今回は仕事術についてです。スーパーマリオのクリボーから学べることです。
✓ この記事でわかること
- スーパーマリオの最初のクリボー
- クリボーの意味合いからビジネスへの応用
- コンサルティングの仕事でのクリボー
この記事で書いているのは、仕事で価値を出す方法です。
スーパーマリオに出てくるクリボーから、コンサルティングでの仕事の事例も交えて掘り下げています。今回の問いかけは 「あなたにとってのクリボーは何ですか?」 です。
ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。
スーパーマリオの最初のクリボー
皆さんはスーパーマリオのゲームをされたことはあるでしょうか?
スーパーマリオブラザーズでは、1-1 のステージの最初にクリボーが敵として登場します。
百聞は一見にしかずなので、実際の様子を以下の動画から見てみてください。
この場面でゲームプレイヤーに求められるのは、マリオをジャンプさせてクリボーを踏んで倒すか、飛び越えてかわすかです。
最初のクリボーの登場は、ゲームのユーザーにとってスーパーマリオでの最初のイベントです。このユーザー体験から、スーパーマリオがどういうゲームなのかが体験できる仕組みになっています。
ビジネスでの当てはめ
ここまでの話をビジネスに横展開してみましょう。
クリボーの意味合いは、商品やサービスの初めての利用における顧客体験です。
例えばスマホに当てはめると、新しいスマホを手にとって電源を入れた次に行う初めての操作です。アプリなら、スマホにインストールをしてアプリを立ち上げて最初にある体験です。
これを専門用語ではオンボーディングと言います。元々の意味は船に乗ることです。
オンボーディングでの最初のユーザー体験 (UX) は、ユーザーにとってその商品やサービスへの価値の印象を決めます。ユーザー体験から顧客は直感的に商品やサービスで何をすればいいかがわかるのです。
直感的に良いと思ってもらえるかが大事で、良い体験ができればこれからも使い続けてもらえます。
コンサルティングでのクリボー
ここで最初の問いに戻ります。自分 (たち) にとってのクリボーは何かです。
クリボーは個人のレベルでも当てはまります。初めて一緒に仕事をする人に最初に自分の価値を提供する体験をどうつくるかです。
例えばコンサルティングでの仕事に当てはめてみます。
私にとってのクリボーは、1回目の依頼説明を受けて相手の提案や企画書を提示する機会です。
最初のクリボーをうまく倒すとゲームのおもしろさが体験できたように、提案から問題設定と解決の方向性を提示し、この人になら任せても良いと信頼してもらえるかがターニングポイントです。
ここで相手の期待に添えなければ、次の機会はなくなるでしょう。一方で信頼につながればこれからも自分は選んでもらえます。
最後にもう一度質問です。あなたにとっての 「最初のクリボー」 をどうつくりますか?
まとめ
今回はスーパーマリオのクリボーをメタファーにして、どうやって仕事で価値を出すかを考えました。
最後に記事のまとめです。
スーパーマリオの最初のクリボー
- 最初のクリボー登場は、ゲームのユーザーにとってスーパーマリオでの最初のイベント
- クリボーからのユーザー体験からスーパーマリオがどういうゲームなのかが実感できる仕組みになっている
ビジネスへの応用
- クリボーの意味合いは商品やサービスの初めての利用における顧客の体験
- 最初のユーザー体験が商品・サービスへの価値の印象を決める。顧客は直感的に商品やサービスで何をすればいいかがわかる
- 直感的に良い体験ができればこれからも使い続けてもらえる
コンサルティングの仕事でのクリボー
- クリボーは、1回目の依頼説明を受けて相手の提案や企画書を提示する機会
- 提案から問題設定と解決の方向性を提示し、この人になら任せても良いと信頼してもらえるようにする
- 信頼につながればこれからも自分は選ばれる