投稿日 2020/04/24

天才マーケターになるには? 「天才の3要素」 から考える天才になる方法




今回は、マーケティングについてです。

  • 天才の3要素とは?
  • 3要素をマーケターに当てはめると?
  • 天才マーケターになる方法

こんな疑問に答える内容を書きました。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。


天才の3要素


最初にご紹介したい本があります。





あなたを天才にする スマートノート という本です。

この本の最初に、そもそも天才とはどういう人かが説明されています。天才とは、次の3つの能力を併せ持つ人です。


天才の3要素
  • 発想力
  • 表現力
  • 論理力


発想力は、今までの価値観や感性を捨てて、新しい思いつきや概念を生み出したり、おもしろがれる能力です。

表現力は、自分の考えを他人に伝える技術力です。話す、書く、描く、歌う、演奏する、踊るなど、方法は様々です。

論理力は、複雑な考えや雑多なアイデアを整理し矛盾をなくし、まとめたり順番に並べ、わかりやすく整える能力です。

ちなみに、3つのうち2つを兼ね備えていても、十分に秀でた人です。


2つを兼ね備えた人
  • 発想力と論理力を兼ね備えた人は 「改革者」 (例: 孫正義さん)
  • 表現力と論理力を兼ね備えた人は 「頭の良い人」 (例: 池上彰さん)
  • 発想力と表現力を兼ね備えた人は 「面白い人」 (例: 松本人志さん)


3つの要素を全て持っている著名人でなるほどと思ったのは、北野武さんです。

では、ここからは 「天才の3つの要素」 をマーケターに当てはめて考えてみましょう。


マーケターに見る3要素


天才の3つの要素は、マーケティングではどのような能力になのでしょうか?


マーケターの 「発想力」
  • 戦略や実行プラン (施策) への着眼点・切り口、アイデア
  • ターゲット顧客の深い理解。顧客自身も気づいていない奥にある無意識の気持ちに気づく力
  • 他の業界の成功・失敗事例の本質を見極める力
  • 異なるもの同士をつなげる力


マーケターの 「表現力」
  • 自分のアイデア・意見・ビジョン・目的をまわりにわかりやすく伝える力
  • 関係者の共感を呼び、巻き込める (インターナルマーケティング)
  • 顧客へのメッセージをつくり、適切なマーケティングコミュニケーションができる (エクスターナルマーケティング)


マーケターの 「論理力」
  • 失敗や成功への分析力。真因を追求し知見にできる
  • 戦略から実行プランへ落とし込む。具体性と一貫性がある
  • 再現性の高い戦略と施策にできる


では、マーケターのこうした能力は、後天的に鍛えることができるのでしょうか?

それとも、一部の人たちだけの持って生まれた素質なのでしょうか?


3つの能力の鍛え方 (天才マーケターになるために)


私の考えは、後からでも実務と普段からの学びから、3つの能力は鍛えることができるという立場です。

では、どうすれば3つの能力を高めることができるでしょうか?

以下は私見で、それぞれの能力を鍛える方法です。


[鍛え方 1] 発想力


1つ目の発想力です。

もともとの発想力に自信がなくても、他のフィールドから借りて応用すれば独自の発想にできます。ただし、単に表面的なマネではなく、奥にある本質を理解した上での模倣です。

そのためには、普段から 「具体と抽象の往復運動」 を頭の中でやっておくといいです。

他の業界に目を向ける時に、「3つの視」 を意識してみるのもおすすめです。3つとは、視座、視野、視点です。

視座は高くしたりあえて低くする、視野は範囲や時間軸を広く見る、視点は多くします。


[鍛え方 2] 表現力


表現力を高める方法は、アウトプットです。

日頃から、自分が感じたことの言語化や図解をするのをクセにするといいです。

そして、人に積極的に説明をしてみましょう。できれば、前提知識がない人を選びます。専門知識のない相手にわかりやすく伝えることは、表現力の良いトレーニングになります。

他のことにたとえられないかを考えてみるのも、おすすめの方法です。アナロジー思考です。例えば、スポーツ、アニメや漫画、おとぎ話などに当てはめてみます。


[鍛え方 3] 論理力


論理力を鍛えるために、マーケティングや戦略のフレームを暗記します。そして、覚えたフレームを色々なものに当てはめて使ってみてください。

他に鍛える方法は、思考の 「縦と横への展開」 です。

縦とは、「なぜ?」 と 「要するに?」 を考え続けます。下方向と上方向です。横の展開とは、「他と比べられないか?」 や 「他にはないか?」 です。

縦と横を考えることによって、思考のピラミッドができます。ピラミッドの解像度を上げていくことが、論理力を鍛えるトレーニングになります。


まとめ


今回は、天才の3つの要素を取り上げました。そこから、マーケターに当てはめ、どうすれば 「天才マーケター」 になれるかを考えました。

最後にカミングアウトをすると、書いた内容は自分自身へのメッセージです。普通の自分が、マーケターとして少しでも良くなれるために、どうすればいいかを掘り下げました。

最後に今回の記事のまとめです。


天才の3要素
  • 発想力: 今までの価値観や感性を捨てて、新しい思いつきや概念を生み出す能力
  • 表現力: 自分の考えを他人に伝える力 (話す, 書く, 描く, 歌う, 演奏する, 踊るなど)
  • 論理力: 複雑な考えや雑多なアイデアを整理し矛盾をなくし、まとめたり順番に並べ、わかりやすく整える能力


マーケターに見る3要素
  • 発想力: 戦略や実行プランの着眼点。本質を見極める力。異なるもの同士をつなげる
  • 表現力: 自分のアイデア・意見・ビジョン・目的をまわりにわかりやすく伝える。社内を巻き込む。顧客に刺さるメッセージ
  • 論理力: 真因を追求し知見にできる。戦略から実行プランへの落とし込み。再現性


3要素の鍛え方
  • 発想力: 他から借りて本質を応用する。具体と抽象の往復運動。視座・視野・視点を使い分ける
  • 表現力: 言語化や図解をするアウトプット。人に説明をする。他のものでたとえる
  • 論理力: フレームを暗記し使う。思考の 「縦と横に展開」 、なぜ、要するに、他と比べると、他にはないか





あなたを天才にする スマートノート (岡田斗司夫)

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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最も力を入れているのはニュースレターです。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。