今回は、仕事術についてです。
✓ この記事でわかること
- あるベンチャー企業での全社 MVP 賞
- MVP 理由から考えさせられたこと
- 相手の期待を超え続ける仕事術
今回は仕事で成果を出す方法です。相手の期待を常に超え続けるために、どうすればいいかを掘り下げています。
この記事を読んでいただきたいと思うのは、ビジネスパーソンで、具体的には仕事で活躍したい・もっと成果を出したいと思っている、成長欲求の高い人です。
また、「相手の期待を超え続ける仕事術」 に興味を持った方にも参考になればと思います。ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。
全社 MVP 賞
最初に、今回の記事の背景を簡単に共有させてください。
あるベンチャー企業での2021年上期アワードで、全社 MVP 賞の発表と授賞式に参加しました。
印象的だったのは、MVP 賞に輝いた方についての社長から受賞理由でした。理由は、常にまわりからの期待に応え、それも期待通りではなく、期待を超えて事業や経営へのインパクトが大きかったとのことでした。選考において満場一致だったそうです。
相手の期待を超え続ける
MVP の理由である 「相手の期待を超え続ける」 は、自分自身も大切にしたいことです。
仕事で成果を出すとは相手の期待を超えることです。私が思うプロフェッショナルとは 「お客や一緒に働く人からの期待を常に超え続ける人」 です。
言葉にするとシンプルですが、実際にできるのは簡単ではありません。では相手の期待を超えるためにはどうすればいいのでしょうか?
期待を超え続ける仕事術
大きくは2つあります。
✓ 期待を超え続ける方法
- 相手からの期待を理解する
- 期待を分解してどう満たすかを見極める
では順番に見ていきましょう。
相手からの期待を理解する
前提として押さえておきたいのは、期待を超えたかどうかは判断するのは相手です。自分ではありません。
事前に相手が持っている期待に対して、それと比べて期待通りか、期待を超えたが判断されます。
だからこそ大事なのは、まずはそもそもの相手からの期待を把握することです。ここで言う相手とは、一緒に働く人なら上司や同僚、他部署の関係者です。社外なら取引先やお客です。
彼ら・彼女らが自分にどんな期待をしているかを知ることが、期待を超えるための第一歩です。
期待を分解する
自分への期待といってもまだ漠然としています。こういう時は分解してみるといいです。
大きくは3つです。
✓ 期待の分解
- 品質 (クオリティ)
- スピードやスケジュール
- かける時間や予算
順番に補足をすると、1つ目の品質とは成果物の完成度です。どれくらいの仕上がり度合いか、スペックや機能を求められているかの期待です。
2つ目のスピードやスケジュールとは、いつまでに必要なのかです。よく 「なる早で」 と言われることがありますが、なる早とは具体的にいつまでを指しているかのスピード感への期待理解です。
3つ目の 「かける時間や予算」 とは、要するにどれくらいのリソースをかけるのかです。結果へのプロセスです。結果さえ出してくれれば手段やプロセスは問われない場合もありますが、いくら完成度への期待を超え期日を守ったとしても、残業を続けて時間を多く使い、想定以上の予算を使っては期待通りとは言えません。
最適解を見出そう
以上の3つのポイント、品質、スピード、かけるリソースはトレードオフです。
例えば品質を重視するならかける時間は多くなり、その分だけスケジュールも後ろになります。一方でスピード重視なら、品質は時には多少は目をつむることもあるでしょう。
3つで相反するような状況になります。たとえそのような場合でも、相手の期待理解を常にアップデートし、その期待を超え続けられる人がプロフェッショナルです。
今回の背景のベンチャー企業でのアワード賞に戻ると、高いレベルで期待を超え続けたからこそ全社 MVP 賞を受賞できたわけです。
相手の期待を常に超え続けることは簡単ではありません。だからこそ、これからも自分自身も大切にしたいです。
まとめ
今回は、期待を超え続けるためにはどうすればいいかを掘り下げました。
最後にまとめです。
期待を超え続ける方法
- 相手からの期待を理解する
- 期待を分解してどう満たすかを見極める
相手からの期待への理解
- 前提として期待を超えたかどうかは判断するのは相手
- まずはそもそもの相手からの期待把握から
- 一緒に働く人なら上司や同僚、他部署の関係者。社外なら取引先やお客
期待を分解してどう満たすかを見極める
- 分解は3つ。① 品質 (クオリティ) 、② スピードやスケジュール、③ かける時間や予算
- 3つはトレードオフ。時には3つで相反する状況になる
- 相手の期待を常に超え続けることは簡単ではないからこそ、これからも大切にしたい
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