投稿日 2020/12/29

1年を振り返る大切と、振り返る方法 (フレーム) をご紹介



今回は1年の振り返りです。振り返る大切さと方法をご紹介します。


この記事でわかること


  • 振り返りを大切にしている理由
  • おすすめのフレーム (プラスとマイナス)
  • この1年の振り返り (フレームの活用例)
  • 比べる相手は自分


この記事で書いているのは、この2020年の振り返りについてです。

なぜ振り返ることが大切なのかと、後半ではフレームワークを使った振り返りの方法を具体例からご紹介しています。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、1年の振り返りの参考になればうれしいです。


振り返りを大切にしている理由


振り返りの前提にあるのは PDCA です。私は PDCA の考え方と方法を大事にしています。

PDCA の Plan を他のものに置き換えたものも含めて、サイクルを回すように意識しています。ちなみに PDCA の P を入れ替えたものとは、次のようなものです。


PDCA の応用 (P の置き換え)
  • Plan ではなく Prototype (試作品) とする PDCA [試作の検証サイクル]
  • Hypothesis (仮説) にした HDCA [仮説の立案と検証サイクル]
  • Strategy (戦略) にした SDCA [戦略の実行と検証サイクル]
  • Idea に変えた IDCA [アイデア実行と検証サイクル]


いずれも大事にしたいのが、実行のやりっぱなしで終わらず、振り返りをして気づきや学びを得ることです。教訓が PDCA の次の Plan につながります。


比べる相手は自分


具体的な振り返り方法に入る前に、大切にしたいことをもう1つです。

それは、振り返る時に比べる相手です。

比較する対象は、他人ではなく自分です。例えば今回の1年の振り返りであれば、比較する相手は去年の自分と今の自分です。

人はどうしても他人と比較してしまいがちです。しかし他人と比べても劣等感につながったり、表面的な優越感を得るだけで、本質的な学びにはならないと私は考えます。

大事なので繰り返すと比べる相手はあくまで自分自身です。

* * *

ではここからは、本題である1年の振り返りを具体的に見ていきましょう。


振り返りに使うフレーム


振り返る時には始めから詳細に入っていくのではなく、振り返りに使うフレーム (切り口) を決めるといいです。

私が振り返りをする時によく使うフレームは、プラスとマイナスです。以下の4つのうち2つがプラス、残りの2つがマイナスです。


プラスとマイナスからの振り返りフレーム
  • 増やしたこと
  • 新しく始めたこと
  • 減らしたこと
  • 辞めた・なくしたこと


4つに共通するのは、行動に注目しています。1年間でどのような行動がプラスされたか、どんな行動をマイナスにしたかを振り返るようにしています

* * *

では私の例になりますが、このフレームを使って見ていきましょう。


2020年の振り返り [プラス]


プラスとは 「増やしたこと」 と 「新しく始めたこと」 でした。自分のこの1年を振り返った時に、それぞれの主なものは以下になります。


増やしたこと
  • 仕事の幅。コンサルティングの案件がより対応になった (顧客の広がりと案件の数の両方)
  • 毎朝のランニング (厳密には距離は増えていないが、走るスピードが早くなった)
  • 読む本のジャンルが広がった。特に小説をよく読むようになった


新しく始めたこと
  • 法人の設立 (詳細の記事はこちら)
  • ニュースレターの配信
  • 音声配信 (stand.fm, Podcast) や YouTube
  • 働き方 (リモートワーク中心のワークスタイル)
  • ビットコインなどの暗号資産の毎月積立 (正確には以前にやっていたことの再開)


以上が今年2020年のプラスとしての行動です。ではマイナスの振り返りもご紹介します。


2020年の振り返り [マイナス]


減らしたり辞めた行動は、次の通りです。


減らしたこと
  • 外出。オフィス出勤や移動が極端に減った
  • 直接会ってのコミュニケーション (仕事ではメッセージとビデオ会議が中心に)
  • 情報発信のアナリティクス分析 (ビュー数, エンゲージ, フォロワー数を気にしすぎないようにした)


辞めたこと
  • 昼食。以前は1日に2回の食事 (朝食と昼食) だったが、リモートワークで自宅にいるようになってから1回1食の生活が普通になった
  • (厳密には食事回数を 「減らした」 ですが、自分としては 「辞めた」 意識が強いのでこちらに入れました)


2020年の行動を俯瞰すると


ここまでの自分の行動のプラスとマイナスを大きく俯瞰してみると、結局のところ2020年の1年で何が変わったのでしょうか?

一言で言えば、自分のやりたいことに時間をシフトでき、自分がコントロールできている感覚が増えています。マイナスのところでやらないことを実行したからです。

これによって充実感のある1年でした。特に今年の後半にかけておもしろくなっている実感があります。

あらためて見えてきた課題は、やっていることからの価値化です。

価値化とは具体的には一緒に働いている人への、自分の行動からの価値提供です。

仕事に加え、ブログや note 、ニュースレター、音声配信を読んだり聞いていただいている方に役に立ち、意味があったと思ってもらえるものにしたいです。これが2021年の課題です。


まとめ


今回は2020年の振り返りについてでした。

最後に今回の記事のまとめてです。


振り返りを大切にしている理由
  • 前提にあるのは PDCA 。PDCA の考え方と方法を大事にしている
  • 実行のやりっぱなしで終わらず、振り返りをして気づきや学びを得る。教訓から次につなげる


プラスとマイナスからの振り返りフレーム (行動に注目する)
  • 増やしたこと [プラス]
  • 新しく始めたこと [プラス]
  • 減らしたこと [マイナス]
  • 辞めた・なくしたこと [マイナス]


比べる相手は自分
  • 比較する対象を他人にするのではなく自分
  • 1年の振り返りであれば、比較する相手は去年の自分と今の自分
  • 人はどうしても他人と比較してしまいがち。他人比較からは劣等感や表面的な優越感を得るだけで、本質的な学びにはならない


2020年の振り返り
  • 自分のやりたいことに時間をシフトでき、自分がコントロールできている感覚が増えている
  • 課題は相手や世の中への自分の行動からの価値提供


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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。