもおもしろいと思いました。


思考と言語化の例 (トラップの本質)


主人公・アシトは、サッカー選手としての技術は荒削りです。

ストーリーの始めでは、パスされたボールを 「止めて、蹴る」 というトラップも、チームメイトに比べるとうまくできませんでした。

夜も一人、トラップの猛練習を繰り返しますが、目指すレベルにはなりません。なぜなら、トラップの意味を理解してなかったからです。

アシトが気づいたのは、トラップの本質です。トラップの意味は、次の動作に瞬時入るためです。つまり、トラップは手段だということです。

これに気づくまでは、アシトはトラップの練習をトラップをうまくやるという目的で続けていました。しかし、サッカーのプレーという全体で見ると、あくまでトラップは次のプレーのためです。


トラップの本質をビジネスに当てはめると


ボールを 「止めて、蹴る」 というトラップの話が意味するのは、「手段と目的の再定義」 です。

もう少し具体的に表現すれば、「全体像を広げることにより、目的が手段になる。その先に本当の目的がある」 です。

このように抽象化すれば、他のことに応用ができます。

例えば、ビジネスに当てはめると以下のようになります。


ビジネスへの応用例

  • 売ることが目的
     → 売ることは手段、お客に買ってもらい使ってもらうことが目的

  • 戦略を立てることが目的
     → 戦略立案は手段、戦略を実行し実現することが目的

  • データ分析が目的
     → 分析は手段、分析結果を意思決定に使う等のビジネスの問題解決が目的

  • プレゼンでうまく話すことが目的
     → プレゼンは手段、聞き手が役に立ったと思え行動につなげることが目的

  • プロダクト開発が目的
     → 開発は手段、プロダクトでユーザーの問題解決が目的

  • インプットが目的
     → インプットは手段、アウトプットが目的

  • 名刺を集めることが目的
     → 名刺交換は手段。その人と何か一緒に仕事をする、お互いが必要になった時などに助け合え、何かを成し遂げることが目的


目の前のことばかりになると、本来は手段にすぎないはずが、いつしか目的化します。

視野を広げ、あらためて全体像を見ると手段と目的の再定義ができます。これが、サッカーのトラップの本質からの気づきでした。


まとめ


今回は、サッカー漫画の アオアシ をご紹介しました。

記事で取り上げたのは、サッカーと思考・言語化、例としてトラップの話でした。他の視点でも興味深く読める漫画です。

最後に今回の記事のまとめです。

  • アオアシは、主人公の少年が J リーグのユースチームからプロサッカー選手を目指すストーリー。
    1巻からおもしろさにハマった。ストーリーやキャラクター、本質がビジネスに応用できるおもしろさが魅力

  • 漫画のコンセプトは、「サッカー x 思考と言語化」 。少年サッカーのストーリーとかけ合わせているのがとてもおもしろい
    思考と言語化には3つのステップがある。
    ① 意味を理解する (インプットと思考)
    ② それを言葉にできる (言語化)
    ③ 人に説明できる (アウトプット)

  • トラップで思考と言語化の例を見ると、トラップの意味は 「次の動作に瞬時入るため」 。トラップは手段。
     「手段と目的の再定義」 、より具体的に言えば 「全体像を広げることにより、目的が手段になる。その先に本当の目的がある」 。これは、ビジネスに幅広く応用ができる




アオアシ

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書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。