今回は 「遊び」 と 「仕事」 の違いを掘り下げます。
✓ この記事でわかること
- 遊びとは何か?
- 仕事と遊びの違い
ぜひ最後まで読んでいただき、働き方やキャリアへ何か少しでも参考になればうれしいです。
記事の背景
この記事を書こうと思ったきっかけは、自分にとって 「遊びとは何か」 を考える機会があったからです。
仕事とは違うし、趣味とも少しニュアンスが異なります。また、子どもの時の遊びと大人になった今の遊びは意味合いが同じではありません。
そもそも 「遊びとは何か」 を言語化したいと思い、この記事を書きました。
遊びとは
私の一言は、遊びとは 「自分が夢中になってやっているもの」 です。
人から言われなくても、ただ純粋に内側からの気持ちが原動力になり取り組んでいることです。そこにある感情は、わくわくする、楽しい、もっと深めたい、好き、達成や満足、一方でどこまでいっても足りない (だから深めたい) です。
とはいえ、遊びをこの捉え方だと仕事と遊びの違いがまだはっきりしないと感じました。
仕事と遊びの違い
仕事にも夢中になって取り組めるものがあります。飲食を忘れ、気づけば 「もうこんな時間か」 と目の前の仕事に没頭していた経験は誰しもありますよね。
では、仕事と遊びでの夢中にはどのような違いがあるのでしょうか?
仕事にあって、遊びにはなくてもよいことは3つです。
✓ 遊びと仕事の違い
- 遊びは価値提供につながらなくて良い
- 儲からなくて良い
- やめてしまって良い
それぞれについて補足しますね。
[遊びの要素 1] 価値提供につながらなくて良い
仕事で問われるのは、自分の成果が相手 (例えばお客さん) や世の中へのどんな価値になっているかです。
一方の遊びは、人のためではなく自分がやりたいから、楽しいからです。誰かの役に立たなくてもよく、世の中への価値提供につながっていなくてもいいのです。
あくまで自分ありきが遊びです。
[遊びの要素 2] 儲からなくて良い
2つ目の違いは儲かるかどうかです。
遊びは稼げるかは関係がなく、採算は度外視です。
しかし、それでいいんですよね。お金という外発的動機づけではなく、遊びは心から自分がやりたいという内発的動機づけからです。
[遊びの要素 3] やめてしまって良い
仕事と比べた遊びの3つ目の特徴は、飽きれば途中でやめてしまって良いことです。
仕事は嫌になったからといって、何でもかんでも放り出すわけにはいかないですよね。もちろん、仕事も時には撤退し逃げていい状況はあります。
しかし遊びと比べると、仕事はすぐにはやめにくく、遊びは飽きればやめてしまって良いです。
まとめ
今回は 「遊び」 について、仕事と比較しながら掘り下げました。
最後にまとめです。
遊びとは
- 遊びとは 「自分が夢中になってやっているもの」
- 人から言われなくても、ただ純粋に内側からの気持ちが原動力になり取り組んでいる
- わくわくする、楽しい、もっと深めたい、好き、達成や満足、一方でどこまでいっても足りない (だから深めたい)
遊びと仕事の違い
- 遊びは価値提供につながらなくて良い
- 儲からなくて良い
- やめてしまって良い