投稿日 2019/12/16

フリーランスで新しく仕事が入るのはどんな時?これまでの働き方を振り返る




今回は、フリーランスでの仕事についてです。

  • フリーランスでは、どういうふうに仕事が入る?
  • 新しい仕事を獲得するために、普段からやっておくといいこと

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、フリーランスでの働き方で、特に仕事の入り方です。

どういう条件で新しい仕事が入りやすいかをまとめています。

フリーランスではない方にも、仕事への向き合いや準備に参考になると思います。ぜひ記事を最後まで読んでみてください。


仕事が入る条件


フリーランスをやっていて、新しい仕事が入るのはどういう状況でしょうか?

会社を辞めて独立してあらためて振り返ってみると、いくつかの条件があることに気づきました。

具体的には、次の4つです。


新しい仕事が入る条件
  • 信頼がベースになっている
  • 問題が顕在化している
  • 解決策がわからない
  • 切迫感がある


以下、それぞれについての説明と、普段からどうしておけば仕事が入りやすい状況にできるかを解説します。


[条件 1] 信頼がベースになっている


条件の1つ目は信頼です。

相手が自分を信頼しているかが、仕事へのベースになっています。

信頼を掘り下げると、2つに分解ができます。


2つの信頼
  • 人としての信頼
  • 専門性への信頼


人間性への信頼と、スキルや知見などの専門性への信頼です。

新しい仕事になる時に、相談や依頼の時点で初対面の方もいます。ただし、直接は会ったことがなくても、ブログや note 、ツイッターを普段から見ていてくれていて、ある程度でこちらのことを理解した上で連絡をもらいます。


普段からやっておくといいこと


普段からどれだけ自分の認知や信頼を積み重ねているかが、仕事が入るかどうかにもつながります。

他には、先ほども触れたように自分は何者か、何をしたいか・できるかの発信をしておくといいです。私の場合は、ブログと note 、ツイッター、インスタを使っています。


[条件 2] 問題が顕在化している


2つ目の条件は、相手が問題を抱えていることです。解決しなければいけない問題がある状況です。

ただし、相手が問題だと思っていることが問題の本質ではない場合があります。

相談や仕事の依頼をしてくれる人の話には耳を傾けて理解すると同時に、健全な批判的視点で問題の本質は何かを見極めます。


普段からやっておくといいこと


普段から意識しておくとよいのは、問題の掘り下げです。

何かが起こった時の事象から、背後にある構造はどうなっているか、そしてさらに奥にある問題の本質は何かを考えます。

他には、1つだけではなく多面的な視点から、視野を広げる、視座を高めるのも有効です。


[条件 3] 解決策がわからない


3つ目の条件は解決策です。

問題は顕在化しているものの、どう解決していいかは見えていない状況です。

自分が期待されているのは、問題解決です。しかし、先ほどの2つ目の条件で書いたように、問題設定もセットになることが多いです。

また、単に解決策だけではなく、目指す姿・ありたい姿、つくりたい世界観などのビジョンについても考えるところから一緒にできると、価値を出せます。


普段からやっておくといいこと


問題を掘り下げる時にセットで、課題と実行プランも考えるといいです。

課題とは問題を解決するためにやることの方針です。課題を具体的に落とし込んだものが実行プランです。問題に対して、自分ならどう解決するかを考える癖をつけておくと、問題解決力が磨かれます。


[条件 4] 切迫感がある


4つ目の条件は、困っている度合いです。

期限が迫っているなどの急ぎの状況であると、相談や依頼から仕事が前に進みやすいやすいです。

スケジュールが明確ではない場合は、中間点としてのマイルストーンと期日の設定を提案すると、スケジュール感が現実的になり、仕事になるかどうかの現実性が高まります。


普段からやっておくといいこと


自分のスケジュール管理で、曖昧な状況を放置しないことを普段からやっておくといいです。

スケジュールがざっくりとしすぎている場合は、分解をしてマイルストーンを設定します。何をいつまでにの意識を持てるのと、適切なスケジュールの粒度であれば、スケジュールの変更や調整もしやすくなります。


まとめ


今回は、フリーランスの仕事についてでした。

最後に今回の記事のまとめです。



新しい仕事が入る条件
  • 信頼がベースになっている
  • 問題が顕在化している
  • 解決策がわからない
  • 切迫感がある


[条件 1] 信頼がベースになっている
信頼には、人間性への信頼と、スキルや知見などの専門性への信頼がある。
普段から自分の認知や信頼を積み重ねておく。ブログと note 、ツイッターで、自分は何者か、何をしたいか・できるかの発信をしておくといい。


[条件 2] 問題が顕在化している
相手が問題を抱えている。ただし、相手が問題だと思っていることが問題の本質ではない場合もあり、問題の本質は何かを見極める。
普段から、事象の背後にある構造はどうなっているか、そしてさらに奥にある問題の本質は何かを考える


[条件 3] 解決策がわからない
普段から問題に対して、自分ならどう解決するかを考える癖をつけておく。
問題解決を期待されるが、問題設定もセットになることが多い。


[条件 4] 切迫感がある
期限が迫っているなどの急ぎの状況であると、相談や依頼から仕事が前に進みやすいやすい。スケジュールが明確ではない場合は、マイルストーンと期日の設定を提案する。
自分のスケジュール管理で、分解をしてマイルストーンを設定する。何をいつまでにの意識を持っておくとよい。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。