投稿日 2019/10/05

個人の妄想から始めるアウトプット術


今回は、企画書やプレゼンなどを、どういうプロセスでつくっていくかです。

この記事でわかること


  • 個人の妄想から始まるアウトプット方法とは?
  • 企画書やプレゼン作成への応用

この記事で書いているのは、企画書などの知的成果物を、個人の 「妄想」 からつくる方法です。

ある本に書かれていた、アイデアを生み出す方法を応用したやり方をご紹介します。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事での参考にしてみてください。


個人の 「妄想」 から始まるアウトプット方法


最初にご紹介したい本は、直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN (佐宗邦威) です。



この本には、「自分モード」 で思考する方法が書かれています。具体的には、次の4つのステップです。


自分モードから思考する方法
  • 妄想 (ビジョン)
  • 知覚 (インプット)
  • 組替 (フィードバック)
  • 表現 (アウトプット)


4つそれぞれについて、詳しくは以下のようになります。


1. 妄想 (ビジョン)
  • 自分自身の内面と向き合う。本当の関心、自分の欲望や好きなこと、ワクワクすることに目を向ける
  • 明確なカタチになっている必要はなく、あくまで 「妄想」 のレベルで構わない


2. 知覚 (インプット)
  • 妄想をレベルアップさせるために情報をインプットする。この段階では文字情報よりも写真や絵などの視覚情報がよい
  • インスピレーションを得て、妄想の輪郭を少しずつはっきりさせていく


3. 組替 (フィードバック)
  • まわりの人に妄想を話してみる。「知覚」 までは主観だったものに、客観性を入れる
  • 得られたフィードバックを反映し磨き上げていく


4. 表現 (アウトプット)
  • 妄想から始まったアイデアをアウトプットする
  • 本格的な作品のレベルになってなくてよい (プロトタイプ)



この方法のポイント


このやり方のポイントは、個人の妄想から始まっていることです。

始めは一人から、あまり情報を入れすぎずに、一度一人で考えてつくってみます。必ずしも明確なアウトプットになっていなくてもよいですが、情報が十分ではない状況で想像力もフルに活用して妄想を形作ります

始めは一人から始めるということは、最初の段階で他者に頼らないということです。

他人のレビューやフィードバックを求めるのは、そろそろ自分一人では出せるものが止まりつつあると感じてからです。

妄想をベースにしながらも、タイミングを見てインプットやフィードバックを得ることによって、個人の妄想レベルのアイデアがジャンプして磨かれます。


仕事への応用


個人の妄想から始める 「自分モードの思考法」 は、仕事で何かを考えたりつくることに応用ができます。

例えば、企画書や計画書、プレゼン資料です。

具体的には、次のようなやり方で進め、最終的な知的成果物に仕上げていきます。


仕事への応用
  • 自分の内面から自由に妄想する (他人の目を気にせずに、自分の好き・ワクワクに目を向ける)
  • 頃合いを見て、インプット情報を探してみる
  • その後にまわりに伝えてみる。フィードバックをもらう
  • フィードバックをもとにアイデアを磨き、完成度が低くてよいのでアイデアを形にしてみる (アウトプットする)



複数人で共同でやる仕事への活用


複数人で一つのアウトプットを出す時にも、自分モードの方法を活かすことができます。

各自が自分の 「妄想」 から始め、最初は他者の視点を入れずに自分なりの 「答え」 をつくり持ってきます。

何も持ってこずにミーティングをして集まり、「さあどうしようか」 という議論をするのではなく、大事なのは、お互いが独自に考えてきて一人で詰めてきたものを持ち寄ることです。

それぞれが考え何かしらのものをつくって来ているからこそ、集まった時に活発なディスカッションができ、新しい切り口やアイデアにつながります。

各自が出し切らずになんとなく集まり、議論をする程度では、1 + 1 = 2 にもならない成果レベルになってしまいます。


まとめ


今回は、直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN (佐宗邦威) という本から、自分モードでの仕事の方法をご紹介しました。

最後にまとめです。


自分モードから思考する方法
  • 妄想 (ビジョン)
  • 知覚 (インプット)
  • 組替 (フィードバック)
  • 表現 (アウトプット)


このやり方のポイント
  • 個人の妄想から始まっていること。あまり情報を入れすぎずに一度一人で考えてつくってみる
  • 妄想をベースにし、タイミングを見てインプットやフィードバックを得ることによって、個人の妄想レベルのアイデアがジャンプして磨かれる


仕事への応用
  • 自分の内面から自由に妄想する (他人の目を気にせずに、自分の好き・ワクワクに目を向ける)
  • 頃合いを見て、インプット情報を探してみる
  • その後にまわりに伝えてみる。フィードバックをもらう
  • フィードバックをもとにアイデアを磨き、完成度が低くてよいのでアイデアを形にしてみる (アウトプットする)


複数人で共同でやる仕事への活用
  • 複数人で一つのアウトプットを出す時にも、自分モードの方法を活かすことができる
  • 各自が自分の 「妄想」 から始め、自分なりの 「答え」 をつくり持ってる
  • それぞれが考え何かしらのものをつくって来ているからこそ、集まった時に活発なディスカッションができ、新しい切り口やアイデアにつながる





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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。