2018/11/21

サーバントリーダーシップの10の特性。スタートアップの事業支援を仕事にするために目指したいリーダー像


Free Image on Pixabay


今回は、リーダーシップについてです。

  • リーダーシップに自信がない…
  • どんなリーダーを目指せばいいかわからない
  • サーバントリーダーシップとは?

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。

正式なリーダーの肩書きがなくても、仕事ではリーダーシップが求められる機会があります。

どういうふうにリーダーシップを発揮すればよいのか、そもそも自分はリーダーには向いていないのではない、そんな相談をよく受けます。

今回はサーバントリーダーシップを取り上げます。ぜひ、自分らしいリーダー像へのヒントにしてみてください。

ブログ記事の内容は、以下です。

  • サーバントリーダーシップ
  • 思ったこと (スタートアップ事業支援の観点で)
  • 提唱者の言葉


サーバントリーダーシップ


サーバントリーダーシップとは、支配型のリーダーとは逆です。


サーバントリーダーとは


サーバーリーダーシップの哲学は、リーダーである人はまず相手に奉仕し、その後に相手を導くというものです。

サーバントリーダーは、奉仕や支援を通じて周囲から信頼を得て、主体的に協力してもらえる状況を作り出します。

参考:サーバントリーダーシップとは?|NPO 法人 日本サーバント・リーダーシップ協会


サーバントリーダーの特性 (10個)


サーバントリーダーに見られる特性は、以下の10個です (参考:サーバントリーダーシップの10の特性|NPO 法人 日本サーバント・リーダーシップ協会) 。


1. 傾聴

  • 相手が望んでいることを聞き出すために、まずは話をしっかり聞き、どうすれば役に立てるかを考える
  • また自分の内なる声に対しても耳を傾ける


2. 共感

  • 相手の立場に立って相手の気持ちを理解する
  • 人は不完全であることを前提に立ち相手をどんな時も受け入れる


3. 癒し

  • 相手の心を無傷の状態にして、本来の力を取り戻させる
  • 組織や集団においては、欠けている力を補い合えるようにする


4. 気づき

  • 鋭敏な知覚により、物事のありのままに見る
  • 自分に対しても相手に対しても気づきを得ることができる
  • 相手に気づきを与えることができる


5. 納得

  • 相手とコンセンサスを得ながら納得を促すことができる
  • 権限に依らず、服従を強要しない


6. 概念化

  • 大きな夢やビジョナリーなコンセプトを持ち、それを相手に伝えることができる


7. 先見力

  • 現在の出来事を過去の出来事と照らし合わせ、そこから直感的に将来の出来事を予想できる。


8. 執事役

  • 自分が利益を得ることよりも、相手に利益を与えることに喜びを感じる。一歩引くことを心得ている


9. 人々の成長への関与

  • 仲間の成長を促すことに深くコミットしている
  • 一人ひとりが秘めている力や価値に気づいている


10. コミュニティづくり

  • 愛情と癒しで満ちていて、人々が大きく成長できるコミュニティを創り出す


思ったこと


サーバントリーダーシップの10個の特性を見て思ったことは、自分のこれからの働き方で目指したい姿だということです。

今年の私のハイライトの1つは、前職で5年5ヶ月勤めた Google を退職し、フリーランスとして独立したことです。

やっている仕事は、いくつかのスタートアップの事業支援です。内容は色々です。会社によって異なり、経営や事業戦略のコンサルティングもあれば、プロダクト開発マネジメント、プロジェクトマネジメント、マーケティングやマーケティングリサーチなどの専門支援・アドバイスもあります。

サーバントリーダーシップに共感したのは、理想とするビジョンを描きビジョンドリブンで、人や企業を支援したいと自分が思っているからです。

フリーランスになって自分が何をしたいかを考えた時に、自分がこれだと思ったスタートアップの事業支援を仕事にしたいと思いました。基準は、以下でした。

  • Why: 掲げるビジョンに心から共感し、自分ごと化できるかどうか
  • Who: 一緒に働きたいと思える魅力的な人たちがいるか
  • What: 事業アイデアや想定しているビジネスモデルが社会を変えるほどの可能性があると思えるかどうか

サーバントリーダーシップを理解し、10個の特性を実践すればスタートアップの事業支援によりコミットできると思えました。


提唱者の言葉


今回は、サーバントリーダーシップをご紹介しました。

最後に、サーバントリーダーシップの提唱者であるロバート・K・グリーンリーフ (1904-1990) の言葉で、印象的だったものです。

サーバント・リーダーはまずサーバントである。それは生まれながらに持つ奉仕したい感情であり、奉仕が第一である。そして意識的に選択してリードしたいと思うようになるのだ。

(引用:サーバントリーダーシップの提唱者について|NPO 法人 日本サーバント・リーダーシップ協会)

人は仕事のために存在すると同様に仕事は人のために存在する。

夢を持たなければ何も起こらない。何か偉大なことがおきるには、そこに夢がなければならない。偉大なことの背景には偉大な夢をもった夢見る人がいる。

夢見る人より、それを夢に終わらせず 実際に起こすことも必要だが、まず夢ありきである。

(引用:サーバントリーダーシップの提唱者について|NPO 法人 日本サーバント・リーダーシップ協会)


まとめ


今回は、サーバントリーダーシップを取り上げました。

最後に今回の記事のまとめです。

  • サーバーリーダーシップの考え方は、リーダーである人はまず相手に奉仕し、その後に相手を導くというもの。支配型リーダーとは逆

  • サーバントリーダーシップの10の特性は、傾聴、共感、癒し、気づき、納得、概念化、先見力、執事役、人々の成長への関与、コミュニティづくり

  • サーバントリーダーシップの10個の特性を見て思ったことは、自分のこれからの働き方で目指したい姿。考え方に共感したのは、理想とするビジョンを描きビジョンドリブンで人や企業を支援したいと、自分が思っているから

最新記事 (毎日更新中)

書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。