2020/12/25

マーケティングで 「市場の競争環境」 を見極める方法



今回はマーケティングについてです。


この記事でわかること


  • 競争環境を見極める三つの視点
  • 1. 変化の早さ
  • 2. 競合プレイヤーの多さ
  • 3. 競争ルールの多さと複雑さ


この記事で書いているのは、市場の競争環境を見極める方法です。マーケティングの観点から掘り下げています。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。


競争環境を見極める三つの視点


マーケティングで市場の競争環境を見極めるために、次の三つの視点を持っておくといいです。


競争環境を見極める三つの視点
  • 変化の早さ
  • 競合プレイヤーの多さ
  • 競争ルールの多さと複雑さ


ではそれぞれについて順番に見ていきましょう。


[視点 1] 変化の早さ


一つ目は、マーケットのライフサイクルについてです。今の状況がどのステージにいるかを見極めます。

ライフサイクルは大きくは四つで判断をします。


マーケットのライフサイクル
  • 導入期
  • 成長期
  • 成熟期
  • 衰退期


変化が早いほど、外部環境のキャッチアップが重要になります。自分たちが変化に適応するのにスピードが求められます。


[視点 2] 競合プレイヤーの多さ


競争環境を見極める二つ目の視点が競合プレイヤーです。多いほど競争環境は激しくなります。

競合プレイヤーの多さとは、顧客視点に切り替えればどれだけの選択肢があるかです。選択肢とは顧客が何かをしたい・欲しいと思った時の候補の数です。

候補が多いほど自分たちが選ばれるための競争が激しくなります。


[視点 3] 競争ルールの多さと複雑さ


三つ目の競争環境を見極める視点は競争ルールです。

競争ルールは別の表現をすれば制約です。市場において自分たちの勝ちパターンを確立する時に所与として課されるものです。

スポーツでたとえれば、点を相手チームよりも1点でも多く取る目標は様々な球技スポーツに共通します。しかし、サッカーとバスケではルールが異なるので、勝つためにやることは変わってきます。

競争ルールは、競争環境にいる全てのプレイヤーに同様に与えられ、そのルールの中で勝ち筋を見出していきます

競争環境にルールが多く適用する難易度が高ければ、それだけ市場に参入するハードルは高くなります。一度適用できれば自分たちのアドバンテージになります。

なお競争ルールについては、自分たちがルールを変えられないかという視点を持っておくことも大事です。

ビジネスでの競争ルールは絶対的に不変というわけではありません。もし自分たちに有利になるようなルールに書き換えられれば、競争優位につながります。


まとめ


今回はマーケティングでの市場の競争環境を見極める方法をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

最後に今回の記事のまとめです。


競争環境を見極める三つの視点
  • 変化の早さ。変化が早いほど外部環境のキャッチアップが重要。変化への適応にスピードが要求される
  • 競合プレイヤーの多さ。多いほど自分たちが選ばれるための競争が激しい
  • 競争ルールの多さと複雑さ。ルールが多く適用する難易度が高ければ市場に参入するハードルは高くなる。自分たちがルールを変えられないかという視点を持っておくことも大事


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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。