
今回はフリーランスでの働き方についてです。
✓ この記事でわかること
- フリーランスのクライアント案件で報酬ゼロになる状況
- 例えばこんなケース
- 対処方法 (3つ)
- あえて報酬なしでも対応する4つの理由
私は過去に経験があるのですが、フリーランスでのクライアント案件で報酬が支払われない状況で、どう対応すればいいかを書いています。
フリーランスの方だけではなく、会社員の方にも仕事への向き合い方や捉え方の参考になればうれしいです。
報酬ゼロになる状況
私が過去にあった例は、クライアント企業と元々の契約期間をすぎても、参加していたプロジェクトが終わっていなかったケースです。
具体的にはプロジェクトが当初の想定では3ヶ月でした (4月 ~ 6月) 。短期的な案件でしたが、予定よりもプロジェクトの期間が延長して7月に入ってしまいました。自分への報酬は6月分までで、7月は実質で報酬ゼロの状況です。
どうすればいい?
まずはクライアントとの契約書を確認します。
契約には期間と提示する成果物が明記されているので、契約内容と現状を照らし合わせます。契約に従っていないのであれば、新たに追加契約をするか、7月以降はできないと断りの連絡をします。
ただし判断が難しいのは、契約は確かに過ぎているが、求められていた成果を実現したり提示できていない場合です。プロジェクト参加のクライアント案件では期間内に終わらない理由は自分にもあるし、相手 (クライアント) にも原因があったりします。
こういうグレーの状態で、クライアント案件の延長期間にどう対応すればいいかです。
選択肢は?
報酬がゼロになってしまう状況で、どう自分が対応するかは大きくは3つです。
✓ 報酬ゼロになった時の選択肢
- 延長分の仕事を断り、契約を終了する
- 契約を延長し、新たに報酬をもらって残りを対応する
- 報酬なしで続ける
ここから掘り下げたいのは、3つ目の選択肢です。意図を持って報酬がゼロでも続ける場合です。
報酬ゼロでも続ける理由
想定外の状況、例えば今回の例で言えば予想外のプロジェクト延長でたとえ報酬がなくても、私は続けるかどうかの判断軸を持つようにしています。
具体的には次の4つです。
✓ 報酬ゼロでも続ける理由
- 自分が当初求められていた成果 (クライアントへの提供価値) を出し切れていない
- その案件から報酬以外で得られるものがある (例: 他では得難い経験, 専門スキル, クライアントからの信用と信頼)
- クライアントから自分は必要不可欠だと思ってもらえている
- 報酬ゼロでも 「かっこいい自分」 でいられるから
最後の4つ目を補足しますね。
その自分は 「かっこいいか」 という判断基準
これは4つの中で最も主観的な判断軸です。
途中で降りる自分を想像した時に自分のことを 「かっこいい」 と思えなければ、逆に言えば報酬ゼロでもかっこいいと思えば続ける理由になります。
ここで言う 「かっこいい」 とは、あくまで自分自身が自分を見た時にそう思えるかどうかです。他人から見て、例えば異性からそう思われたいというものではないです。
たとえ短期的には報酬なしで赤字案件となり損をしたとしても、かっこいい自分という 「ありたい姿」 でいられるなら報酬ゼロの状態でも続ける判断をします。
まとめ
今回はフリーランスでの仕事の向き合い方についてでした。
最後にまとめです。
フリーランスのクライアント案件で報酬ゼロになる状況
- 過去にあった例は、クライアント企業と元々の契約期間をすぎても参加プロジェクトが終わっていなかった
- 当初の想定では3ヶ月 (4月 ~ 6月) で短期的な案件。自分への報酬は6月分までで、7月は実質で報酬ゼロの状況
報酬ゼロになった時の選択肢
- 延長分の仕事を断り、契約を終了する
- 契約延長をし、新たに報酬をもらって残りを対応する
- 報酬なしで続ける
報酬ゼロでも続ける理由
- 自分が当初求められていた成果 (クライアントへの提供価値) を出し切れていない
- 報酬以外で得られるものがある (例: 得難い経験, 専門スキル, クライアントからの信用と信頼)
- クライアントから自分は必要不可欠だと思ってもらえている
- 報酬ゼロでも 「かっこいい自分」 でいられるから