投稿日 2023/03/14

理想のマーケター像は 「7つの習慣」 にあり

#マーケティング #ビジネスキャリア #7つの習慣


今回は 「7つの習慣」 から理想とするマーケターとはどういう人かを掘り下げます。

✓ わかること
  • 成功法則の 「7つの習慣」 とは?
  • 7つの習慣と理想のマーケター像

よかったら最後までぜひ読んでみてください。

7つの習慣


自己啓発の世界的なベストセラーに 7つの習慣 があります。


✓ 7つの習慣
  1. 主体的である
  2. 終わりを描くことから始める
  3. 重要事項を優先する
  4. Win-Win を考える
  5. 理解してから理解される
  6. 相乗効果を発揮する
  7. 刃を研ぐ


理想のマーケター像


7つはマーケターとしてありたい姿と重なります。理想のマーケター像は 「7つの習慣」 に見ることができます。

では理想とするマーケター像を順番に当てはめて見ていきましょう。

主体的である


マーケターの原動力にしたいのはお客さんが成功したり幸せになってほしいという想いです。

誰かに言われたからマーケティングの仕事を受け身でやるのではなく、マーケターとして自らの意思でお客さんの成功のためにマーケティング活動を進めたいです。

マーケティングはマーケターだけではできません。主体的に社内外の関係者に働きかけ巻き込んでいきます。

終わりを描くことから始める


第2の習慣から教えられるのは目的の重要性です。

マーケティングでは目的を明確にし、目的から戦略をつくりマーケティング施策に落とし込みます

ここで注意が必要なのは、マーケティング施策という How に目が行き過ぎないようにすることです。How の前に Why, Who, What があり、それぞれ 「目的」 「お客さん」 「お客さんへの提供価値」 です。目的という Why から始めることが大事です。

重要事項を優先する


マーケターがやるべきことは多岐にわたります。

だからこそ大事なのは多くのやることの中から本当に大事なことの見極めです。具体的には目的設定、コンセプトや戦略の立案、お客さんの理解、提供価値の磨き込み、現場を見ることです。

短期的な視点だけにならず中長期で重要事項は何かを考えることが大切です。

Win-Win を考える


マーケティングでの Win-Win とはお客さんと自分 (たち) の両方の成功です。

マーケティングはお客さんの成功に貢献し、少しでもお客さんを幸せにするためにあります。お客さんの成功が巡り巡って自分たちに返ってきます。

決して自分たち都合だけのマーケティングをせず 「お客さん不在のマーケティング」 をならないようにします。お客さんの Win があってこその自分たちの Win です。

理解してから理解される


マーケティングでも第5の習慣の 「理解してから理解される」 が当てはまります。

順番として 「理解してから」 が大事で、まずはお客さんの理解です。お客さんのことを理解しているからこそマーケティング戦略と施策をつくれるという順です。

そして、マーケティングを通じてお客さんに商品やサービスのことを理解してもらいます。順番は顧客理解からです。「 (相手を) 理解してから、(自分たちが) 理解される」 という順番なのです。

相乗効果を発揮する


マーケターは、お客さんの成功をお客さんと一緒に実現していくお客さんにとってのパートナーのような存在です。

マーケターはお客さんが幸せになることを支援し、マーケターはお客さんと向き合う中で自らも成長していきます。目指したい関係はお客さんとマーケターが共に成長し、成功や幸せが実現する相乗効果が起きることです。

刃を研ぐ


第7の習慣の 「刃を研ぐ」 とは自分を磨き続けることです。

マーケティングには終わりはありません。というのも、例えばお客さんは変わり続けるので、お客さんの理解はどこまでいっても完了することはないです。マーケティングとは 「終わりなき顧客理解の旅」 なのです。

マーケティングのスキルや最新情報・トレンドを知るだけではなく、人としての成長から人格を磨いていくのが目指したいマーケターです。


まとめ


今回は、「7つの習慣」 から理想のマーケター像を考えました。

最後に学びのポイントをまとめておきます。

✓ マーケターとして高みを目指すために
  • お客さんの成功や幸せの実現のために自ら動く [主体的である]
  • 目的から戦略や施策をつくる [終わりを描くことから始める]
  • 本当に大事なことを見極める [重要事項を優先する]
  • お客さんの成功が巡り巡って自分たちに返ってくる [Win-Win を考える]
  • 顧客理解からマーケティングをし、商品・サービスをお客さんに理解してもらう [理解してから理解される]
  • お客さんとマーケターが共に成長し、成功や幸せを実現する [相乗効果を発揮する]
  • 自分を磨き続ける [刃を研ぐ]



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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。