2019/09/14

ものごとの本質を理解するために、意識するとよい5つのポイント




今回は、情報の接し方、見方についてです。

  • 表面的な理解で止まってしまう…
  • ものごとの本質をどうやって見極めればいい?
  • 5つのポイントから本質を知る方法

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、仕事などで情報やデータを見る時に、何を意識するとよいかです。

ものごとの本質を知るために、5つのポイントに絞って情報を見る方法をご紹介します。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事での参考にしてみてください。


本質までの三階層


ものごとの理解を表面的なことだけを見ていては、本質の理解にまで行き着きません。

では表面の事象の奥には、何があるのでしょうか?

私は本質までには、3つの階層があると考えフレームとして意識しています。


ものごとの三階層
  • 表面的な 「事象」
  • 背後にある 「構造 (メカニズムやストーリー) 」
  • さらに奥にある 「本質」


表層的な事象だけで終わらず、目には見えない背後のどこまで掘り下げられるかです。

事象を起こしてた構造要因を理解し、さらにその奥にある本質まで見極められるかが、ものごとを深く理解するためには大切です。


本質理解に意識するとよいこと


それでは、ものごとを深く理解する、本質を理解するために、何を心がけるとよいでしょうか?

情報を見る時に意識するとよいことを整理してみると、次の5つがあります。


情報を見る時に意識すること
  • 本質は何か
  • ものごとには必ず前提がある
  • 違う視点
  • 色メガネをかけている
  • この情報は何に使えるか


以下、5つそれぞれについてご説明します。


[意識すること 1] 本質は何か


言葉にすると当たり前に見えますが、本質を理解するためには 「本質は何か」 と意識して情報に当たっていくことが大事です。

最初に書いたように、事象の奥に本質は隠れています。本質を見極めるためには、常に 「本質は何か」 と自分に言い聞かせるように意識して見ていくといいです。

本質は何かを考えることによって、「要するにどういうことか」 「抽象化すると何が言えるか」 の問いにも答えることができます。


[意識すること 2] ものごとには必ず前提がある


本質は何かを意識することとセットで、「ものごとには必ず前提がある」 という姿勢で臨みます。

今見ている事象、情報の前提は何かを、いつも意識しておくのです。

例えば、この事象はどういう環境や状況で起こったことなのか、得られた情報は誰からのものなのかです。一次情報なのか二次情報なのか、どこまでがファクトで、どこからが意見や評価、予想なのかです。

前提を理解した上で、情報を見ていきます。


[意識すること 3] 違う視点


ものごとや情報の評価を一面だけで語らないようにします。

一面だけを切り取って理解したつもりになるのは危ういです。ものごとには二面性、場合によっては多面性があり、今の視点とは違う視点ではどう見えるかを意識します。

逆の視点や立場の具体例は、次のようなものがあります。


ものごとの二面性
  • メリットとデメリット
  • 強みと弱み
  • 売り手と買い手
  • 楽観と悲観
  • 短期と長期


[意識すること 4] 色メガネをかけている


自分自身で気づいていなくても、人は何かしらのバイアスにかかっています。情報の解釈は、自分に都合のよいような見方をしがちです。

意識したいのは、自分は常に何かしらの色メガネをかけていることです。

全くの中立で、無意識のレベルでのバイアスを取り除くことはできません。自分の立場があるので、そこから見てしまうのは自然なことです。しかし、時にはそれがバイアスをつくり、情報からの判断を見誤ります。

なるべく防ぐためには、自分は何らかの色メガネをかけていると自覚することです。その上で先ほど書いたような二面性や違う視点ではどう見えるかを意識するとよいです。


[意識すること 5] この情報は何に使えるか


情報を見るとはインプットです。

インプットをしながら、同時にアウトプットを考えるとよいです。

具体的には、「この情報は何に使えるか」 「横展開できないか」 「他の何かと組み合わせられないか」 です。

インプットと同時に、あるいはインプットの前からアウトプットを考えておきます。アウトプットが前提でインプットをすると、理解の深さと早さが違ってきます。


まとめ


今回は、ものごとの本質を理解するために、何を意識しながら情報を見ればよいかを解説しました。

最後に今回の記事のまとめです。



ものごとの本質までには3つの階層がある。
  • 表面的な 「事象」
  • 背後にある 「構造 (メカニズムやストーリー) 」
  • さらに奥にある 「本質」


表層的な事象だけで終わらず、目には見えない背後をどこまで掘り下げられるか。事象を起こしてた構造要因を理解し、さらにその奥にある本質まで見極められるか。ものごとを深く理解するためには大切なこと。


本質の理解のために意識するとよいこと
  • 本質は何か
  • ものごとには必ず前提がある
  • 違う視点 (一面だけで語らず表と裏など二面を見る)
  • 色メガネをかけている (無意識にもバイアスがある)
  • この情報は何に使えるか (アウトプットを考える)

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書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。