2018/10/11

新しい環境で1日でも早く活躍できるための、OODAFL (オーダフル) フレームをご紹介します


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前職の Google を退職し、個人事業主として独立しました。やっている仕事は、いくつかのスタートアップ企業の支援です。

今回は、転職や仕事で社内異動をして、新しい職場で1日でも早く活躍するために、どうすればよいかの方法をご紹介します。

エントリー内容です。

  • 転職直後にやったことの整理
  • OODAFL ループ
  •  「OODA ループ」 と 「PDCA サイクル」 の関係


転職直後にやったことの整理


私のこれまでの経験から整理すると、転職直後など新しい環境でやったことは、以下の通りです。

  • 現状把握:自分の置かれた状況を理解する。情報収集と整理。人に会って話を聞く、会議に参加する、資料を読み込む
  • 意味合いと本質の理解:状況から自分にとっての意味合いを把握する。自分がやることを見極める
  • 行動とアウトプット:やることが見えたら、すぐに行動する。行動からのアウトプットは完成度を上げすぎずに、関係者に積極的に共有する
  • フィードバックと学び:アクションやアウトプットから、自分が与えた影響を見る。フィードバックや気づきから学び経験にし、次につなげる


OODAFL ループ


やったことの整理でわかったのは、現状把握から行動までは OODA ループをやっていることです。


OODA ループ


OODA ループとは、意思決定プロセスです。以下の4つで構成されます。

  • Observe (観察):情報を収集する
  • Orient (状況判断):収集した情報を解釈し、何を意味するのかを考える
  • Decide (意思決定):状況判断から決断をする
  • Action (行動):実際の行動に移す

OODA の視点で自分がやったことを整理し直すと、次のようになります。

  • 観察:現状把握をするために、自分の状況を客観視し、観察する (人・モノ・情報・お金)
  • 状況判断:観察の意味合いと本質の理解から、自分が求められていること、価値を出せることは何か見極める
  • 意思決定:自分が何をやるかを決める
  • 行動:意思決定をしたら素早く行動する。行動からのアウトプットは積極的に共有する


OODAFL (オーダフル)


OODA ループは、4つめの最後は A の行動です。

私が新しい職場環境でやったことの整理の中には、行動の後に 「フィードバック」 と 「学び」 がありました。

OODA と合わせると、A の次にはフィードバックの F と、ラーニングの L が来るので、OODAFL となります。

  • 観察 (Observe)
  • 状況判断 (Orient)
  • 意思決定 (Decide)
  • 行動 (Action)
  • フィードバック (Feedback)
  • 学び (Learn)

大切なのは、この OODAFL ループを何度もまわし続けることです。

OODAFL によって、社内異動や転職後の新しい職場、あるいはプロジェクトでの新しい仕事でも、1日でも早く自分の力を発揮し、活躍できるようになります。


 「OODA ループ」 と 「PDCA サイクル」


今回は、OODA ループをベースに、行動後のフィードバックと学びを加えた OODAFL というフレームをつくりました。私は覚えやすいように 「オーダフル」 と読んでいます。

最後に、関連エントリーのご紹介です。「OODA ループ」 と 「PDCA サイクル」 について書いたエントリーです。

内容は、PDCA を有効に使うためにどうすればよいかです。PDCA の功罪と、PDCA と OODA は補完関係にあることを書いています。

よろしければ、ぜひご覧ください。



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多田 翼 (書いた人)


複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略、プロダクトマネジメント、マーケティングのコンサルティング及びメンター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝のランニング。

内容は、所属組織や会社の正式見解ではなく個人の見解です。