2019/04/28

「メモの魔力」 は何故に魔力なのか?メモの姿勢こそ学べることがある




今回は、メモについてです。

  • メモをうまく取りたい
  • ベストセラー 「メモの魔力」 は何がおもしろい?
  • メモは手段。では目的は?

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。

この記事でわかるのは、ベストセラー書籍 メモの魔力 からメモの取り方や、どうすればメモを有効に使えるかです。

ぜひ、仕事などでのメモを取るのに参考にしてみてください。





メモの魔力に書かれていること


メモの魔力 に書かれていることは、大きくは2つです。


 「メモの魔力」 に書かれていること
  • ノートでのメモの取り方
  • メモを取る姿勢 (マインドセット)


三段階のメモの取り方


著者の前田裕二氏の、ノートでのメモの取り方は、「ファクト - 抽象化 - 転用」 というフレームワークを使います。


三段階のメモの取り方
  • ファクト:自分が聞いたり見たこと
  • 抽象化:ファクトからの一般的な概念。自分が考える本質
  • 転用:その本質を自分のアクションに落とし込んだもの。例えば自分の仕事に当てはめると何が言えるか


例えば本書では、東京と大阪でのチラシを配った際に飴をおまけでつけたら、大阪のほうが反応がよかったという話が出てきます。

ファクトから当てはめると、次のようになります。


フレームワークの例
  • ファクト:大阪のほうが飴をつけるとチラシを手にとってくれやすかった
  • 抽象化:同じことをしても、地域によって人の行動は変わるのではないか
  • 転用:運営する SHOWROOM でも地域ごとの傾向をデータで確認してみる。地域ごとにイベントの運営を変えてみるとよいのではないか


メモを取る姿勢 (こちらが本質)


メモの魔力 を読んで、メモの取り方以上に興味深かったのは、メモを取る姿勢・考え方でした。

一言で言えば、知的好奇心と知的創造への追求です。1つでも満たしたい、実現したいという高い熱量が、メモを取る原動力になっていることがわかります。

以下は、本書からの引用です。

それ以上に本質的で重要なことは、もっと根底にある姿勢の部分です。

何らかの目的を持って、日々、あらゆる情報に対して、毛穴むき出し状態でいられるかどうか。身の周りのあらゆる情報にアンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う意識を持てているかどうか。

この、弛まぬ知的好奇心と、知的創造に対する貪欲なスタンスこそが、メモ魔として最も大切にすべき基本姿勢であり、この本に出会ってくださった皆さんにフォーマット以上に身につけてほしい素養です。

 (引用:メモの魔力 (前田裕二) )

紙のノートにメモを取ることは 「手段」 なのです。

目的は、あくなき知的好奇心を満たすこと、知的創造を実現することです。そのためのツールがメモです。

メモの魔力の本質は、「一人になり自分と向き合うこと」 です。

見たり聞いたことのファクトだけで終わらず、抽象化し、アクションなどの自分ごと化する転用をするには、どれだけ思考を言語化し、そのプロセスを通じて自分と向き合うことです。


共感と学び


この本を読みながら思ったのは、メモへの考え方や位置付けへの共感です。

自分とは違うやり方ですが、メモへの熱量にとても刺激を受けました。

ここまで徹底してメモを取ることに向き合い、意味合いを言語化し、実際に使っていることに感銘を受けました。自分のメモの取り方も、もっと変えることができると思いました。

早速、日々のノートの取り方にも使うようになり、メモへのマインドセットも含めて学びが得られた本です。


まとめ


今回は、メモについて書きました。

最後に今回の記事のまとめです。

  • ベストセラー本 「メモの魔力」 に書かれていることは、大きくは2つ。
    ① ノートでのメモの取り方
    ② メモを取る姿勢 (マインドセット)

  • メモの取り方は、「ファクト - 抽象化 - 転用」 というフレームワーク。ポイントは抽象化と、アクションに落とし込む自分ごと化する転用。

  • メモの取り方以上に興味深かったのは、メモを取る姿勢・考え方。一言で言えば、知的好奇心と知的創造への追求。
    紙のノートにメモを取ることは 「手段」 。1つでも満たしたい、実現したいという高い熱量がメモを取る原動力

  • メモの魔力の本質は 「一人になり自分と向き合うこと」 。
    見たり聞いたことのファクトだけで終わらず、抽象化し、アクションなどの自分ごと化する転用をするには、どれだけ思考を言語化し、そのプロセスを通じて自分と向き合う




メモの魔力 (前田裕二)

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書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。