2019/06/09

組織や企業の衰退を防ぐヒントを、OODA ループから紐解く




今回は、企業戦略についてです。

  • 企業が負ける、衰退するとは、どうなっていくこと?
  • どうすれば衰退を防げる?
  • OODA ループで組織・企業を強くする方法

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、企業がマーケットで衰退していく、負けるとはどうなっていくことなのか、そして、それを阻止する方法についてです。

記事の後半では、OODA ループというフレームから、組織や企業をどう強くするかを書いています。OODA ループは、応用がきくフレームです。

ぜひ最後まで読んでみてください。


企業の衰退


いきなりですが、企業がマーケットで勝てない、負けていくのは、どうなっていくことだと思いますか?

次のような要因で、企業は衰退していきます。


企業が衰退していく要因
  • 外部環境の変化に気づかない (消費者・顧客・競合・市場トレンド)
  • 意思決定ができない、戦略が立てられない
  • 適切な実行策が打てない。リスクをとった実行ができない


企業が衰退していくとは、顧客に価値を提供できなくなり、自らの存在価値を失うのです。やがて企業は破綻をしてしまいます。


OODA ループ


では、企業や組織の衰退を防ぐために、どうすればいいのでしょうか?

ここからは、この記事で伝えたい 「OODA ループ」 からヒントを探ります。

OODA ループとは、組織の意思決定と実行マネジメントです。4つの頭文字から成り立っています。


OODA ループ
  • 観察する [Observe]
  • 状況判断をする [Orient]
  • 意思決定をする [Decide]
  • 実行する [Act]


OODA ループのポイントは、意思決定の前に 「観察」 と 「状況判断」 があることです。ファクトを観察し、自分たちのビジネスの文脈においてどう解釈するかです。

解釈からの状況判断が適切な意思決定につながります。


OODA ループからのヒント


OODA ループには、企業の衰退を防ぐヒントがあります。


OODA ループからのヒント
  • Observe: マーケットの変化を常に観察する。消費者の動向、顧客ニーズ、競合やベンダーの動き
  • Orient: 観察したファクトから、自分たちのビジネス状況での意味合いを解釈する
  • Decide: 状況判断から意思決定をする。戦略を立てる (解釈からの応用)
  • Act: 戦略を戦術に落とし込み、実行する


いくつかのポイント


この OODA ループからのヒントには、いくつかのポイントがあります。


[ポイント 1] 観察だけでは差別化にならない


OODA ループの最初は観察です。

企業の衰退に当てはめると、衰退につながるのは 「顧客不在の内向き姿勢」 になることです。消費者や顧客よりも社内事情が優先され、意思決定の場で競合が語られず自社だけの都合でものごとが決まります。

内向きにならず外の目で、マーケットを観察できるかが大事です。現場やデータから、消費者や顧客の理解、競合の把握をすることです。

ただし、観察だけでは決定的な差別化要因にはなりません。


[ポイント 2] 解釈と応用が肝


データや情報は、ただ持っているだけでは宝の持ち腐れです。重要なのは、いかに活用するかです。

活用をするとは、データや情報というファクトからどんな解釈をし、そして、解釈を応用するかです。応用とは、自分たちのアクションにつなげる、他のことに横展開をすることです。

解釈と応用は、今回の記事内容では 「状況判断」 と 「戦略策定」 に当たります。自分たちは何をやり、何をやらないかを決め、実行します。


[ポイント 3] 実行をやり抜く


OODA の最後の A は実行です。OOD までで決めたことを、いかにスピード感を持って実行に移せるか、そして、行動すると決めたことを意思を持ってやり抜けるかです。

実行はやりっ放しではなく、振り返りと学び、教訓を次に活かすことも大切です。


まとめ


今回は、企業が衰退していくとはどうなることなのか、衰退を防ぐヒントを OODA ループから紐解きました。

最後に今回の記事のまとめです。

  • 衰退していく企業に見られる要因は、
    • 外部環境の変化に気づかない (消費者・顧客・競合・市場トレンド)
    • 意思決定ができない、戦略が立てられない
    • 適切な実行策が打てない。リスクをとった実行ができない

  • 衰退を防ぐヒントは OODA ループにある。OODA ループは組織の意思決定と実行マネジメント。
    • 観察する [Observe]
    • 状況判断をする [Orient]
    • 意思決定をする [Decide]
    • 実行する [Act]

  • OODA ループからのヒントは、
    • マーケットの変化を常に観察する。消費者の動向、顧客ニーズ、競合やベンダーの動き
    • 観察したファクトから、自分たちのビジネス状況での意味合いを解釈する
    • 状況判断から意思決定をする。戦略を立てる (解釈からの応用)
    • 戦略を戦術に落とし込み、実行する

  • OODA ループかのヒントには、いくつかのポイントがある。
    • 内向きにならず外の目でマーケットを観察できるか。ただし観察だけでは差別化にならない
    • 解釈と応用が肝。データや情報というファクトからどんな解釈をし、自分たちのアクションにつなげるか
    • スピード感を持って実行をやり抜く。やりっ放しではなく、振り返りと学びから次に活かす

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書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。