2019/09/12

仕事用バッグの買いものを例に、マーケティング力を高める方法をご紹介




今回は、買いものプロセスとマーケティングについてです。

  • 買いものを振り返ることのメリットとは?
  • 自分の買いものからマーケティング力を高める方法

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、自分自身のニーズを言語化する方法、そして、自分の買いものプロセスを振り返ることによるマーケティング力の高め方です。

記事では、具体的な買いものを例に、解説しています。

マーケティングの考え方や見方は、ビジネスで汎用的に使えるスキルです。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事での参考にしてみてください。


買いものを振り返る意味


最近、仕事に使うバッグを新しく買いました。今までと同じ様にリュックタイプのバッグです。

買った後に、バッグを選んだ自分の決め方、判断基準をあらためて振り返ってみました。

自分の買いものプロセスを振り返り言語化することによって、自分のニーズに気づくことができます。自分という1人の消費者を通して、マーケティング力を鍛えるトレーニングになります。


バッグを使う目的


自分自身の理解になったのは、具体的には目的とニーズについてです。

仕事用のバッグを使う目的とは、快適な移動時間にすることです。

自分にとって仕事への移動中の快適さとは、具体的には以下のことです。「機能」 と 「サイズ・見た目」 の2つに分かれます。


機能
  • 持ち運びに必要な物をしまいやすく、中でかさばらない
  • 必要な物がすぐに取り出せる

サイズ・見た目
  • なるべく軽い (肩への負担の最小化)
  • 大きくなく、スペースを取らない
  • 見た目のデザインが気に入り、バッグを好きでいられること


以上が満たされていると、バッグを使うという視点で快適な移動時間になります。


バッグを選んだ判断軸


仕事用にバッグを使う目的から、自分自身がどうやってバッグを選んだかの基準を言語化してみました。

優先度の高い判断軸は以下です。


優先度の高い判断軸
  • 直感的にパッと見てデザインが気に入ること
  • 重さは 1kg 未満。できれば 750g 以下
  • キンドルやスマホがすぐに取り出せる
  • 内ポケットに財布とパソコン用電源アダプターが入る


一方で、優先度の低い判断基準は次のものです (捨てた判断軸) 。


優先度の低い判断軸 (捨てたこと)
  • 必要以上の内ポケットや収納スペース
  • USB 充電ケーブルが通る穴 (移動中に充電はしないので)
  • 口コミ・レビューの高さ・内容
  • 有名なメーカーかどうか


自分のニーズの言語化 (マーケティング力の鍛え方)


今回の買いものを振り返ってあらためて気づくのは、自分のことであっても物に対してどんなニーズがあるかは全てが言語化されていないことです。

何に優先度が高く、どんなことは優先度が低いのかは、後から整理してみて知ることができました。

マーケティングで大事なのは、
  • 消費者がどんなニーズを持っているか
  • 本人もニーズだと気づいていない潜在的な不満や感情
  • そうと気付かされれば人を動かすような心の奥にあるインサイトは何か
を理解することです。

自分の買いもので、どうやって選んだかを振り返ることによって、自分自身が持つニーズや奥にある気持ちを知ることができます。このプロセスを通して、マーケティング力を高めることができるのです。

今回のバッグの買いものでやったように、具体的な利用シーンから選ぶ基準を見つけることができます。

仕事用のバッグであれば、以下の視点で利用シーンから考えました。


具体的な利用シーンから理解する
  • 何を入れて持ち運んでいるか
  • 具体的な TPO で、どう使っているか
  • 何に不満を感じているか


以上の自分のファクトから、どういうバッグであればよいかを整理していくと、バッグに自分が求めているニーズがわかり、選ぶ判断軸を言語化できます。

普段の何気ない買いものであっても、このプロセスをやっておけばマーケティング力を高める良いトレーニングになります。


まとめ


今回は、買いものを振り返ることによって、自分のマーケティング力を高める方法をご紹介しました。

最後に今回の記事のまとめです。



自分の買いものプロセスを振り返り言語化することによって、自分のニーズや奥にある気持ちをあらてめて気づくことができる。自分という1人の消費者を通して、マーケティング力を鍛えるトレーニングになる。


マーケティングで大事なのは、
  • 消費者がどんなニーズを持っているか
  • 本人もニーズだと気づいていない潜在的な不満や感情
  • そうと気付かされれば人を動かすような心の奥にあるインサイトは何か
を理解すること。


これらは、TPO からの具体的な利用シーンから深掘りしていくと見えてくる。
具体的な利用シーンから理解する。
  • 何を入れて持ち運んでいるか
  • 具体的な TPO で、どう使っているか
  • 何に不満を感じているか

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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。