2020/04/08

仕事での生産性の本質を、哲学的に掘り下げ考えてみる




今回は、仕事での生産性についてです。

  • 生産性とはそもそも何?
  • なぜ生産性を高めると良い?

こんな疑問に答える内容を書きました。


この記事でわかること


  • 仕事での生産性の本質
  • 生産性の因数分解
  • なぜ生産性を高めるかの理由 (哲学的な考察から)


ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考にしてみてください。


仕事の生産性とは


今回のテーマは、仕事の生産性です。

皆さんは、「仕事での生産性とは何か?」 と聞かれれば、どのようにお答えになるでしょうか?

仕事での生産性とは、時間あたりにどれだけ生み出すかです。


生産性の因数分解


ここで言う 「生み出す」 は広く捉えていて、次の3つの意味があります。


仕事での生産性の要素
  • 成果
  • 資産
  • 充実


以下、それぞれについて順番にご説明します。


[生産性の要素 1] 成果


1つ目は一般的な仕事の生産性です。

時間あたりの成果です。例えば、売上, 顧客獲得, 作成資料の量など、その時間でどれだけのアウトプットや結果を出したかです。


[生産性の要素 2] 資産


2つ目の要素は、資産です。その時間からどれだけの資産を蓄積できたかです。

では、資産とは何でしょうか?

大きくはスキルとマインドセットに分けます。スキルとは、専門スキルや汎用的なビジネススキルです。

マインドセットは、経営者目線、当事者意識 (他責にしない態度) 、ミッションへのフィット、バリューの体現などです。

スキルやマインドセットを、ビジネスパーソンとしての自分の資産と見立て、時間あたりでどれだけ獲得したか、伸ばすことができたかです。


[生産性の要素 3] 充実


3つ目は、心理的な要素です。その時間によってどれだけ充実感を得たかです。

時間あたりの気持ちの満足度で、その仕事をやっている最中と、終わった後の達成感からの充実です。

精神的な充実は、利己的なものと、利他的なものに分けることができます。利己的とは自分自身への満足感、利他的とは仕事での他者貢献を通して得られる幸福感です。


ここまで生産性の要素である3つ、成果・資産・充実についてでした。いかがだったでしょうか?

まとめると、その時間に自分のリソースを使い何を得るかです。目に見えやすい成果、資産として中に蓄積するもの、そして、心理的な充実です。

では、そもそもなぜ生産性を高めるのでしょうか?


生産性を高める理由


生産性を高める意義は、時間の大切さに目を向けることにあります。

もっと言えば、生産性を高める理由は、時間という人生や命を大切にするためです。

自分が使う時間を有意義なものにし、成果を出すだけではなく、資産を蓄積し気持ちの上でも充実した時間にするのです。

生産性を高めるとは、より良く生きることです。


広い視野で生産性を捉えよう


一般的な仕事の生産性の意味は、時間あたりの成果です。インプットに対するアウトプットです。

今回の記事でお伝えしたいメッセージは、「より広い視野で生産性を捉えよう」 です。自分のリソースを使った時間から、自分は何を得るのかという視点からです。

目の前の短期的な成果だけではなく、長い目で見てみると良いです。

中長期の時間軸を持てれば、投資をするという捉え方ができます。たとえすぐに結果が出なくても、長期で意味があると自分で思えば、その時間は 「生産性」 が高くなります。


まとめ


今回は、仕事での生産性についてでした。

最後に今回の記事のまとめです。


1.
仕事での生産性とは、時間あたりにどれだけ生み出すか。仕事での生産性は3つの要素がある。成果, 資産, 充実。


2.
仕事での生産性の要素
  • 売上, 顧客獲得, 作成資料の量など、その時間でどれだけのアウトプットや結果を出したか [成果]
  • その時間からどれだけの資産を蓄積できたか (スキルとマインドセット) [資産]
  • その時間によってどれだけ充実感を得たか。自分自身への満足感 (利己) 、仕事での他者貢献を通して得られる幸福感 (利他) [充実]


3.
生産性を高める理由は、時間という人生や命を大切にするため (より良く生きる) 。
時間から自分は何を得るのか、目の前の短期的な成果だけではなく長い目で見て投資にし、より広い視野で生産性を捉える。

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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。


1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。