2019/06/29

努力が報われない時に何を疑うか。戦略的に努力をする方法




今回は、仕事での努力についてです。

  • 仕事で努力をしようとしているが、成果につながらない
  • 自分の努力のやり方が間違っている?
  • 努力を戦略的にする方法

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、仕事やキャリアにおける努力の方法です。どうすれば、努力が自分の成果や専門スキルにつながるかを書いています。

仕事で努力をしようとしているのに、なかなか結果が伴わないと感じているなら、記事の内容はヒントになると思います。

ぜひ最後まで読んでいただき、仕事での参考にしてみてください。


努力のやり方が正しくない?


いきなりですが、仕事で努力をしてがんばっているのに、成果につながらないという経験はあるでしょうか?

この場合、がんばっているのに結果が伴わないのは、努力のやり方が正しくないのではと考えてしまうのではないでしょうか。

ここには1つの前提があります。

それは、どんなことでも努力はやろうと思えばできるという思い込みです。

努力してもできるようにならないのは、自分のがんばりが足りなかったり、努力のやり方が正しくないと考えがちです。努力の方法に目が向いています。

しかし、まず疑うべきは、そもそもの努力しようと思った対象が本当に正しいのかどうかなのです。


How の前に What


努力とは、自分の時間やエネルギー、時にはお金など、自分の資源 (リソース) を投入することです。

先ほど 「努力の対象が正しいかどうかを疑うべき」 と書きました。別の言い方をすれば、自分の貴重なリソースの使い方を決めることがまずは大事だということです。

つまり、努力には戦略の要素が必要なのです。戦略とは、目的を達成するためのリソース配分の指針です。

努力をしてがんばる前に、何をやるかの見極めが重要です。努力のやり方という How の前に、何に時間やエネルギーを使うかの What が先なのです。

順番は、まずは 「見極める」 をやって、その後に 「がんばる (努力する) 」 です。


努力する対象の見極め方


では、努力する対象をどうやって見極めればよいのでしょうか?

ここではキャリアや仕事を例に、何をがんばるかを決める方法をご紹介します。

キャリアや仕事において大事だと思うのは、やろうとしていることが自分の専門スキルという資産につながるかという視点です。自分の資産になりそうなことであれば、リソースを投入します。

努力する対象になり得るかどうかは、次の判断軸を持つとよいです。


努力の対象
  • 自分の強みを伸ばすこと
  • 強みの足かせになる不得意なこと
  • 新しい取り組み


以下、それぞれについてご説明します。


[対象 1] 自分の強みを伸ばすこと


自分の強みをさらに伸ばすものであれば、努力する対象として相応しいです。

自分の貴重なリソースである時間やエネルギーを投入し、努力する価値があります。


[対象 2] 強みの足かせになる不得意なこと


一方で、自分の不得意なことにはどれくらい注力すればよいのでしょうか?

不得意なことでも努力して改善するものと、そうでないものを分けることが大事です。努力する対象にすべきは、強みの足かせになってしまう不得意なことです。自分の特徴のうち、強みを邪魔するものです。

全ての不得意なことを得意にする必要はありません。基本は、自分の強みを磨くことです。あくまで強みの足を引っ張るものだけを、最低限のレベルにまで引き上げる努力です。


[対象 3] 新しい取り組み


3つ目の努力する対象である 「新しい取り組み」 とは、1つ目と2つ目とは異質なものです。

その時点では専門スキルなどの自分の資産になるかどうかは確信が持てていないことです。興味がある、おもしろそうだと思うことで、時には直感でそう思えるものです。

将来に向けて新しい種を蒔き続けるためには、努力の対象のいくらかには新しい取り組みを入れておくとよいです。努力するというリソース配分の目安は、感覚的な話ですが新しいことには 10% から 30% 程度がよいと考えます。


まとめ


今回は、特に仕事での努力について書きました。

お伝えしたかったことを一言で言えば、「努力のやり方を疑う前に、努力する対象そのものの見極めが大事」 ということです。

最後に今回の記事のまとめです。

  • 努力とは、自分の時間やエネルギー、時にはお金など、自分の資源 (リソース) を投入すること

  • 努力をしても成果につながらない場合がある。つい努力のやり方が悪いのではと思ってしまうが、どんなことでも努力はやろうと思えばできるという思い込みはないだろうか。
    まず疑うべきは、そもそもの努力しようと思った対象が本当に正しいのかどうか。

  • 努力をしてがんばる前に、何をやるかの見極めが重要。まずは 「見極める」 をやって、その後に 「がんばる (努力する) 」

  • 努力する対象を見極めるために、次の判断軸を持つとよい (キャリアや仕事の場合) 。
    • 自分の強みを伸ばすこと
    • 強みの足かせになる不得意なこと
    • 新しい取り組み

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書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。