
今回は、ビジネスキャリアについてです。
- 仕事と作業の違いとは?
- 「仕事 + ○○ = ???」 で考えるキャリアへのヒントとは?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、仕事をどう捉えるかの考え方です。
最初に、仕事と作業の違いは何かをご説明し、記事の後半では 「仕事 + ○○ = ???」 を5つご紹介しています。
式の 「○○」 に当てはめるものを変えると、仕事はどんな意味合いを持つかを解説します。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事やキャリアへの参考にしてみてください。
仕事と作業の違い
いきなりですが、もし 「仕事と作業の違いは何か」 と聞かれれば、何と答えるでしょうか?
私の考えは、仕事と作業の関係はシンプルに次のように表されます。
作業 + 意味合い = 仕事
全ての仕事は何らかの作業です。しかし、作業であることが、自分にとってどんな意味を持つかを見い出した時に仕事になります。
意味合いとは例えば、背景や目的です。作業の裏側や奥にある情報、文脈が加われば作業は仕事になるのです。
文脈があるかどうか、そして、どう捉えるかによって、同じ作業でも人によって作業のまま終わることもあれば、嫌々にやる仕事にもなり、あるいは、主体的に取り組む仕事になります。
仕事 + ○○ = ???
さらに進めて、仕事に 「何か」 を足せば、どうなるかを考えてみます。
ここでは、「仕事 + ○○ = ???」 を5つご紹介します。
5つの 「仕事 + ○○ = ???」
- 仕事 + 夢中
- 仕事 + 志
- 仕事 + 当事者意識
- 仕事 + 学び
- 仕事 + 自己肯定
それぞれは、何になるのでしょうか?
以下、順番に解説していきます。
1. 仕事 + 夢中
仕事に夢中を加えると、何になるでしょうか?
仕事 + 夢中 = 天職
食事や寝る間も惜しむような、気づけば時間を忘れるくらい夢中になっている仕事は、自分にとっての天職です。
夢中になるとは、ただ自然や宇宙の法則に自分が身を委ねているような、気づいたらそうなっていた状態です。普段よりも高い集中ができています。
自分が夢中になったことがある仕事が理解できれば、自分にとっての天職につながります。
2. 仕事 + 志
次は、仕事に 「志」 を加えたものです。志を信念に変えてもいいです。
仕事 + 志 = ミッション
自分の使命と思えるような、心から成し遂げたいことを仕事を通してやることがミッションです。
企業に当てはめれば、「ミッション = 事業 + 志」 になります。
3. 仕事 + 当事者意識
仕事に当事者意識が加わると、どうなるでしょうか?
仕事 + 当事者意識 = 責任
この仕事は自分がなんとしてもやり切ると覚悟を持った時に、仕事への責任感ができます。
誰かがやるだろうという他人事の姿勢では、仕事への責任感は生まれません。当事者意識の有無、そして、どれだけ強い当事者意識を仕事に持っているかは、肩書や立場ではなく一人のビジネスパーソンとしてあらためて考えたいことです。
4. 仕事 + 学び
4つ目です。仕事に学びがあれば、どうなるでしょうか?
仕事 + 学び = 成長
仕事を通して経験をため、そこから学びが得られれば成長につながります。
学びは特に失敗から多くを得ることができます。失敗や苦しみを乗り越え、その過程での学びによって人は成長していきます。
5. 仕事 + 自己肯定
最後の5つ目は、仕事に自己肯定を加えたものです。自己肯定感があれば、仕事から何が得られるでしょうか?
仕事 + 自己肯定 = 自信
仕事での成功体験、そこからの自己肯定感が生まれれば自信につながります。
自己肯定は、自分で自分を認めたり褒めることによって、あるいは、上司や顧客などの他者からの承認、褒められたり感謝を伝えられれば高まります。
他人の評価も重要ですが、自分のものさしで自己肯定感を強く持ち自信にしたいです。
まとめ
今回は、仕事の意味合いについて書きました。仕事と作業の違い、そこから発展させて5つの 「仕事 + ○○ = ???」 を取り上げました。
最後に今回の記事のまとめです。
仕事と作業の違いは、「作業 + 意味合い = 仕事」 。
全ての仕事は何らかの作業。しかし意味合い (例: 背景や目的) という文脈が加われば作業は仕事になる。同じ作業でも人によって作業のまま終わり、嫌々にやる仕事にもなることもあれば、主体的に取り組む仕事にもなる。
5つの 「仕事 + ○○ = ???」
- 仕事 + 夢中 = 天職
- 仕事 + 志 = ミッション
- 仕事 + 当事者意識 = 責任
- 仕事 + 学び = 成長
- 仕事 + 自己肯定 = 自信