今回は、仕事を一緒にする人 (≒ 仲間) についてです
- 誰と一緒に仕事をするかの重要性
- 仕事をする相手を見極めるための判断軸とは?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、相手と仕事を長く一緒にできる人の見極め方です。
戦友や仲間と呼べるような人になるかを、どんな視点で判断したらよいかをご紹介します。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事やキャリアへの参考にしてみてください。
ルフィの判断軸
ふとしたきっかけから、漫画 「ワンピース」 を1巻から読み始めています。
最初のストーリーを懐かしく思い出しながら、あらためて興味深かったのは、ルフィの仲間が増えていく過程です。最初に仲間になったのは順番に、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジでした。
ルフィは仲間にしたいと決める時に、自分の中で判断軸を持っています。漫画の中では明確には言語化されていませんが、相手の言動、どんな志や目標を持っているかを、自分の目で見て判断しています。
仲間にしたい判断軸
ワンピースを読んで思ったのは、自分にとっての 「仲間にしたい判断軸」 は何かです。
ここで言う仲間にしたい判断軸とは、長く仕事を一緒にやっていきたいと思える人に共通することです。具体的な専門スキルというよりも、もう少し根本的なベースとなるものです。
自分にとっては以下の3つがあります。
仲間にしたい判断軸
- What
- Why
- 直感的な相性
以下、それぞれについて順番にご説明します。
[仲間にしたい判断軸 1] What
What は、2つあります。
What の判断軸
- 何を成そうと思っているか
- どんな世界観や未来を見ているか
この2つを持っていて、熱意があり、かつ中身に自分が共感できるかどうかが、What という判断軸です。
[仲間にしたい判断軸 2] Why
Why も、2つに分けることができます。
Why の判断軸
- 成し遂げたいことは、なぜそう思うのか
- 世界観や未来像のベースになっているのは何か (例: 原体験)
Why とは、文字通り What の理由です。どういった原体験から What につながっているのか、ここのストーリーが Why という判断軸になります。
[仲間にしたい判断軸 3] 直感的な相性
以上の What と Why に加え、その人に対して直感的に違和感がなく、トータルで人としての魅力があるかどうかです。
一時的ではなく、長く一緒に色々な仕事をやっていきたいと思えるための1つが、自分の直感的な相性です。
What と Why はロジックと感性の両方からです。それに対して 「直感的な相性」 はロジックの要素は小さいです。
初対面での見極め方
初対面では、必ずしも相手の What や Why の深掘りは限られます。
だからこそ、相手との会話やこちらからの質問に、何を成し遂げたいのか、見据えている未来、なぜそう考えるのかを少しでも反映し、相手のことを理解するように心がけます。
特に What である 「何を成そうと思っているのか」 は、早めに知っておきたいことです。
What と Why の関係
What と Why をもう少し掘り下げてみます。
仲間になってほしい (≒ 一緒に長く仕事をしたい) と思うかの判断軸である What と Why は、成し遂げたいこと・未来像と、なぜそう思うかでした。
What と Why の関係は、志とビジョンです。
先にビジョンから説明をすると、ビジョンとは 「心から実現したいと思う世界観」 です。一枚の未来像であり、自分はどんな景色を描いているかです。
志は、ビジョンを実現するために掲げる使命です。実現のためには自分の命をかけてもよいと思えるものです。
What と Why を志と見立てれば、例えば自分が働きたいと思える会社を見極める判断基準になります。
まとめ
今回は、仕事を一緒にする人、特に戦友や仲間となるような人を見る判断軸についてでした。
誰もが、何かしらの判断基準はあるはずです。自分にとっての判断軸は何かを言語化しておくと、自分が何を大切にしているかの自己認識や理解にもつながります。
最後に今回の記事のまとめです。
漫画ワンピースを読んで思ったのは、自分にとっての 「仲間にしたい判断軸」 は何か。長く仕事を一緒にやっていきたいと思える人に共通するもの。
仲間にしたい判断軸
- What
- Why
- 直感的な相性
What の判断軸
- 何を成そうと思っているか
- どんな世界観や未来を見ているか
Why の判断軸
- 成し遂げたいことは、なぜそう思うのか
- 世界観や未来像のベースになっているのは何か (例: 原体験)
直感的な相性
- その人に対して直感的に違和感がなく、トータルで人としての魅力があるか
- 一時的ではなく、長く一緒に色々な仕事をやっていきたいと思える