2021/04/04

あるあるの 「毎朝の体重計で一喜一憂してしまう問題」 と解決方法



今回は KPI 設定の落とし穴です。

 「体重計での一喜一憂問題」 から、KPI について考えます。


この記事でわかること


  • 毎朝の体重計で一喜一憂する問題
  • 体重からの自己嫌悪と悪循環
  • 自己嫌悪になる原因
  • 解決方法


今回は、些細な問題ですが実は奥が深い 「毎朝の体重計で一喜一憂してしまう問題」 を取り上げます。

KPI 設定や扱い方法、KPI の奴隷になってしまわない方法を書いています。

ぜひ最後まで読んでいただき、何か少しでも参考になればうれしいです。


毎朝の体重計で一喜一憂する問題


この話を聞いた時にあるあるだと思いました。毎朝の体重計で一喜一憂してしまう問題です。

私は毎朝、体重計に乗っています。前日に食べ過ぎると翌日の数字に跳ね返ってきます。体重計に乗る時は、そうなるだろうなと思いつつどこかで 「もしかしたら」 という期待感も抱いています。

前日よりも体重の値が増えているだけで、朝から嫌な気持ちを持ってしまうことがあります。


体重計からの悪循環


現実で体重が増えているのを目の当たりにすると、前日の自分の行動に自己嫌悪になってしまうのです。この感情が悪いストレスの原因になります。

そうなると毎朝の体重計から、次のような悪循環が起こります。


体重計からの悪循環
  • 体重計の数値が増えている
  • 自己嫌悪
  • 朝食でストレスにより食べ過ぎてしまう
  • 翌日の体重増


これが逆だと、つまり体重が維持または減っている時は好循環になります。体重が減り自己満足でき、少ない食事量に抑えられます。そうすると翌日の体重も維持または減ります。


自己嫌悪の原因


そもそもなぜ自己嫌悪に陥るのでしょうか?

嫌悪は自分の体をコントロールできていないことに対してです。維持をしたい、少なくとも増やそうとしていないのにもかかわらず増えている状況は、自分の意に反しています。

さらに掘り下げると、「心技体で整っている自分」 という理想像がある一方で、それができていない自分に嫌悪の気持ちを持ってしまうのです

自己嫌悪から悪循環にはまっている自分に、さらに嫌悪の気持ちが増幅してしまいます。この状況になっていた当時のことを思うと、不思議なことですが食事を腹八分目ではなく満腹に食べると、一時的にその時の気持ちは満たされました。


悪循環から抜け出す方法


それではどうすれば、体重計からの悪いループから脱出することができるでしょうか?

理想は体重が増えた日は前日よりも少なめの食事をすることです。シンプルで最も効果的です。しかしこれができないから苦労するんですよね。

別のアプローチを取るなら、完璧主義を捨てます。多少の体重増減の波は定期的に常に来るものだと割り切ります。翌日に体重が増えている自分を否定せずに、肯定して素直に受け入れます

* * *


KPI の奴隷にならないために


体重で一喜一憂する問題を大局的に捉えると、正しい KPI が設定できていないと見ることができます

体重の値とはあくまで1つの指標にすぎません。しかし毎朝の体重計で一喜一憂して、さらには自己嫌悪から悪循環に陥ってしまう状況は健全ではありません。KPI の奴隷になっています。

本来は KPI の上には KGI (Key Goal Indicator) というゴール設定があり、さらに上位には目的があるはずです。目的と KGI がいつしか忘れ去られ KPI だけが残り、KPI への過度な依存がともすると目的達成とは逆の状態をつくっています。

体重の話に戻すと、そもそもの毎朝体重計に乗る目的は 「心身ともに健やかに生きること」 です。

ここに立ち返った時に、多少の前日からの体重増は身体へのマイナスは大きくはありません。しかし自己嫌悪やストレス肩の状態は心へのデメリットが大きくなってしまっています。


メタ認知の重要性


KPI の奴隷から抜け出すために、上位の KGI に目を向けることが大事です。メタ認知の重要性です。

体重の話に当てはめれば、体重の値は参考値くらいにする、ストレスの原因になるくらいなら一定期間は体重測定をやめてもいいわけです。

楽しく生きていることが何より大事で、体重という KPI に過度にとらわれている自分を客観視してみるところから始めるといいのが解決策です。


まとめ


今回は 「毎朝の体重計で一喜一憂してしまう問題」 から、KPI 設定について掘り下げました。

最後に記事のまとめです。


毎朝の体重計で一喜一憂する問題と原因
  • 前日よりも体重の値が増えているだけで、自己嫌悪の気持ちを持ってしまう
  • 朝食でストレスによる食べ過ぎから翌日の体重増と悪循環になる
  • 心技体で整っている自分という理想像があるが、できていない自分がいる。自分の体をコントロールできていないことがストレスになっている


[解決策 1] 目的に立ち返る
  • そもそもの毎朝体重計に乗る目的は 「心身ともに健やかに生きること」
  • 多少の前日からの体重増は身体へのマイナスは大きくはない。しかし自己嫌悪やストレス肩の状態は心へのデメリットが大きくなっている


[解決策 2] メタ認知の重要性
  • KPI の奴隷から抜け出すために、上位の KGI に目を向ける
  • 楽しく生きていることが何より大事
  • 体重という KPI に過度にとらわれている自分を客観視する


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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。