今回は、OODA (ウーダ) ループと成長プロセスについてです。
- OODA ループとは?
- 効果的な 「走りながら考える」 とは?
- できる人はやっている OODA 成長プロセスとは?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、どうやって行動をし、自分を成長させていくかです。
OODA ループという意思決定と実行のプロセスから、学びと成長を効果的にやっていく方法をご紹介します。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事やキャリアへの参考にしてみてください。
OODA ループとは
最初にご紹介したいのは、OODA (ウーダ) ループです。
OODA ループとは、4つの頭文字からなる意思決定と実行のプロセスです。
OODA ループ
- Observe 観察
- Orient 判断
- Decide 意思決定
- Act 実行
ものごとの観察から始まり、観察内容から意味合いを抽出し、方向性を判断します。
判断から意思決定をし、実行に移していくというプロセスです。
「走りながら考える」 とは
OODA ループでのポイントだと思うのは、正しく走りながら考えられることです。
ただし、行き当たりばったりで実行に移すのではなく、起こっている事象を観察し、それが何を意味するのかを見い出します。観察からどちらへ進むかの大きな方向性を判断し、実行に移していきます。
最初に緻密な計画を立てるよりも、判断 → 意思決定 → 実行を素早くやっていきます。
OODA で戦略の解像度を上げる
そして、もう1つのポイントは、OODA ループを何度もまわすことです。
意思決定に従って実行をすれば、事前の想定の何が正しかったのか、何が間違っていたかがわかります。また、実行前では気づいていなかった新しい発見があります。
実行した状況を観察し、起こったことから再び判断を入れます。最初の OODA ループで見極めた大きな方向性はズレていないか、より具体的な戦略を詰めていきます。
OODA をまわしながら戦略を磨き、まわすごとに方向性や戦略の解像度が上がっていきます。
できる人の成長プロセス
私自身の経験から言えるのは、仕事ができる優秀な人の中には、考えるよりもいきなり実行に移して成果を出す人がいます。
綿密な計画を立てるよりも、まずはやってみるというスタイルです。
しかしあらためて考えると、思ったのは、他人には見えないレベルで OODA をまわしているのではないかということです。
観察から方向性を判断し、やることを決めて実行に移すまでが早いので、他の人からするといきなりなり行動しているように見えるわけです。さらに、このプロセスを小さく何度も早くまわしています。
人にはわからないレベルですが、OODA ループによる成長プロセスです。
OODA ループによる成長プロセス
- 戦略としてまずは大きな方針だけを決める
- その方向性が正しいかを試しにやって確かめてみる
- 実行からわかったことを戦略に反映させて、実行する
- このプロセスをまわし続け、戦略の解像度を上げていく
- 経験やスキルが蓄積していく
まとめ
今回は、OODA ループを取り上げ、効果的な 「走りながら考える」 とはどうすることか、OODA ループによる成長プロセスをご紹介しました。
最後に今回の記事のまとめです。
OODA ループは4つの頭文字からなる意思決定と実行のプロセス。
- Observe 観察
- Orient 判断
- Decide 意思決定
- Act 実行
OODA ループでポイントだと思うのは、正しく走りながら考えられること。
最初に緻密な計画を立てるよりも、判断 → 意思決定 → 実行を素早くやっていく。OODA をまわしながら大きな方向性や戦略を磨き、まわすごとに解像度を上げていく
OODA ループによる成長プロセス
- 戦略としてまずは大きな方針だけを決める
- その方向性が正しいかを試しにやって確かめてみる
- 実行からわかったことを戦略に反映させて、実行する
- このプロセスをまわし続け、戦略の解像度を上げていく
- 経験やスキルが蓄積していく