投稿日 2021/06/28

Google のミッションから学んだ、情報を価値にする方法



今回は情報編集力についてです。情報を価値に変える方法をご紹介しています。


この記事でわかること


  • Google のミッションとビジョン
  • ミッションからの学び
  • 情報を価値に変える方法


ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。


Google のミッション


私が自分のキャリアを振り返った時に、Google で働き、辞めて独立したことはターニングポイントでした。

Google にいて影響を受けたことの1つがミッションです。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。

Our company mission is to organize the world's information and make it universally accessible and useful.


Google のビジョンは?


Google はミッションは対外的に出していますが、ビジョンは公表していません。

ここで言うビジョンとは、自分たちが心から実現したいと思う1枚の未来像です。

私が Google にいた当時から思っていたのは、Google のビジョンとは何かでした。ミッションである 「世界中の情報を整理して使えるようにする」 の先にある、Google が理想として掲げる実現したい世界観です。

あくまで私の解釈ですが、Google が描く理想の世界観は、「誰もが情報にアクセスできることによって、全ての人々が自己実現ができる世の中」 です。情報アクセスへの 「機会の平等」 です。

ただし 「結果の平等」 ではありません。機会の平等であって、情報にアクセスして情報をどう活用するかは個々人に委ねられています。

* * *


情報を価値に変える


以上の私の解釈である Google のビジョンから思うことは、情報アクセスの機会の平等によって誰もが簡単に情報が得られるようになった時に、情報をどう使い価値にするかです。

この課題意識は Google にいた当時から今も変わっていません。

ではどうすればいいかで、ポイントは大きくは2つです。


情報を価値に変えるために
  • インプットとなる情報の取捨選択 (どの情報を捨て、どれを選び使うか)
  • 情報からの自分ならではのアウトプットで価値につなげる


後者について続けますね。


情報から独自のアウトプットへ


もし Google が描くビジョン、情報アクセスへの機会の平等が実現すれば、問われるのは情報をいかに価値に変えられるかです。情報が手に入ること自体は独自化の要因として、これまでと比べて小さくなります。

私が思う情報からのアウトプットのポイントは次の5つです。


情報から独自のアウトプットをする方法
  • 普段から人と違うことをやる
  • 日頃から問題意識や疑問点を持つ
  • 本質まで掘り下げる (表面的な事象だけではなく、背後の構造要因から奥にある本質まで)
  • 見出した本質を活用する (具体と抽象からの横展開)
  • ネガティブケイパビリティを持つ


ネガティブケイパビリティとは


5つ目の最後のネガティブケイパビリティへの補足です。

ネガティブケイパビリティとは 「わからない状態」 や 「答えの出ない状況」 を受け入れて耐える力です。何かができる能力よりも 「できない自分や環境」 を受け止める力です。

情報を価値に変える時も、このネガティブケイパビリティが大事です。

情報へアクセスできる環境が整っていても、それでも 「わからない」 「アウトプットがつくれない」 という状況はあります。その時に、そこであきらめて辞めてしまうのか、それとも暗闇の中で手探り状態でも進もうとするかです。

私は後者でありたいです。情報からの価値転換プロセスでの試行錯誤や七転八倒があるからこそ、自分ならではのアウトプットから価値につなげていけます。


まとめ


今回は情報を価値に変えるためにどうすればいいかでした。

最後にまとめです。


Google のミッションとビジョン
  • ミッションは 「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」
  • Google が描く理想として実現したい世界観 (ビジョン) は、「誰もが情報にアクセスできることによって、全ての人々が自己実現ができる世の中」 で、情報アクセスへの 「機会の平等」 (ビジョンは私の解釈)


情報を価値に変える
  • Google のビジョンから思うことは、誰もが簡単に情報が得られるようになった時に、情報をどう使い価値にするか
  • インプットとなる情報の取捨選択 (どの情報を捨て、どれを選び使うか)
  • 情報からの自分ならではのアウトプットで価値につなげる


情報から独自のアウトプットをする方法
  • 普段から人と違うことをやる
  • 日頃から問題意識や疑問点を持つ
  • 本質まで掘り下げる (表面的な事象だけではなく背後の構造要因から奥にある本質まで)
  • 見出した本質を活用する (具体と抽象からの横展開)
  • ネガティブケイパビリティ (わからない状態を受け入れ耐える力) を持つ


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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。