
今回はいただいた質問への回答です。
Web 上ではなく、人と直接会うことの意味合いを掘り下げています。
✓ この記事でわかること
- 直接会うことの意味は?
- 会うことの希少化
- 体験価値の最大化
- これからの営業のやり方
ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。
いただいた質問
質問箱の Peing に質問をいただきました。
質問は 「Web でも会えるのに、直接会うことの意味は?」 です。
直接会うことの意味
最初に結論からで、Web ではなく直接会うことの意味合いは 「会うことの希少化」 と 「体験価値の最大化」 です。
直接会うことが貴重な機会や時間になり、その分だけ会うことの価値がより問われます。Web で済むかもしれないのに、あえて会うことの価値をお互いに得られるかです。
リアルだからこその価値
イメージを膨らませるために、直接会うことの価値を具体例で当てはめてみます。
✓ リアルだからこその価値
- Zoom 飲みではなく、お店で直接あってご飯を食べる。おいしい料理とお酒を堪能し話が弾む
- 好きなアーティストの音楽を Netflix ではとなく、ライブに行ってファンとアーティストと同じ時間を共有する
- Google ストリートビューでも見られるが、直接現地に行き観光し、非日常の世界観を体験する
Zoom, Netflix, Google ストリートビューを使えば、Web でも代わりにできます。確かにこれらは便利です。
しかし、五感 (視覚, 聴覚, 触覚, 味覚, 嗅覚) でのリッチな経験から、体験と感情が記憶に深く刻まれるのはリアルからです。
* * *
営業での体験価値
これと同じことが営業での直接会うことにも当てはまります。
取引先担当者や見込み客と会って、体験価値を最大化できるかです。トータルで直接会っている時間をより充実させ、お互いにとって直接会ってよかったと思えるようにすることが、今まで以上に求められます。
これからの営業のやり方
質問の後半に書かれていた、営業で 「これまでのやり方を変える」 についてです。
会うことの希少性が増し、貴重な時間と機会になるからこそ、会っている相手への体験価値をどう設計するかが問われます。
とはいえ、会っている時間、会う前の準備、後のフォローまででやること自体はコロナ前と本質は変わりません。人対人のコミュニケーションは、昔から今も、これからも基本は同じです。
✓ 営業で大切なこと
- 目の前の相手を人としてリスペクトする
- 相手の話を聴く
- 顧客課題を深く理解し、自分 (たち) が顧客の成功に貢献する
直接会うことが希少化する中で、その時間からどう相手への価値提供につなげるかは営業に限りません。ビジネス全般、そしてプライベートも含めた日常生活に当てはまります。
まとめ
今回は、「Web でも会えるのに、直接会うことの意味は?」 を考えました。
最後にまとめです。
Web ではなく直接会うことの意味
- 意味合いは 「会うことの希少化」 と 「体験価値の最大化」
- リアルからは、五感 (視覚, 聴覚, 触覚, 味覚, 嗅覚) でのリッチな経験が得られ、体験と感情が記憶に深く刻まれる
- 直接会うことが貴重な機会や時間になり、その分だけ会うことの価値がより問われる
これからの営業のやり方
- 会うことの希少性が増し、貴重な時間と機会になるからこそ、会っている相手への体験価値をどう設計するかが大事
- とはいえ、人対人のコミュニケーションは、昔から今も、これからも同じ
営業で大切なこと
- 目の前の相手を人としてリスペクトする
- 相手の話を聴く
- 顧客課題を深く理解し、自分 (たち) が顧客の成功に貢献する