
今回は、ものごとをやり抜くコツについてです。
- 何かを始めても途中で挫折してしまう…
- やると決めたことを最後まで続けたい
- やり抜くための4つのポイントとは?
こんな疑問に答える内容を書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、やり抜く力をどうつけるかです。
4つのポイントに絞って、何かを継続してやり切る方法をご紹介しています。
ぜひ記事を読んでいただき、お仕事やプライベートでの参考にしてみてください。
習慣と三日坊主
皆さんは、普段から習慣として続けていることは、どんなものがあるでしょうか?
運動や読書、ダイエットなど身体や心に良いことは習慣にしていると、それだけ日々の時間が充実します。
一方で、三日坊主という言葉があるように、何かをやろうと決めて続かないこともあります。では、ものごとをやり抜くためには、何かコツのようなものはあるのでしょうか?
やり抜く力
何かを始めて続けていくためには、次の3つがポイントです。
やり抜くために
- 興味を持つ
- 熱中する
- 目的が明確になる
1つ目の 「興味」 は、自分がやりたいと思う気持ちを持っているかです。内側から生まれる好奇心です。
2つ目の 「熱中」 は、情熱です。最初は興味本位だったものが、次第におもしろくなり気づけばハマっている状態です。
3つ目の 「目的」 は、やっていることの意義が明確になることです。目的は2つに分解でき、自分のためと他人のためです。後者の他者に貢献できている実感が持て、目的として設定できるかどうかです。
始めは利己的な目的しかなかったのが、次第に利他的な目的も持つようになるのです。
もう少し、目的について掘り下げてみます。
リーダーシップの旅
ところで、書籍 リーダーシップの旅 - 見えないものを見る には、リーダーシップの形成プロセスが書かれています。
リーダーは自らをリードするところから始まるという考え方です。具体的には、以下の3つのプロセスです。
リーダーシップの三段階
- Lead the self (自分自身をリードする)
- Lead the people (フォロワーをリードする)
- Lead the society (社会をリードする)
リーダーシップの三段階に、やり抜くための3つのポイントを当てはめると、どうなるでしょうか?
1つ目の Lead the self は、興味、熱中、目的 (利己) です。そして、2つ目と3つ目の Lead the people と society は利他の目的です。
ここまで、やり抜くための3つのポイントについて掘り下げてきました。3つとは、興味、熱中、目的です。
実はやり抜くためには、もう1つ大事なことがあります。
希望を失わない力
それが希望を失わない力です。
何かを新しく始めると、いずれはマンネリや失敗が必ず起こります。始めたことに期待をしていると、うまくいかなかった時の反動が大きくなります。期待が過度なものだと、その分だけ落ち込みが大きくなるわけです。
興味から始まり、熱中し、自分だけの目的だけではなく他者の目的もできるまでは、上がり調子です。しかし、一本調子でうまくいくとは限りません。厳しい現実を突きつけられることになり、過度な期待だったことに気づかされます。
やり抜くためには、このような谷間や、もしかしたらどん底の状況でも希望を見失わずに、あきらめずにやり切れるかどうかです。
では、希望を失わないためには、どうすればいいでしょうか?
解像度を上げて変えていく
興味、熱中、目的の捉え方にポイントがあります。
興味を持ち続けるために、興味の中身を変えてみます。好奇心の対象の解像度を高くし、常に新しいことへの興味を抱き続けます。それにより、熱中も維持できます。
目的の捉え方も、少しずつ変えていくとよいでしょう。何のためにやっているかを漠然としておくよりも、細かく分解してより具体的な目的設定です。
まとめ
今回は、何かをやり抜くために、どうすればいいかでした。
最後に今回の記事のまとめです。
1.
やり抜くためのポイント
- 興味を持つ
- 熱中する
- 目的が明確になる (利己から利他へ)
- 希望を失わない
2.
何かを新しく始めると、いずれはマンネリや失敗が必ず起こる。厳しい現実を突きつけられることになり、過度な期待だったことに気づかされる。
3.
希望を失わないためのポイントは、興味、熱中、目的の捉え方。興味対象の解像度を高くし、常に新しいことへの興味を抱き続ける。熱中も維持できる。目的も少しずつ変えていく。細かく分解し、より具体的な目的を設定する。