2019/09/25

戦略的なお金の使い方を、戦略の本質から考える




今回は、お金の使い方についてです。

  • 戦略の本質は何か?
  • 戦略的なお金の使い方とは?
  • 筋の良い戦略かどうかの3つの判断軸とは?

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、好きなことや自分への投資につながるお金の使い方です。

戦略とは何かを解説し、戦略的なお金の使い方について書いています。

戦略的なものの見方や考え方は、ビジネス全般に使えるスキルです。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、プライベートだけではなく仕事でも参考にしてみてください。


戦略とは何か


最初に、戦略についてです。

いきなりですが、戦略と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?戦略とは何でしょうか?

私の一言の定義は、戦略は 「目的を達成するためのリソース配分の指針」 です。

リソースとは、企業であれば人員・お金・時間です。これらのリソースの投下として、目的を実現するための 「やること」 と 「やらないこと」 を決めます。

戦略は上位に目的があって初めて成立します。

目的に照らし合わせて、何にリソースを使うか、何に使わないかであり、重要なのは後者の 「何を捨てるか」 です。戦略の肝であり本質は 「やらないこと」 にあります。


お金を使う判断基準


では、戦略を立てるにあたって、「やること」 と 「やらないこと」 の取捨選択をどのように決めると良いのでしょうか?

唯一の正解はありませんが、ここではお金の使い方を例に考えてみます (飲食や住居、光熱・通信費などの生活必需項目を除いた自分が自由に使えるお金の使い道です) 。

私の判断基準は2つあります。


お金を使う判断基準
  • 自分の好きなこと
  • 投資になるもの


2つ目の 「投資になるもの」 とは、株式や投資信託のことというよりは、例えば自分の知識や経験、健康につながることです。具体的には、本がそうですし、自分の身体に良いと思った食品で、自分が好きだと感じる食べ物は躊躇せずに買っています。

また、一見すると消費や浪費に見えても、そこから何かしらの学びがあれば投資だと捉えるようにしています。

このように、自分が好きで、かつ今と将来につながるという基準を満たせば、単なる浪費や消費ではないお金の使い方になると考えます。


良い戦略を見極める判断軸


お金を使う判断基準をご紹介したので、戦略の判断軸をもう少し一般化してみます。

筋の良い戦略かどうかを見極めるために、次の3つから見ていきます。


良い戦略を見極める判断軸
  • 「やらないこと」 が明確
  • 一貫性と具体性
  • ワクワクする・自分たちもできると思える


[判断軸 1] 「やらないこと」 が明確


1つ目の 「やらないこと」 が明確は、戦略の肝に当たるものです。

考えられる全てをやるというのは、戦略ではありません。何を捨てるのかが明確になってこそ、やることにリソースを集中投下できるのです。


[判断軸 2] 一貫性と具体性


2つ目は一貫性と具体性です。

一貫性は目的から戦略、戦略と戦術 (具体的なアクションプラン) においてです。

具体性とは、戦略の中身が机上の論理で終わっておらず実行する現場で 「やること」 と 「やらないこと」 の具体的な指針になっているかです。


[判断軸 3] ワクワクする・自分たちもできると思える


3つ目のワクワクする・自分たちもできると思えるとは、戦略の中身を聞いて魅力的だと思えるか、ワクワクした気持ちになれるかです。

そして、実現可能だと思えることも大事です。戦略の内容が自分たちもできると思えることが、戦略を他人事ではなく自分ごとにするポイントになります。


3つの判断軸を 「お金を使う」 に落とし込むと


良い戦略を見極める3つの判断軸を、お金を使うことに当てはめてみます。

1つ目の 「やらないこと」 が明確かは、何にはお金を使わないかのルールです。

例えば、自分が好きではないのに、まわりに合わせて使ってしまう、ついストレス発散のためにお金を使っていることは 「やらないこと」 に振り分けるといいでしょう。

2つ目の 「一貫性と具体性」 は、お金の使い道が、自分の価値観や目的に沿っているかです。価値観が具体的な自分の言葉になっていると、お金を使うかどうかの判断にしやすいです。

3つ目は、お金の使い方のベースに 「自分が好きなこと」 があるかです。1つ目の 「やらないこと」 が明確になっていて、実際にお金を使わないからこそ、使うときはしっかりとお金を使います。

自分の好きなことで、自分や他人への投資になるものには、躊躇せずお金を使うのです。


まとめ


今回は、戦略的なお金の使い方を書きました。

最後に今回の記事のまとめです。



戦略は 「目的を達成するためのリソース配分の指針」 。戦略の上位に目的がある。目的を達成するために、何にリソースを使うか、何に使わないかであり、重要なのは 「何を捨てるか」 。戦略の肝であり本質は 「やらないこと」 にある。


良い戦略を見極める判断軸
  • 「やらないこと」 が明確
  • 一貫性と具体性
  • ワクワクする・自分たちもできると思える


3つの判断軸を 「お金を使う」 に落とし込むと、
  • 何にはお金を使わないか (やらないこと) のルールがある
  • お金の使い道が自分の価値観や目的に沿っている (一貫性) 。価値観が自分の言葉になっていると、お金を使うかどうかの判断にしやすい (具体性)
  • お金の使い方のベースに 「自分が好きなこと」 がある。自分の好きなことで自分や他人への投資になるものには躊躇せずお金を使う

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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。