2020/02/04

戦略思考で新しい環境で成功する方法 (年収が決まる条件からの示唆) 




今回は、ビジネスキャリアと戦略についてです。

  • 年収が決まるポイントとは?
  • 戦略の観点で紐解くと?
  • 部署異動や転職後に活躍する方法 (応用例)

こんな疑問に答える内容を書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、キャリアのつくり方です。

戦略的な視点で、仕事の成果をどう出すかを書いています。

キャリアだけではなく、戦略的な見方や考え方をするヒントになればと思います。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考にしてみてください。


年収が決まるポイント


いきなりですが、会社で働く時の年収はどのように決まるでしょうか?

年収の条件は、次の3つがあります。


年収が決まるポイント
  • 業界と会社
  • 職種とスキル
  • 成果


1つ目は、どこで働くかです。大きくは業界特性、そしてミクロではどの会社で働くかで決まります。3つのうち、年収が決まる要素として影響の大きな条件です。

2つ目は、その業界と会社でどんな専門性を持って働くかです。価値の出せる職種で希少性のあるスキルほど、年収は高くなります。

3つ目は、ご自身の仕事での成果です。

以上の3つを 5W1H に当てはめると、業界と会社が Where 、職種・スキルが What 、成果が How です。


Where と What を意識しよう


特にボーナスなどがそうですが、3つのポイントのうち目が行きやすいのは3つ目の 「成果」 です。

一見するとこれだけで年収が決まるように思えますが、3つのうちでは影響は相対的に小さいです。成果の前提として、業界と会社、職種やスキルがあっての、仕事での実績です。

意識したいのは、Where と What です。

これからのご自身のキャリアを考える時に、自分はどういう環境で活動するか、どんなスキルや職種につくかは、中長期で捉えるといいです。


戦略の観点で紐解くと


ここまでの話を、戦略の視点でどんな意味があるかを考えてみます。

年収が決まる3つのポイントは、次のように言い換えられます。


戦略の要素
  • 戦場: どこで戦うか
  • 戦力: 戦うための武器 (リソース)
  • 戦い方と戦績: どう戦い、どんな戦績を残すか


戦略とは、目的を達成するためのリソース配分の指針です。限りあるリソースを有効に使い目的達成の確率を最大化させるために、「やること」 と 「やらないこと」 を決め、やることの優先順位に沿ってリソースを投下します。

戦略が決まれば、どう戦うかの戦術をつくります。戦術は How です。

ここでも、How の前に Where (戦場) と What (戦力) が大事になります。


新しい環境で成果を出す方法


ここまでの内容を、横展開してみましょう。

戦略の視点で、新しい環境で成功する方法です。例えば、お仕事での部署異動や転職です。

以下、戦場、戦力、成果について、具体的に何をすればよいかです。


戦場の見極め
  • 業界や会社の成長性
  • 規模
  • 競争状態 (既存プレイヤー, 新規参入と撤退)
  • KSF (成功要因) の見極め、確立度合い
  • 敵 (自分にとってのライバル) と、味方


戦力の見極め
  • その戦場ではどんなスキルや経験が活かせるか (相対的な優位性)
  • 新しく獲得できるスキルは何か
  • 今の自分は何が足りていないか
  • どうすれば身につくか


成果を出すために
  • 期待される成果水準と時間軸
  • 成果レベルを達成する難易度
  • センターピンは何か (最も注力すべきこと)
  • 自分のコントロール範囲
  • プロセスから成果までのストーリー (全体の因果)


ここでも How からではなく、最初に見極めるのは Where と What です。


まとめ


今回は、キャリアを戦略の観点で見てきました。

今の環境を一歩引いて見たり、新しい環境で挑戦される時の参考になればうれしいです。

では最後に、今回の記事のまとめです。



1.
年収が決まるポイント
  • 業界と会社 [Where]
  • 職種とスキル [What]
  • 成果 [How]


2.
How である成果に目が行きがち。自分はどういう環境で活動するか、どんなスキルや職種につくかの Where と What を中長期で考えよう。


3.
新しい環境で成果を出すために、戦略の要素に分解してみるとよい。
  • 戦場: どこで戦うか
  • 戦力: 戦うための武器 (リソース)
  • 戦い方と戦績: どう戦い、どんな戦績を残すか

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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。