投稿日 2021/05/23

7つの習慣には、成功するマーケターになる答えがある


今回は 「7つの習慣」 から学ぶマーケティングです。

✓ この記事でわかること
  • 成功法則 「7つの習慣」
  • 7つの習慣のマーケティング活動への当てはめ

この記事では、マーケターとして目指したい姿勢を 「7つの習慣」 から掘り下げています

ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。

7つの習慣


自己啓発の世界的なベストセラーが 7つの習慣 です。


✓ 7つの習慣
  1. 主体的である
  2. 終わりを描くことから始める
  3. 重要事項を優先する
  4. Win-Win を考える
  5. 理解してから理解される
  6. 相乗効果を発揮する
  7. 刃を研ぐ

7つは、私がマーケターとしてありたい姿と重なります。


マーケターとして高みを目指すために



マーケターとして目指したい姿勢を 「7つの習慣」 に当てはめてみます。

1. 主体的である


マーケターの原動力として私が持っておきたいのは、顧客が成功したり幸せになってほしい想いです。

誰かに言われたからマーケティングの仕事をやるのではなく、マーケターとして自らの意思でマーケティング活動を進めたいです。社内外の関係者に主体的に働きかけ、巻き込んでいきます。

2. 終わりを描くことから始める


第2の習慣から教えられるのは、目的の重要性です。

マーケティングではそもそもの目的を明確にし、目的から戦略をつくり、マーケティング施策に落とし込みます。

ここで注意が必要なのはマーケティング施策という How に目が行き過ぎることです。How の前に Why, Who, What があり、それぞれ 「目的」 「顧客」 「顧客への提供価値」 です。これらから 「終わり」 を描き、施策を実行します。

3. 重要事項を優先する


マーケターがやるべきことは多岐にわたります。

だからこそ大事なのは、多くのやることの中から本当に大事なことを見極めることです。具体的には、戦略立案、顧客理解、提供価値の磨き込み、現場を見ることです。

短期的な視点だけにならず、中長期で重要事項は何かを考えることも大事です。

4. Win-Win を考える


マーケティングでの Win-Win とは、顧客と自分 (たち) の両方の成功です。

マーケティングは顧客の成功につなげ、少しでも顧客を幸せにするためにあります。顧客の成功が巡り巡って自分たちに返ってきます。

決して自分たち都合だけのマーケティングをしない、別の表現をすれば 「顧客不在のマーケティング」 をやらないようにします。顧客の Win があってこその自分たちの Win です。

5. 理解してから理解される


マーケティングでも 「理解してから理解される」 の順番が当てはまります。

まずは顧客理解です。顧客のことを理解しているからこそマーケティング施策がつくれるという順番です。マーケティングを通じて顧客に商品やサービスのことを理解してもらいます。順番は顧客理解からです。

6. 相乗効果を発揮する


マーケターは、顧客の成功を顧客と一緒に実現していくパートナーのような存在です。

マーケターは顧客が幸せになることを支援し、マーケターは顧客と向き合う中で成長していきます。目指したい関係は、顧客とマーケターの双方がより良くなっていく相乗効果が起きることです。

7. 刃を研ぐ


第7の習慣の 「刃を研ぐ」 とは、自分を磨き続けることです。

マーケティングには終わりはありません。例えば顧客理解には、顧客は変わり続けるのでマーケティングとは 「終わりなき顧客理解の旅」 です。

他にはマーケターはスキルや最新情報・トレンドを知るなど、常に自分を磨くことが求められます。


まとめ


今回は 「7つの習慣」 に学ぶ、私がマーケターとして目指したい姿をご紹介しました。

マーケティングに焦点を当てはめましたが、営業や製造、企画、研究開発、経理や総務、人事などのバックオフィス業務にも7つの習慣からはヒントが得られると思います。

最後に記事のまとめです。

7つの習慣
  1. 主体的である
  2. 終わりを描くことから始める
  3. 重要事項を優先する
  4. Win-Win を考える
  5. 理解してから理解される
  6. 相乗効果を発揮する
  7. 刃を研ぐ

マーケターとして高みを目指すために
  1. 顧客の成功や幸せになってほしい想いを原動力に自ら動く [主体的である]
  2. 目的・顧客・顧客への提供価値 (目的) からマーケティング施策をつくる [終わりを描くことから始める]
  3. 多くのやることの中から本当に大事なことを見極める [重要事項を優先する]
  4. 顧客の成功が巡り巡って自分たちに返ってくる [Win-Win を考える]
  5. 顧客理解からマーケティングをし、商品・サービスを顧客に理解してもらう [理解してから理解される]
  6. マーケターは顧客の幸せを支援し、マーケターは顧客と向き合う中で成長する [相乗効果を発揮する]
  7. 自分を磨き続ける [刃を研ぐ]



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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。