投稿日 2021/06/23

データ分析のレポート作成では 「目的」 と 「事実と意見を分ける」 を大切にしよう



今回は仕事でのレポート作成で大切なことです。


この記事でわかること


  • 目的を常に意識する
  • 事実と意見を分ける
  • 意見は何を書けばいい?
  • フレーム 「空雨傘」 に当てはめると?


今回はデータ分析のレポート作成で大切にしたいことです。

2つあり、目的を意識すること、事実と意見を分けることです。

ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。


レポート作成で大切なこと


今回の記事を書きたいと思ったきっかけは、マーケティングリサーチでのレポートからでした。

マーケティングリサーチをより一般化すればデータ分析です。データ分析のレポートを書く時に大事にしたいのは 「目的を意識する」 と 「事実と意見を分ける」 です。


意見の分解


 「事実と意見を分けること」 について、意見はさらに分解ができます。


意見の分解
  • 結論
  • 根拠
  • 示唆
  • 想定
  • 期待
  • 希望


以上の分解をここでは 「意見」 とひとまとめにしていますが、事実と区別することが大事です。

少なくともレポートの書き手の頭の中では事実と意見が分けられていて、レポートの読み手にもどこまでは事実で、どこからがレポート作成者の意見なのかがわかるように書くといいです。

では、意見とは何を書けばいいのでしょうか?


意見の内容


ビジネスでは、「目的に沿った意見を書く」 が正解です。

データ分析とは上位にビジネスの目的があります。この意味でデータ分析は目的を達成するための手段です。意見では目的達成に貢献できる内容を結論や示唆、根拠として書きます。

では目的からの意見の出し方を、身近な具体例に当てはめてみましょう。


空模様を見た後に…


ロジカルシンキングのフレームで、「空 - 雨 - 傘」 はご存知でしょうか?

空雨傘とはそれぞれ、事実、解釈、行動を意味しています。




引用: キャリ ch

空雨傘
  • 空を見上げて空模様を観察する [事実]
  • 今の空模様からこの後は雨が降りそうだと解釈する [解釈]
  • 外出には傘を持っていくと決める [行動]


今回の文脈に当てはめると、空は 「事実」 、雨と傘が 「意見」 です。


目的によって意見は変わる


意見とは、ビジネスでは 「目的に沿って意見は変わる」 でした。

空を見て雨が降りそうだと解釈をし、「傘を持って出かける」 となったのは、前提として目的が 「外出先で雨に濡れないこと」 だからです。

もし目的が 「洗濯物を今日中に乾かすこと」 なら、意見は 「部屋干しにして乾きにくい厚手の服は浴室乾燥機を使う」 です。あるいは目的が 「1日の寒暖差で風邪を引かないようにする (体調管理をしっかりやる) 」 だとしたらどうなるでしょうか?

見る事実は空模様だけではなく、より詳細情報を天気予報アプリやサイトを見て、最低気温と最高気温も見ます。出す意見は、着る服のコーディネート、手袋やマフラーは必要かどうかです。

目的によって選ぶ事実と、事実からの意見は変わるとはこういうことです。


大切なのでもう一度…


データ分析やレポート作成では目的が大事です。

分析前の準備段階から分析中、レポート作成時も常に目的を意識し、目的達成につなげる 「事実と意見を分ける」 です。


まとめ


今回はデータ分析のレポート作成で大切にしたいことでした。

最後にまとめです。


レポート作成で大切なこと
  • 目的を常に意識する
  • 事実と意見を分ける


意見の内容
  • ビジネスでは、「目的に沿った意見を書く」 が正解
  • 意見は目的達成に貢献できる内容を結論・示唆・根拠として書く
  • 意見の元になっている事実も、目的達成につながるものを選ぶ


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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。