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独立して個人として働いていくにあたって、自分の仕事への配分をどのようにするかを書いています。
エントリー内容です。
- 3つの要素で整理する
- 自分がやりたい仕事の時間配分
- まとめ
3つの要素で整理する
仕事の配分を考えるにあたって、以下の3つの要素を組み合わせます。
- 意思:自分がやりたいと思える仕事か
- 能力:自分にできることか (専門知識やスキル)
- ニーズ:相手や世の中から自分に求められているか
自分がやりたい仕事の時間配分
3つの要素を、「やりたい or やりたくない」 「できる or できない」 「ニーズがある or 無い」 で組み合わせると、3つの全ての組み合わせパターンは8つです。
そのうち、仕事の対象にしたいものは、以下の5つです。
- やりたい & できない & ニーズ無し
- やりたい & できない & ニーズあり
- やりたい & できる & ニーズ無し
- やりたい & できる & ニーズあり
- やりたくない & できる & ニーズあり
以下、それぞれについての補足です。() は時間の配分目安です。
1. やりたい & できない & ニーズ無し (20%)
この領域は、あえて取り組みたいことです。自分の気持ちはやりたいが、まだ知識やスキルがなく、かつお客や相手から求められていないことです。
将来への投資と考え、意識して時間をつくり挑戦します。
2. やりたい & できない & ニーズあり (40%)
やりたいと思え、自分に求められること・期待されていることですが、自分の能力が追いついていないものです。
自分が成長しできるようになれば、すぐに相手や世の中の役に立つことなので、時間を確保して取り組みます。5つの領域のうち、最も時間をかけたいことです。時間配分の目安は 40% です。
3. やりたい & できる & ニーズ無し (0%)
やりたい気持ちはあり、かつすでに自分ではできることですが、ニーズの無いものは時間をかけないようにします。
知識やスキルはあるので成長の余地は限られます。ニーズがなければ時間をかける意味を見い出せないため、「やらないこと」 として位置づけます。
4. やりたい & できる & ニーズあり (30%)
自分のやりたい意思があり、能力的にもできることで、かつ自分へのニーズがあるものです。
すぐに貢献できることで、自分が役に立てる領域です。知識やスキルはあるので、成長できる幅は限られるので、時間配分は二番目に多い 30% です。
5. やりたくない & できる & ニーズあり (10%)
自分の中ではやりたいと思えないもの (気持ちが乗らないもの) ですが、自分には対応できることなので相手からやってほしいと求められることです。
3つの要素である、意思とスキルの観点から優先順位は下がり、時間配分も少なくしたいことです。だからと言ってニーズはあるので、使う時間をゼロにはせずに 10% の時間配分目安とします。
まとめ
今回は、会社に勤める会社員を辞め、独立して個人で働くにあたって、仕事への向かい方の考え方を整理しました。
3つの判断軸である、意思・能力・ニーズから、以下の5つに分類しました。() 内は時間配分の目安です。
- やりたい & できない & ニーズ無し (20%)
- やりたい & できない & ニーズあり (40%)
- やりたい & できる & ニーズ無し (0%)
- やりたい & できる & ニーズあり (30%)
- やりたくない & できる & ニーズあり (10%)
5つを一言でまとめると、いかに 「できない → できる」 にするために戦略的に時間を確保するかです。
そのために、3つめの 「やりたい & できる & ニーズ無し」 を捨てて、すでにできること (4つめと5つめ) の時間を意図的に抑えるようにします。