ラベル キャリア/転職 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル キャリア/転職 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
投稿日 2017/08/10

書評: LIFE SHIFT (ライフシフト) - 100年時代の人生戦略 (リンダ・グラットン / アンドリュー・スコット / 池村千秋 (訳) ) 。変化が起こってからではなく起こる前に行動する


Free Image on Pixabay


LIFE SHIFT (ライフシフト) - 100年時代の人生戦略 という本をご紹介します。



エントリー内容です。

  • 本書の内容。多様化する寿命100年時代の人生
  • 人生を充実させる無形資産
  • 変化が起こってからではなく起こる前に行動する

投稿日 2017/07/25

採用面接での難しい質問には、質問する側の意図を見抜くべし


Free Image on Pixabay


転職活動や就職活動での採用面接では、その場で簡単に答えられないような質問をされます。

今回は、採用面接での質問の対応について書いています。

エントリー内容です。

  • 採用面接でのトリッキーな質問、質問する側の意図
  • 普段の仕事で工夫していることは何か
  • 当社の商品・サービスの問題点と解決アプローチは何か

投稿日 2017/06/15

キャリアとは仕事や学歴だけにあらず。キャリア = 道 = 人生そのもの


Free Image on Pixabay


日本人には教えなかった外国人トップの 「すごい仕事術」 という本をご紹介します。



エントリー内容です。

  • 本書の内容。キャリアの本来の意味は 「人生そのもの」
  • 点と点がつながる
  • 自分のキャリアをどうつくるか

投稿日 2017/06/01

書評: ソース - あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。(マイク・マクマナス) 。自分の 「矢印の根本」 を深く掘りする


Free Image on Pixabay


ソース - あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。 という本をご紹介します。



エントリー内容です。

  • 本書の特徴
  • 自分の中のワクワクを追求する。ワクワクから世の中に貢献する
  • 私のワクワク

投稿日 2017/03/11

スティーブ・ジョブズの教え 「点と点をつなげる」 ために大切にしたい考え方


Free Image on Pixabay


スティーブ・ジョブズは、2005年の米国スタンフォード大学卒業式の祝賀式で、卒業生に向けてスピーチを行いました。

‘You’ve got to find what you love,’ Jobs says | STANFORD UNIVERSITY


今回はジョブズのスピーチから、「点と点をつなげる」ためにどうすればよいかを考えます。

エントリー内容です。

  • スティーブ・ジョブズからの3つのメッセージ
  •  「点と点をつなげる」 ためにはどうすればよいか
  • ジョブズのスピーチ動画

投稿日 2017/02/18

「多様性重視」と「選択と集中」のバランスから考える、組織マネジメントと個人ビジネスキャリアへの示唆


Free Image on Pixabay


今回は、ビジネスでの組織マネジメントと、個人のビジネスキャリアについてです。

エントリー内容です。

  •  「組織の多様性」 と 「選択と集中」 
  •  「多様性」 と 「集中」 の循環からの示唆
  • 個人のビジネスキャリアへの示唆

投稿日 2017/01/02

せっかくのチャンスを無駄にせず、自分のキャリアを磨くためにできること


Free Image on Pixabay


チャンスを活かし、ビジネスキャリアをどうつくるかを書いています。


エントリー内容です。

  • キャリアを停滞させる 「ポジションの矮小化」
  • ポジション以上の役割を発揮するために (3つ)

投稿日 2016/12/31

2016年を振り返る


Free Image on Pixabay


2016年12月31日、今年も残すところあと1日です。今年最後のエントリーでは、自分自身のできごとについて、1年を振り返ります。


仕事


2016年の今年は、仕事が充実した1年でした。社会人になってから、最も仕事の中身の濃い年でした。

平日も土日もかぎらず、365日仕事をしました。

2015年末に企画したプロジェクトが、年を明けた2016年になり本格的に動き出しました。自分が創ったものが社内で拡大し、何よりクライアントに貢献できたことは、今年のハイライトの1つでした。

振り返ってみると、1年を通して適切なリスクが取れ、挑戦し続けることができました。
投稿日 2016/10/06

イノベーション理論 「両利きの経営」 は、ビジネスパーソンのキャリア形成にも示唆を与えてくれる


Free Image on Pixabay


イノベーションの理論 (両利きの経営) から、自分を成長させるためにどうすればよいかを考えます。

エントリー内容です。

  • 両利きの経営とは
  • 「知の探索」 と 「知の深化」 をバランスよく
  • Google のやり方に学ぶ最適な配分

投稿日 2016/03/19

マーケティングでは、強みを 「提供するもの」 と 「利用者が得られる価値」 に分けて考えよう




マーケティングで、差別化を実現する 「強み」 について考えます。

エントリー内容です。

  • 強みは競合と差別化されたもの
  • 「提供するもの」 と 「利用者が得られる価値」 に分ける
  • キャリアへの応用

投稿日 2016/01/20

トンカツ理論はマーケティングもキャリアにも使える


私の尊敬するマーケターが佐藤義典氏です。佐藤氏が提唱するマーケティング理論の1つに、「トンカツ理論」 があります。
投稿日 2015/12/31

2015年を振り返る




2015年も大晦日、残すところあと1日です。今年最後のエントリーでは、自分のできごとについて、1年を振り返ってみます。


次女が誕生


秋に二人目の女の子が生まれました。

一人目と同じく、立ち会い出産をしました。長女の時に比べるとお産もスムーズでした。陣痛から病院へ向かい、その後の分娩台までの時間も長女の時と比べると半分くらいでした。生まれてからも元気で、その後も日々成長しています。

すぐ後に触れますが、妊娠初期に一時期は流産の可能性もあり、無事に生まれてきてくれて本当によかったと思っています。


娘との二人暮らし


次女の誕生に前後しますが、妊娠初期に早期破水が起こりました。

病院に直行し、診断の結果、そのまま緊急入院となりました。妊娠17週目というタイミングでした。もしこのまま破水が続くようであれば、胎内で赤ちゃんは生きられないだろうと担当の医者から告げられました。

破水が小康状態になったとしても、通常よりも明らかに早いタイミングで早期出産になる可能性がありました。その場合、低くない可能性で何らかの障害を持って生まれることも伝えられました。

妊娠22週目未満であれば、今後の母体も考えると堕ろすことも選択肢の1つとのことでした。

私自身は、その選択はなく、またたとえ障害を持って生まれても自分の子には変わらないので、なんとか生んでほしいと考えました。

母体には絶対安静が必要とのことで、妻が長期で入院を続けることになりました。その間、1才の長女との二人暮らしをすることになります。

周囲からは二人でやっていけるのかという声もありました。しかし、自分の中では逆に火が付き、ただ一人だけ妊娠継続と出産を言い続けたことで、長女と二人で暮らすことに腹をくくれました。

娘の保育園の送り迎えに加え、家事全般もやることになりました。娘は寂しがり、普段よりも甘えたりすることが多くなりました。

それでも、なんとか二人で暮らせたのは周囲のおかげでした。家族、保育園や同僚のサポートにあらためて感謝です。無事に次女が生まれたことは、今年1年の最もうれしい出来事でした。

長女にとって、おそらく彼女の人生の中で、最も父親と長く一緒に過ごした時間になりました。

長女はまだ2才になる前後の時期だったので、この間の記憶がどこまで彼女の中に残ってくれるかです。あの二人暮らしの日々は残らないのかなと思うと、少し残念ではあります。


毎日のランニングとウォーキングが習慣に


2015年7月にランニングを始めました。毎日続けられ習慣になりました。ランニングとウォーキングでどういう変化があったかは、こちらのエントリーで分析しています。

ランニング開始4ヶ月のトラッキングデータを使った統計分析


資産運用


2015年の資産運用のトピックは3つです。

1. 資産配分の目標見直し

資産配分 (アセットアロケーション) の3年トレンドから、今後の方針を確認しました。この先の 1-2 年はリスク資産への投資を少し増やすことを考えています。以下は関連エントリーです。

金融資産の3年トレンドから考える2016年の投資方針

2. 子どもの将来資金は投資信託で運用

誕生祝い・お年玉・公的な児童手当などから余った分は、投資信託にスポット投資をすることにしました。それとは別に毎月一定額を自動積立として投資しています。こちらが関連エントリーです。

子ども用の貯金には、投資信託での自動積立+スポット積立

3. NISA 運用を開始

2015年10月末に申込み手続きを始め、11月末に NISA 口座を開設しました。NISA を資産運用の中でどう位置づけるのかも、決めました。

NISA はじめました。開設プロセスと NISA 活用方針 (2015年末時点)


仕事はとても充実できた1年


2015年の今年、プロモーション (昇進) することができました。転職して2年という期間なので、順調と言えば順調です。

プロモーション自体はもちろん喜ぶべきことなのですが、1年を振り返った時にそれ以上に充実感があるのは、プロモーションをきっかけにより仕事が楽しくなったことです。

プロモーション前後で、表面上は自分の責任範囲は特に変わってはいません。ただ、自分の中で、より責任感が生まれ、仕事が今まで以上におもしろくなりました。

その理由を考えてみると、プロモーションに恥じないようにしたいと思い、何より後押ししてくれた上司に対して泥を塗ることはできないという気持ちから、仕事により責任感が持てたからです。

良い循環になったのは、仕事で何を実現したいかも明確になり、それに向けて集中でき、充実した仕事できました。


最後に


2015年の今年最後のエントリーでは、自分自身のことの1年間を振り返ってみました。

実は、このようなエントリーはこれが初めてです。今までは私自身のことを振り返っても、それは読み手にとって知りたい情報ではないと考えていたからです。

別の考え方をするようになったのは、他のブログ等で振り返りのエントリーをいくつか目にしたからでした。書いている人への理解がより具体的になり、共感できることや自分とは違う面に触れることで、自分のことを見直すきっかけになりました。

この体験を通して、自分からも何か一つでも役に立つことがあるのではないかと思い、振り返りエントリーを最後にアップしました。

投稿日 2015/12/12

「カフェオーナーになることが夢」 に向かって歩き出した女性へのアドバイス




今回は、ビジネスキャリアについてです。

エントリー内容です。

  • 夢はカフェオーナーになること
  • 女性に伝えた2つのこと
投稿日 2015/07/04

あなたの 「強み」 は、他人には真似されにくい 「源泉」 に支えられていますか


今回は、仕事において自分の強みをどう考えるか、その強みの元は何かについて書いています。

投稿日 2014/09/23

はじめての転職活動中の方へ、いくつかのアドバイス




ここ最近、転職の話や相談を受けることがいくつかありました。

今回のエントリーは、その時に伝えたことを2つピックアップして書いています。転職活動をやり始めたくらいの方が対象なので、参考になれば幸いです。


聞かれたことに正しく答える


文字にすると、「なんだそんなことか」 と思いますが、意外にできていないものです。意図的にはぐらかす場合は除き、本人としては質問にちゃんと答えているつもりでも、質問をした相手からすると、聞きたいことが返ってこない状況は避けたいです。
投稿日 2014/02/15

初めての転職をした頃の自分に送るメッセージ




ここ最近、自分の転職を振り返る機会が何回かありました。ちょうど今から10ヶ月前に初めての転職をしました。

このエントリーでは、今の自分が当時転職したばかりの自分へのメッセージを伝えるつもりで書いてみます。特に初めて転職される、または転職して間もない方の参考になればうれしいです。

メッセージは3つです。

  • 失敗はつきもの。大事なのは次にどう活かすか
  • 「人としての信頼」 と 「成果としての信頼」 の両方を築く
  • 他人になろうとしない。自分を受け入れる
投稿日 2013/11/16

転職して6ヵ月経ちました:環境を変えること




先日、通勤定期を更新しました。定期は6ヵ月を使っています。

通勤経路が変わった、すなわち転職して6ヵ月が経ちました。半年という区切りなので、環境を変えることについて考えてみます。

転職というのは、仕事の環境が大きく変わります。

それによって、自分の中での考え方や価値観も少なからず変わるものです。否応なく、新しい環境への適応が必要になります。

転職の意義はそれを通じて自分がどう変われるかだと思います。受け身で「変わる」というよりも、自らの意志で「変われるか」です。

転職をしたから見えてきたことに、同じ組織に長くいると「ものさし」が固定化してしまうことがわかりました。ものさしというのは、自分自身への評価であったり、自分の仕事の立場/役割、業界への見方、などです。

例えば、自分の強みだと思っていたことが、新しい環境になることでもっとすごい人が普通にいたりだとか、逆に意識していなかった自分の考え方・やり方が転職後には重宝されます。

こうした自分を客観視する「ものさし」が場を変えることで変わったり、新しく増えます。

今の会社には評価制度に上司だけではなく、一緒に仕事をしたメンバーの評価もあります。クロスファンクションと言って、異なる組織や国で仕事をすることも多く、色々なプロジェクトでいろんなメンバーと仕事をし、そのメンバーに評価してもらう制度です。

最新の評価が返ってきました。

新しい発見だった1つに「No と言えること」という評価点がありました。

具体的な評価は、データや事実に基いて中立的・客観的な視点や意見を言える、チームが進めた方針/ストーリーであっても、データからそれは言えないと反対したことでした。

一方、様々な立場の人を巻き込んで行ったり、リーダーシップについては、評価としては自分は満足できるものではありませんでした。今後の自分の課題です。これも転職をして初めて見えてきたことです。

新しい環境は、自分を磨くチャンスです。その一方で、より難しいチャレンジが伴う場合は失敗や挫折も経験するので、「前の環境のほうがよかった」と後ろ向きになることもあるでしょう。転職にはプラスとマイナスの幅の大きさが、転職をせずに残るよりも大きく、それだけリスクがあります。

リスクをどう捉えるかです。もし、自分の中で少しでも「やってみようかな」と思えるのであれば、挑戦したほうがよいと考えます。転職をして半年ほど経った今はそう言えます。

仕事がマンネリ化していたり、以前ほど考えたり試行錯誤がなくても目の前の仕事がこなせるようになってきたら、新しい環境に移るタイミングです。

投稿日 2013/09/23

失敗と書いて、せいちょう (成長) と読む




失敗について、別の2冊の本に書いてあったことが印象的だったので、ご紹介します。


失敗を成長につなげるためには


1冊目は、凡人を達人に変える 77 の心得 という本です。著者は野村克也氏です。



野村氏が監督をつとめていた時、ミーティングで選手によく話していたことがまとめられています。

随所にビジネスマンの場合にはこう当てはまるといった、野球 → 一般的なビジネスの視点の切り替えがされます。日々の仕事にも考えさせられることが多い本でした。

77の心得の一つが、言い訳をする人間が伸び悩む理由でした。失敗について次のように書かれていました。該当箇所を本書から引用します。

失敗をした時、なぜ人は言い訳をしたがるのか。これは、失敗と正面から向き合いたくないからである。失敗から逃げ出しているのだ。
投稿日 2013/08/03

転職して3ヶ月を振り返る


Free Image on Pixabay


転職して3ヶ月が経ちました (2015年8月現在) 。

感覚的に、3ヶ月が1年くらいの時間のようです。いや、もっと長い時間かもしれません。それだけ密度が濃かったし、早く時間が過ぎました。転職を通じて様々なことが変わりました。

今回のエントリーでは、あらためて転職後の3ヶ月を振り返ります。仕事で意識していた3つです。

  • 自分がいることによって、価値を出せているか
  • 行動し一歩でも中に入り込む
  • 楽しく働く
投稿日 2013/06/29

奥さんの妊娠と転職の共通点から考える2013年の後半戦




明日で6月が終わるので、2013年もちょうど半分の折り返しです。

今年は自分にとって大きな変化が2つあった年でした。1つは子どもを授かったこと (9月に生まれる予定です)、もう1つは転職です。

10年後に振り返って見ても、2013年は人生の分岐点の1つになった年になるだろうなと思っています。

■ 奥さんの妊娠と転職の共通点

奥さんの妊娠と転職には共通点があります。自分一人ではコントロールできない領域が相対的に大きいということです。

子どもの話では、妊娠しているのは奥さんなので、例えばお腹の赤ちゃんの成長に対して自分ができるのは間接的な貢献になります。性別の役割なのでどうしようもないのですが、妊娠期間中の育児での自分の役割は、あくまで妊婦である奥さんのフォローです。

転職については、新しい環境になり、はじめはわからないことだらけでした。

2ヶ月くらいたった今でもまだまだ見えていないこともあり、自分でコントロールできない領域も前職の時と比べると多いと実感しています。日々試行錯誤で、たくさんのハードルを超え続けている感じです。

制約の中で自分にできることは何か、自分が活かせる場所はどこか (比較優位の視点) 。今まで以上に考えるようになりました。

自分がコントロールできるかどうかで大事なのが、どこまでがコントロールできる or できないかを認識することです。そして、どうすればコントロールできる領域を増やしていけるかです。その一方でできない領域については、できないのを前提に自分ができることに集中することです。

この考え方は、「7つの習慣」にでてくる第1の習慣「主体性を発揮する」です。

生き方として、自分がコントロールできることとできないこととを区別し、自分のコントロールできること (本書では「影響の輪」と表現しています) に集中するという習慣です。主体性を持つとは、人間として自分の人生に対する責任をとること、自分の行動に対する責任です。

「主体性を発揮する」は、7つある習慣の中で一番影響を受けている考え方です。

■ 刺激と反応の間には選択の自由がある

第一の習慣に出てくる話で印象的だったのが、「刺激と反応の間には選択の自由がある」でした。

何かが自分に起こったという刺激に対して、自分の感情反応は1つではない、つまり、刺激 → 選択 → 反応と、刺激と反応の間には「選択の自由」を持っている、という考え方です。

例として、発車間際の電車に乗ろうとして目の前でドアが閉まり乗り損ねたとします。

1つの選択は、「今日はついてないな」とマイナスの反応で考えてしまうことです。乗り遅れた → 運が悪い、という気持ちになるかもしれません。

別の選択は、「次の電車はすぐ来るし、発車間際の電車より空いているかもしれない、待ち時間も有効に使おう、乗り遅れても数分の差で大したことない」と起こったことに前向きに考えてみることです。

電車に乗り遅れたという出来事 (刺激) に対して、自分がどういう気持ちを持つか (反応) には選択肢があるのです。

どうせ選ぶなら意識してポジティブな反応をします。1つ1つは小さなことでも、積み重なると大きいです。自分の身に何が起こるかではなく、それにどう反応するかです。

自分がコントロールできない刺激に対して、自分の反応は選べる (コントロールできる) 、選択の自由があるのです。

■ 人生はスーパーマリオ

今はできないことでも、1つ1つクリアしていく。クリアする度にまた新しいチャレンジが始まる。この話をうまく表現しているのが、ソフトバンク・孫さんの「人生はスーパーマリオ」です。

弟である孫泰蔵氏は、かつて起業したばかりの頃、資金繰りや社内の人間関係に苦しみ人生のどん底にあったと言います。そんな時に兄である孫正義氏から以下の話を聞いたそうです。

泰蔵、辛いやろ。苦しかろう。ばってん、お前は今いい経験をしよるとぞ。その苦労や経験は必ず実となって今後お前の人生に絶対に役に立つ。

人生はスーパーマリオみたいなものだ。

最初に1面を始めたときを考えてみい。ザコキャラのノコノコにすぐやられるし、雲に乗ることもできん。だんだん習熟してくるとボスキャラのクッパにたどり着けるようになる。だけど、本当にクッパを倒せるまでに何度も死ぬことになる。そこで挫折しそうになるのをこらえて挑戦を続けて、やっとクッパをやっつけてピーチ姫を助けることができる。次の2面はまた一段と難しくなっとる。そこで何度も何度も失敗するけど、努力と訓練でスキルを上げてクリアしてゆく。

いまのお前は1面で苦労している段階や。それでいかにも俺に助けてもらいたそうな顔をしているけど、プライドがあって言い出せんのだろう。最初に言っとくけど、俺は助けてやらん。お前の今の困難はおれも経験したし、助けてやるのは簡単やぞ。だけど、ここで助けてたらお前のためにならん。

『そこの土管から3面にワープできるぞ』と教えるのは簡単やけど、いまのお前の実力では3面にいったら瞬殺やぞ。だから、1面、2面で『必ず経験しておくべき失敗をして』、そのうえでクリアしていって、やっと3面のボスキャラに対抗できる実力が身に付く。ここで俺がお前を助けて3面に行かせてやったら、そこで致命的な失敗をする。だから、ここは逃げちゃいかん。お前の勝負どころやぞ。

書籍「僕たちがスタートアップした理由」より引用

自分自身の考え方の1つに、これまでの「今」の積み重ねが今の自分をつくっている、いかに毎日きちんと生活するか、を大切にしたいというものがあります。過去の積み重ねが今で、今を重ねていくことで未来になる、全ての「今」を積み重ねたのが自分の人生であり、常に「今」というこの瞬間をいかに生きるかが大事、という考え方です。

マリオは様々な制約の中で、敵と戦ったり時には逃げながらもピーチ姫救出というゴールに向かっていきます。自分にできることは何か。2013年の後半も、チャレンジし勝負していきたいと思っています。


※ 関連エントリー

リスクテイク→変化→成長という方程式
刺激と反応の間には「選択の自由」がある
人生はスーパーマリオ
インテージを退職しました
転職して1ヶ月を振り返る
父親になるということ


最新記事

Podcast

多田 翼 (運営者)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。