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今回は、働き方についてです。
- フリーランスで働いてみたい
- でも実際にどんな働き方になるかイメージできない
- フリーランスで働く上で大事にしていることは?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
前職の Google を辞め、個人として独立したことによって、何が変わったかを書いています。
フリーランスで働くにあたって、大事にしたいことは何かを書きたくてブログ記事にしました。もし会社を辞めて、フリーランスで独立を考えているなら、参考になればうれしいです。
記事の内容は、
- 働き方の 5W1H
- 個人で独立し、大事にしていること
- イノベーションをイノベートする
働き方の 5W1H
働くを 5W1H に分けると、以下のようになります。
- Who: 誰と働くか
- Where: どこで
- When: いつ
- What: 何をするか
- Why: 何のために
- How: どうやって
5W1H の組み合わせで、働き方は決まってきます。
会社員であれば、Where は勤務する会社のオフィス、When は9時から18時が基本の就業時間、What は所属する部門や組織における自分の役割があります。
個人で独立し、大事にしていること
Google を辞め、今はフリーでいくつかのスタートアップの事業支援をしています (2018年11月現在) 。
自分の役割は会社によって異なります。
経営や事業戦略のコンサルティングもあれば、プロダクト開発マネジメント、プロジェクトマネジメント、マーケティングやマーケティングリサーチなどの専門支援・アドバイスもあります。
5W1H の視点で、会社を辞めて独立した後の状況を考えると、特に重要度が上がったものがあります。
3つあり、Why, Who, What です。
Why: 何のために
- なぜ自分はその相手 (事業支援先のスタートアップ) を選ぶのか
- 掲げているビジョンに共感しているか。自分ごととして強く実現したいと思えるか
- ビジョンが実現されたら、その世界はより良い社会になっているか
Who: 誰と働くか
- 一緒に働きたいと思える人たちか
- 自分にはないものを持っている人か
- 自分がどうがんばっても、いきなりは勝てないと思える人がどれだけいるか
What: 何をするか
- 自分は何をするか。何をすれば事業支援によって相手に貢献できるか
- 世の中にインパクトを出せるか (社会貢献につながるか)
- イノベーションを起こせるか
イノベーションをイノベートする
What の最後に書いたイノベーションについての補足です。
未来の当たり前
私のイノベーションの定義は、「未来の当たり前を創ること」 です。
未来の当たり前とは、裏を返せば今はまだ当たり前ではないものです。多くの人々は気づいていなかったり、まだ存在すらしていないことです。
先見性のある人には見えているかもしれませんが、ほとんどの人にとっては言われて初めて良いと思えたり、言われても実感できません。
しかし、イノベーションによって創られ、世の中の多くの人に受け入れられれば、それがあって当たり前の状況になります。なかった昔がどうだったかが思い出せないほど、無くてはならない存在になります。典型的なのは、インターネットや携帯電話 (スマホ) です。
イノベーションの機会の平等
自分がやりたいことの一つは、「イノベーションのイノベーション」 です。
今のイノベーションの常識は、イノベーションを起こせるのは一部の天才や企業のみで、偶然性の高いことです。
イノベーション自体をイノベートすることによって、誰でもイノベーションが起こせるような世の中にすることです。イノベーション創発を科学し、人の共感力と創造力を最大限に活かすことによって、イノベーション創発が誰にでもできるようにしたいです。
ちなみに、前職のグーグルのミッション (使命) は、世界中の情報を整理することによって、誰でもその情報を使え有益なものにすることです (Organize the world's information and make it universally accessible and useful. ) 。
整理された情報を誰でも使える状態にするということは、「情報アクセスの機会の平等化」 です。今の自分のミッションとしたいのは 「イノベーション創発の機会の平等化」 です。
まとめ
今回は、フリーランスで働く上で自分が大切にしたい考え方をご紹介しました。
内容のまとめです。
- 自分の働き方を 5W1H で整理してみるとよい
- Who: 誰と働くか
- Where: どこで
- When: いつ
- What: 何をするか
- Why: 何のために
- How: どうやって
- 昨年2018年にGoogle を辞め、今はフリーでいくつかのベンチャー企業の経営や事業支援をしている。役割は会社によって異なる。経営や事業戦略のコンサルティングもあれば、プロダクト開発マネジメント、プロジェクトマネジメント、マーケティングやマーケティングリサーチなどの専門支援・アドバイスもある
- 会社を辞めて独立した後で、特に重要度が上がったものが Why, Who, What の3つ。① Why: なぜ自分はその相手 (事業支援先の会社) を選ぶのか。② Who: 一緒に働きたいと思える人たちか。③ What: 自分は何をするか、相手に貢献でき世の中にインパクトを出せるか
最後に
今回は、働き方を 5W1H から考えました。
あらためて思うのは働くことへの Why があるかです。そして、誰と何をするかの重要性です。
独立して働くにあたり大事にしたいこと
- Why: 何のために
- Who: 誰と働くか
- What: 何をするか