
今回はビジネスキャリアについてです。
この記事でわかること
- 1年前と自分と比べて驚くような変化をしているか?
- 変化を因数分解する 3C
- 自分の変化に敏感になろう
この記事で書いているのはキャリアについてです。
自分の変化を解像度を高く理解してキャリアをつくっていく考え方をご紹介します。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考になればうれしいです。
1年前の自分と比べた時に
いきなりの質問ですが、1年前の自分が今の自分を見た時に、驚くような変化をしたでしょうか?
私はこの問いかけを意識して時々でも自分に投げかけるようにしています。シンプルに Yes か No かで判断します。
ではここで言っている 「変化」 とは何でしょうか?
自分の変化を客観視するために、因数分解をするといいです。
戦略フレーム 3C での分解
因数分解に使いやすいと思っているフレームが 3C です。
三つの C からで、Customer (顧客) , Competitor (競合) , Company (自社) です。顧客と競合は外部環境、自社は内部環境です。
ではこの三つをキャリアの観点で自分自身の 「変化」 に当てはめてみましょう。
Customer: 顧客
仕事を通して自分が価値を提供する相手を 「顧客」 とみなします。上司や同僚も広く捉えれば顧客になります。
変化とは、一緒に働く人は変わったかどうかと、そして重要なのは今までよりさらに高い価値を 「顧客」 に提供しているかです。
Competitor: 競合
3C での Competitor は競合です。
キャリアの観点で変化を見る時の競合とは、自分がチャレンジしている (してきた) 対象です。新しい挑戦を 「倒す敵」 と見立てます。
Competitor を変化に当てはめれば、過去の自分と比べた時にチャレンジをしたことにより今までよりも深まったか、広がっているかです。
Company: 自社
三つ目の変化は自分自身についてです。
ここまで見てきた一つ目の 「顧客」 と二つ目の 「挑戦」 から、自分の中身の何が変わったかです。
例えば、新しくどんなことができるようになったのか、考え方・大切にしたいこと・新しい習慣で何が変わったかです。
自分の変化に敏感になろう
この記事で最初に書いた質問は 「1年前の自分が今の自分を見た時に、驚くような変化をしたか」 でした。
振り返る時間を1年前だけではなく変えてみるといいです。例えば半年前、3ヶ月前、1ヶ月前といったようにです。
期間を短くなるほど変化は小さくなります。もしかすると一か月前の自分と比べても、一見すると今の自分は何も変わっていないかもしれません。
しかし立ち止まって解像度を高めてみると、自分にしか気づけない新しいチャレンジや失敗からの変化は必ずあります。
変化を見る方法の例として戦略のフレーム 3C をご紹介しました。大事にしたいと思うのは、自分自身の変化に敏感になることです。3C はそのために有効なツールです。
まとめ
今回はビジネスキャリアについてでした。
いかがだったでしょうか?
最後に今回の記事のまとめです。
自分の変化
- 1年前と自分と比べて驚くような変化をしているか?
- シンプルに Yes か No かを判断するようにしている
変化を因数分解する 3C
- Customer: 自分が価値を提供する相手を顧客とし、今までよりさらに高い価値を顧客に提供しているか
- Competitor: 新しい挑戦を 「倒す敵」 と見立てる。チャレンジ内容が今までより深まったか、広がっているか
- Company: 自分の中身の何が変わったか。新しくできるようになったこと、考え方・大切にしたいこと・新しい習慣
自分の変化に敏感になる
- 立ち止まって解像度を高めてみると、自分にしか気づけない新しいチャレンジや失敗からの変化は必ずある
- 解像度を高く自分自身の変化に敏感になろう