投稿日 2020/06/16

問題解決とは仮説検証プロセス。仮説の磨き込みと検証方法を解説




今回は、ビジネスでの問題解決についてです。


この記事でわかること


  • 問題解決とは何をすることか
  • 仮説の磨き込みと検証の方法
  • プロダクトやサービス開発と仮説


ぜひ最後まで記事を読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。


問題解決と仮説


皆さんはもし、「仕事での問題解決とは何をすることか?」 と聞かれれば、どのように答えるでしょうか?

問題解決とは、仮説をつくり検証していくプロセスです。

仮説とは解決策の 「仮の答え」 です。仮説と思い込みは紙一重です。仮説はあくまで、これが解決策ではないかと思う最も妥当なものです。仮説は検証されて初めて真実かどうかがわかります。

では、どのように仮説を検証すればいいでしょうか?ここからは、仮説の検証方法を見ていきましょう。


検証すべき仮説の判断方法


仮説を設定したら、仮説検証に入っていきます。

まず大事なのは、どの仮説を検証するかの絞り込みです。以下の判断軸から、検証すべき仮説の優先順位を決めます。


仮説検証の判断軸
  • 確からしさ
  • 仮説が真実だった時のインパクト (影響度)


検証すべきは、最も不確かで、かつ仮説が真実だった時のインパクトが大きい仮説です。

検証する仮説が決まれば、検証方法を設計します。


仮説検証の方法


検証仮説の方法を考えながら、その難易度を見極めます。

次に、検証をして仮説が真実と判断する基準を決めます。仮説も数字で定量化します。

例えば、「サービス認知者の 40% 以上は会員登録をしてくれるだろう」 と表現します。

判断基準とともに、検証後のネクストステップを想定しておくといいです。


検証後のネクストステップ例
  • さらに仮説を深掘りをする
  • 次の優先順位にある仮説を検証する
  • 仮説を見直す (基準を満たさない場合)


では、もう少し仮説を具体的に見るために、プロダクト開発での仮説検証を例に見ていきましょう。


プロダクト開発での仮説


プロダクトを開発するのは、問題解決と捉えることができます。開発するプロダクトは、想定するユーザーが抱える問題を解決する手段です。

プロダクト開発では、以下の項目で仮説検証を進めていきます。


プロダクト開発の仮説
  • 顧客仮説
  • 問題仮説 (自分たちが解決したいと考える問題)
  • ソリューション仮説
  • 価値仮説
  • 収益モデル仮説


一つ目と二つ目の 「顧客仮説」 と 「問題仮説」 は、二つをセットで考えることが多いです。

同様に、三つ目と四つ目の 「ソリューション仮説」 と 「価値仮説」 も二つ合わせて検証します。

ソリューション仮説とは 「定義した問題に対して自分たちが何をするか」 、価値仮説とは 「ソリューションの結果として顧客はどんなベネフィットを得るか」 だからです。

では、五つ目の 「収益モデル仮説」 はどうなるでしょうか?

収益モデルは、さらに要素分解をして見ていきます。


収益モデル仮説の要素
  • 誰から
  • 何に対して
  • どのタイミングで
  • どうやって


プロダクト開発では、顧客仮説から始まり、収益モデル仮説までの検証を進めます。「アイデア → 仮説 → 実行 → 検証」 のループを回していきます。


まとめ


今回は問題解決と仮説についてでした。

いかがだったでしょうか?

最後に、今回の記事のまとめです。


1.
問題解決とは、仮説をつくり検証していくプロセス。
仮説とは解決策の 「仮の答え」 。仮説と思い込みは紙一重。仮説は検証されて初めて真実かどうかがわかる。


2.
検証すべき仮説は最も不確かで、かつ仮説が真実だった時のインパクトが大きいもの。
検証仮説の方法を考えながら、その難易度を見極める。検証をして仮説が真実と判断する基準を決め、仮説も数字で定量化する。


3.
プロダクト開発の仮説は以下の五つ。検証プロセスから 「アイデア → 仮説 → 実行 → 検証」 のループを回す。
  • 顧客仮説
  • 問題仮説 (自分たちが解決したいと考える問題)
  • ソリューション仮説
  • 価値仮説
  • 収益モデル仮説

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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最も力を入れているのはニュースレターです。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。