今回はビジネスキャリアです。
✓ この記事でわかること
- 「見える景色」 の因数分解 (3つ)
- マーケティングの景色
- ビジネスへの景色
- キャリアへの景色
ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考になればうれしいです。
いただいた質問
質問箱の Peing に質問をいただきました。
「見える景色」 の因数分解
見える景色について、以下の3つで回答しますね。
✓ 見える景色の分解
- マーケティング
- ビジネス
- キャリア
では順番にご説明します。
マーケティングの景色
Google 入社前はマーケティングの中でもマーケティングリサーチが見えている領域の中心でした。これは前職がマーケティングリサーチの会社だったからです。
Google に入りマーケティングの縦と横の景色が広がりました。
縦とはマーケティング活動のプロセスで見た時の上流から下流です。順番に戦略やプラン、予算策定、コンセプト、施策立案、施策実施、効果検証と、Google の色々なプロダクトを通して経験することができました。
横の広がりは、BtoC と BtoB の両方で様々なプロダクトに関われたことです。BtoC なら検索や YouTube 、BtoB は Google の各種の広告サービスです。
ビジネスの景色
Google に入り、プラットフォームのビジネスを知ることができました。
例えば YouTube です。YouTube をエコシステムと見た時にプレイヤーはユーザー、クリエイター (動画配信者) 、広告主です。土台に Google という YouTube を運営するプラットフォーマーがいます。
また、新しいプロダクトをどうローンチ (市場投入) するかも学べました。Product market fit や Go to market という考え方・アプローチを肌で体験できたのは貴重な経験になりました。
ビジネスにおける 「存在意義」 も問われたのも景色が変わりました。Google では 「Why Google」 という、なぜそれを Google がやるのか、自分たちの Why は何かから始める重要性を教えられました。
キャリアの景色
自分の強みと弱みを相対化することも、キャリアでの景色を変えました。
その環境で、同じ特徴でも強みになる場合もあれば、そうはならないこともあります。環境を理解し、どんな強みを発揮するか、相手への価値提供につながっているかを強く意識するようになりました。
持っている専門スキルは何で、スキルの価値転換プロセスはどうやっているか、そして提供価値と相手への貢献は何かです。自分自身を1つの会社と見立てる視点を得ました。
まとめ
今回はキャリアで、転職前後の変化でした。
最後に記事のまとめです。
マーケティングの景色
- Google 入社前はマーケティングリサーチが見えている領域の中心だった
- マーケティング活動のプロセスで見た時の上流から下流が見えるようになった (戦略から実行)
- BtoC と BtoB の両方で様々なプロダクトに関われた (例: 検索, YouTube, Google の広告)
ビジネスの景色
- Google でプラットフォームのビジネスを知ることができた (例: YouTube)
- 新しいプロダクトをどうローンチするかも学べた (Product market fit, Go to market)
- ビジネスでの 「存在意義」 も問われたのも景色が変わった (Why Google)
キャリアの景色
- 自分の強みと弱みを相対化でき、キャリアでの景色を変えた
- 環境を理解し、専門スキルからどんな強みを発揮し、相手への価値提供と貢献への意識
- 自分自身を1つの会社と見立てる視点を得た