会社で賢く立ち回るために、何をすればよいかを書いています。

会社で賢く立ち回る10のテクニック

Inspired 顧客の心を捉える製品の創り方 という本に、「大きい会社で賢く立ち回る10のテクニック」 が紹介されています。

10個のテクニックは以下です。

  1. 社内の意思決定決定が、どのように行われているのかを把握する
  2. 実際に必要になる前に社内の人間関係を作っておく
  3. だから極秘のミッションはなくならない
  4. とにかく動く
  5. むやみに争わない
  6. 何かを決める重要な会議の前に、コンセンサスを得ておく
  7. 自分の時間をうまく使う
  8. 情報を共有する
  9. 上司を動かす
  10. 伝道師になりきる

10のテクニックで思ったこと

ここからは、大きい会社で賢く立ち回る10のテクニックについて私が思ったことです。

1. 社内の意思決定がどのように行われているのか

大事なのは、特に自分に影響する意思決定について、誰がどのように行っているのかを理解することです。

  • 意思決定者は誰か。意思決定者に影響を与える人物は誰か
  • それぞれの人の意思決定の特徴。例えば、データなど論理的に判断するか、主観や感情を重視するか
  • どのような意思決定プロセスなのか。意思決定にかかる期間はどの程度か

2. 実際に必要になる前に社内の人間関係を作っておく

専門力や経験などのノウハウ (know how) だけではなく、know who という 「この話は誰に聞けばよいか」 です。自分一人では解決しない状況で、社内外で誰にコンタクトをすればよいかの人脈資産を持っているかどうかです。

その人との最初の会話は、いきなり業務の相談や質問より、できれば事前にカジュアルな会話をあると、いざ頼む際に話しやすくなります。直接会っていることが望ましいですが、Facebook などでつながりメッセージの交換があるだけでも違います。

3. だから極秘のミッションはなくならない

 (こちらは、本書での著者の意図が十分に理解できなかったので割愛します)

4. とにかく動く

いかにフットワークよく、自分から主体的に動けるかが大切です。タイミングが今だと思ったら、その場ですぐに行動に移せるかです。

例えば、目の前の機会に自ら手を上げたり、相手のところに自分から足を運ぶことです。オフィスやフロアの異なる相手と会議をする場合も、なるべく相手側の会議室や向こうに近い場所を設定します。

5. むやみに争わない

理想は社内に自分の敵をつくらないことです。敵は少なければ少ないほど、会社での立ち回りがしやすくなります。

戦略のセオリーは、戦わずに目的を達成することです。

もし戦う場合も、人と戦うのではなく、問題に対して戦うという姿勢が大切です。製品やサービス、競合に焦点を当てます。決して、相手の個人攻撃や人同士の争いはしないように心がけます。

6. 何かを決める重要な会議の前に、コンセンサスを得ておく

ものごとを進めるために、会議の生産性を健全に高める良い根回しは、必要に応じて積極的にするとよいです。

会議の前にあらかじめ相手に情報を入れ、議論や意思決定に必要な背景情報を共有します。こちらから一方的に情報を伝えるだけではなく、相手の懸念や不安に思っていること、要望を事前に聞く機会にします。

ただし、相手からの要望は全てを満たせることは現実的ではありません。聞くことと、言われたことをその通りにすることは別です。

7. 自分の時間をうまく使う

予定が立て込み忙しい状況でも、自分のスケジュールに余裕を持っておくことが大事です。

そのために、あらかじめ自分のカレンダーや手帳に予定をブロックするとよいです。会社でカレンダーを社内に公開していれば、他の人にわかるように、そして、会議などのスケジュールが入らないようにしておきます。

大切なのは、予定が受け身で入ってしまうのではなく、主体的に自分の時間を確保することです。

また、自分の生産性の高いと低い時間帯はいつなのかを理解しておくといいでしょう。例えば、朝の早い時間帯はまとまって考える時間に、午後からは細切れでも消化できるタスクをやるという具合です。

8. 情報を共有する

他者への口外を望まれていない情報を除き、私は、自分の持っている情報は積極的にまわりに共有するようにしています。

背景で持っている考え方は、情報を持っているだけで他者との優位を築くよりも、提供するほうが長い目で見ればメリットがあると考えているからです。情報を積極的にオープンにすると、新しい情報が自分にも入ってくる良い循環が起きます。

情報で他者と差別化をするとしたら、情報の組み合わせや、情報の意味合い (解釈や意味合い) から、自分なりの付加価値をどれだけ提供できるかです。

9. 上司を動かす

目的のために、意図的に上司を利用します。例えば、他の部門との部門を越えた調整のためです。特に、人や予算の配分に関わることです。

上司を動かすためには、普段から上司との情報共有をどれだけやっておくかです。上司と仲良くするというよりも、自分が担当している業務の背景や進捗、今後の進め方を、適切な頻度と情報量で共有します。

10. 伝道師になりきる

社内外で、自分という存在を表現するラベルをつくるようにします。「◯◯ と言えば」 と、他の人から自分のことが、そのラベルのテーマですぐに思い浮かべてもらえるかです。

そのために、自分が考えていること、仕事に限らず興味関心のあるテーマ、取り組んでいることをオープンに、情報発信をするとよいです。単に発信して終わりではなく、フィードバックを自ら得に行く姿勢も大事です。

最後に

今回は、Inspired 顧客の心を捉える製品の創り方 という本から、会社で賢く立ち回るテクニックについて考えました。

正解はないので、人それぞれのやり方があります。何かの参考になればうれしいです。