
今回は、リーダーシップを取り上げます。
- リーダのタイプ別のマトリクスとは?
- どんなリーダーが望ましい?
- リーダーに必要な5つの能力とは?
こんな疑問に答える内容を書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、リーダーシップです。
リーダーのタイプを四象限で分類し、どんなリーダーシップがあるかを掘り下げています。
記事の後半では、リーダーに求められる能力を書いています。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。
リーダーのタイプ
いきなりですが、リーダーと聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?
リーダーシップのスタイルは様々で、唯一の正解があるわけではありません。
リーダーのタイプを分類してみると、例えば次のようになります。

右上から時計回りに、4つそれぞれを補足します。
ビジョン先導型
- 権力や権威ではなくビジョンや目的でリーダーシップを取る
- 自ら先頭に立ち引っ張っていく
- メンバーにかける声は 「一緒に行こう」
信任支援型
- 権力や権威ではなくビジョンや目的でリーダーシップを取る
- リーダーは後方や下からメンバーを支援する
- メンバーにかける声は 「任せるから行ってほしい」
権威誇示型
- 権力や権威という見える力でリーダーシップを取る
- リーダーは後方からメンバーを鼓舞する
- メンバーにかける声は 「行ってこい」
権威先導型
- 権力や権威という見える力でリーダーシップを取る
- 自分が先頭に立ち引っ張っていく
- メンバーにかける声は 「付いて来い」
望ましいリーダーシップ
4つのタイプを俯瞰した時に、ここ最近の傾向は右側のタイプが好まれています。
権威やパワーを振りかざすよりも、目指すビジョンや目的でリーダーシップを発揮するスタイルです。マトリクスのようにタイプは2つに分かれ、リーダー自身が先頭に立つ先導型と、後方からメンバーを支えフォローする支援型です。
ただし、状況によっては左側の 「目に見える力」 を使ったリーダーシップが有効です。
具体的には平常時ではない緊急時です。
リーダーがトップダウンで迅速に決め、わかりやすいもの (権威などの見えやすい力) でメンバーを統率します。
まとめると、望ましいリーダーシップとは、環境や状況、フォロワーの特性に応じて意図的に変えることです。
リーダーに必要な能力
もう少しリーダーシップについて掘り下げていきます。
リーダーに必要な能力には、何があるでしょうか?
私が思うリーダーに必要なことは、5つです。構想力、決断力、意志力、実現力、人間力です。
リーダーに必要な能力
- 構想力:心から実現したい未来 (ビジョン) を描く力
- 決断力:リーダーにしかできない判断ができる。時には冷徹に決断をする
- 意志力:困難を乗り越え、実現したい未来に向かってやり抜く力
- 実現力:ビジョンで描いた未来を実現する力
- 人間力:付いていきたいと思える人間的な魅力。人間的な深み、尊敬、憧れ
まとめ
今回は、リーダーシップについてでした。
いかがだったでしょうか?普段のお仕事やキャリアへの参考になればうれしいです。
最後に今回の記事のまとめです。
リーダーのタイプをマトリクスで分類

望ましいリーダーシップとは、環境や状況、フォロワーの特性に応じて意図的に変えること。
通常時は右側のタイプが好まれる。緊急時には、リーダーがトップダウンで迅速に決め、わかりやすいもの (権威などの見えやすい力) でメンバーを統率する。
リーダーに必要な能力
- 構想力:心から実現したい未来 (ビジョン) を描く力
- 決断力:リーダーにしかできない判断ができる。時には冷徹に決断をする
- 意志力:困難を乗り越え、実現したい未来に向かってやり抜く力
- 実現力:ビジョンで描いた未来を実現する力
- 人間力:付いていきたいと思える人間的な魅力。人間的な深み、尊敬、憧れ