2019/02/20

腹落ちして当事者意識を持つために、ビジネスでの合意形成をするために必要なこと


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1163回目のブログ更新です。

今回は、ビジネスでの合意形成についてです。特に会議で合意形成をするために、どうすればよいかを考えます。

このエントリーで読んでいただきたい内容は、以下です。

  • 合意形成のステップ (確認ポイント)
  • 腹落ちするための客観と主観
  • 合意を自らつくり上げた当事者意識


合意形成のステップ (確認ポイント)


私が仕事の会議で会議オーナーやファシリテーターをやる時に意識していることは、「合意形成」 です。

会議内において参加者で合意形成をして決められるか、決めたことを実行に移すなどの会議での成果をいかに出すかです。

合意に至るまでのステップは、以下です。この流れで確認していくと、会議を生産的にできます。

  • 合意できた論点は何か。それぞれの結論は何か
  • 一方で合意できていない論点は何か
  • どうすれば合意に至れるのか
    • 単に時間切れで議論が足りないのか
    • 結論を出すための情報が不足しているのか
    • 合意に必要な人がその場にいないのか


腹落ちするための客観と主観


合意形成をするためには、結論や合意プロセスにどれだけ納得感を持てるかです。

人が納得するためには、いくつか必要な要素があります。具体的には、以下です。

  • 論理的に理解している。ロジックに整合性がある
  • 全体のストーリーに納得感がある
  • 期待感、わくわく感がある
  • 自分たちがそれをできそうだと思う。現実的である

1つめの論理的かどうかは客観的なもの、2つめから4つめは主観的な納得感です。いわば左脳と右脳の両方で腹落ちができているかです。


合意を自らつくり上げた当事者意識


会議に限らずよくあるのは、総論賛成だが各論では賛否が残っていることです。立場が異なる人同士では、全員が 100% 一致して同じ意見になることは稀です。

しかし、だからといってビジネスではいつまでも議論を戦わせるのではなく、認識を合わせ、意思決定をし、実行に移すことが大事です。

そのためには合意プロセスで、いかに関係参加者の自分ごと化をつくれるかです。

たとえ自分の考えや意見が反映されなかったとしても、自分の思いや発言を聴いてもらえたか、軽く扱われるようなことはなく意見として尊重されたかです。こうした1つ1つの積み重ねによって、参加者一人ひとりが合意形成プロセスにどれだけ参加意識を持てたかです。

プロセスを経て合意を自分たちがつくり上げたという感覚があれば、合意内容は自分ごと化されます。

押し付けられたり勝手に決められた印象が強ければ、たとえ合意できたとしても決めたことの実行段階で主体的になれません。当事者意識を行動するためには、合意プロセスへの参加と自ら決めたという実感があることが大事です。


まとめ


今回は、ビジネスでの合意形成のために、どうすればよいかを考えました。

最後に今回のまとめです。

  • 合意形成までのステップで大事なのは、結論が出た論点と出ていない論点を明確にすること。結論が出ていない論点は、どうすれば合意に至るかを把握する
  • 人が腹落ちして納得感を得るには、① 論理的な理解、② 全体ストーリーへの納得、③ 期待感やわくわく感、④ 現実的にできそうだと思えること
  • たとえ自分の意見が全て反映されなくても、合意プロセスに参加し合意を自らつくり上げた実感が持てれば、決めたことへの当事者意識が生まれる。実行を主体的にできる

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。