今回はニュースレターについてです。
✓ この記事でわかること
- レターとブログの違い
- 購読者のレター反応の高さと早さ
- 課題はレターならではの価値提供の持続
この記事で書いているのは、始めて3ヶ月くらいになるニュースレターについて、配信側になって思ったことです。
3つのポイントからご紹介します。ぜひ最後まで読んでいただき、コンテンツ作成や情報発信での何か参考になればうれしいです。
ニュースレターを3ヶ月続けてみて
theLetter というサービスでニュースレターをやっています。
登録いただいた購読者へのレター配信をはじめて3ヶ月ちょっとが経ちました。
やってみての気づきや思ったことは、次の3つです。
✓ ニュースレターを3ヶ月続けてみて思ったこと
- レターとブログの違い (購読者の皆さんとの距離感)
- 購読者のレターへの反応
- レターならではの価値提供の持続 (今後の課題)
では、それぞれについて順番にご説明しますね。
[レターの所感 1] レターとブログの違い
レターをやってみてすぐに気づいたのが、レターとブログや note との違いです。読者との距離感が違うと感じました。
違いを説明するためにお店をメタファーにしてみます。
ブログはお店にお客さんのほうから足を運んで来ていただくイメージです。実際は、例えば SNS でお知らせをしてリンクから訪問してくます。
一方のニュースレターは、来店ではなくお客さんの自宅への配達です。私のレターの頻度は週に1回なので、毎週の定期購入です。こちらから直接自宅へ届けるのがレターです。
お客さんは注文ではなく届いて初めて中身がわかります。SNS で事前にレター内容の告知もしていますが、購読者の皆さん全員が見ているわけではありません。
ブログや note は店に来てもらう、レターはこちらから行くという違いが、この後に見ていく反応やレザーならではの提供価値につながります (所感の3つ目) 。
[レターの所感 2] 購読者のレターへの反応
使っているサービスの theLetter では、毎回のレターごとに管理画面で開封率の数字が分かります。
ここまで3か月続けて感じるのはレターの反応の良さです。
ブログや note はの PV がフォロワーの数に対してどれだけ多くの方に読まれるかの反応と、レターの開封率を比べると、明らかにレターの方がいいです。
この要因はなぜかを考えると、レターがメールとして直接相手に送られるからです。
配信後の時間軸でもレターの反応は早いです。配信のその日中に全開封者の 80% から 90% 程度は読んでくれます。その後送信後3日以内でほぼ 100% になります。
これはメールボックスに他の新着メールが入るとレターは下に移動するので、3日から4日以内に読まれないとそのまま未読として埋もれてしまっているはずです。
私のレターは平日の朝6時半に配信していて、その直後から昼までに多くの人に読んでいただけるのは嬉しいです。
[レターの所感 3] レターならではの価値提供の持続
3つ目に思ったことは、レターならではの価値をどのようにつくるかです。これは今後の課題です。
購読者の一部の方々にヒアリングをして感じたことは、ブログや note と比べてレター内容への期待水準が高い印象を受けました。おそらくレターは直接メールとしてこちらから送っているからで、その分の期待が良い意味で高いです。
先ほどのメタファーで考えたように相手の自宅にこちらから訪れるようなメディアです。わざわざ自分の所にやってきたのだから、何か良い情報があるとそれだけ期待してもらっていると捉えています。
この期待に応えるために他のところでは読めない内容、新しい気づきになるコンテンツにしたいです。さらに言えば毎週で応え続けられる持続性もポイントです。
レターが毎回同じような内容や、購読いただいている皆さんに何は飽きられてしまうでしょう。
まだ明確な勝ち筋を見出せてはいなく、しばらくは試行錯誤が続きそうです。
まとめ
今回は新しく始めたニュースレターについてでした。
最後に今回のまとめです。
レターのメタファーは自宅への定期配達
- ブログはお店にお客さんのほうから足を運んで来ていただくイメージ
- ニュースレターは、来店ではなくお客さんの自宅への配達。こちらから直接自宅へ届ける
購読者のレター反応の高さと早さ
- レターがメールとして直接相手に送られるからレターの開封率が、ブログや note よりも良い
- 配信直後から昼までに多くの人に読んでいただけるのはうれしい
課題はレターならではの価値提供の持続
- ブログや note と比べてレター内容への期待水準が高い。おそらくレターは直接メールとしてこちらから送っているから
- 期待に応えるために他のところでは読めない内容、新しい気づきになるコンテンツにしたい
- まだ明確な勝ち筋を見出せてはいなく、しばらくは試行錯誤が続く
最後に
今回取り上げたニュースレターはこちらです。
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