2020/09/09

書籍 「ハイ・コンセプト」 から、右脳主導型思考になる方法




今回は書籍 「ハイ・コンセプト」 からです。


この記事でわかること


  • 新しいことを考え出す6つの感性
  • 右脳主導型思考とは
  • ビジネスに感性を取り入れよう
  • 感性を活かす 「余白」 と 「サンドイッチ」


今回は、書籍 ハイ・コンセプト 「新しいこと」 を考え出す人の時代 - 富を約束する 「6つの感性」 の磨き方 からです。

この本のテーマである6つの感性と、右脳主導型思考を取り上げます。記事の後半ではビジネスへの応用として、感性を機能させるためにはどうすればいいかを掘り下げます。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。


この本に書かれていること


今回取り上げる本は、ハイ・コンセプト です。





この本が書かれたのは、2005年です。2020年の今から15年前の本ですが、内容に古さは感じられません。

この本には、6つの感性 (センス) が紹介されています。


6つの感性
  • 機能ではなく 「デザイン」
  • 議論よりは 「物語」
  • 個別よりも 「全体の調和」
  • 論理ではなく 「共感」
  • まじめだけではなく 「遊び心」
  • モノよりも 「生きがい」


右脳主導型思考


この本の土台になっているテーマは、「左脳主導型思考から右脳主導型思考へ」 です。

右脳主導型によって物事の全体を捉え、新しい発想ができます。

なお、左脳から右脳主導型思考へと言っていますが、左脳の使い方や役割を否定しているわけではありません。この本が言わんとしていることは、特にビジネスでは 「もっと右脳の役割と特性を活かそう」 というメッセージです。

具体的には先ほどの6つの感性にあった、「デザイン, ストーリー, 調和, 共感, 遊び心, 生きがい」 です。

では6つの感性をトータルで見えると、何が言えるでしょうか?


6つの感性の俯瞰


6つを全体として捉えると、私の解釈は 「人間らしさ」 です。人それぞれの特徴が出るので、画一的とは対極にあります。

イメージは四角形よりも円です。別の表現をすれば、氷ではなく水です。

円や水に例えたのは、右脳主導型によるデザイン, ストーリー, 全体調和, 共感, 遊び心, 生きがいとは、非定形で流動的、柔らかく、そして温かみのあるイメージだからです。

では、左脳と右脳をバランスよく使うためには、どうすればいいでしょうか?

ビジネスにも感性を取り入れよう


右脳をうまく活用することは日常生活では普通にやっています。しかし、仕事の場面を思い浮かべると、私自身はプライベートに比べて左脳的な考え方に偏っていることに気づきます。

書籍 「ハイ・コンセプト」 を読んで改めて考えさせられたのは、もっと自然に左脳と右脳をうまく使えないかでした。

思ったのは、「ビジネスにも感性を取り入れよう」 です。

ロジックの上に直感が乗る、分解の後に感覚的・大局的な観点から統合していく、非連続なジャンプの時に自分の直感という感性を使ってみる。こうした使い方です。

では感性を普段から機能させるためには、どうすればいいでしょうか?


感性を活かす方法


私が思ったのは2つの方法で感性を機能させることです。


感性を生かす方法
  • 余白を持つ
  • 右脳と左脳のサンドイッチ


1つ目の余白とは、特に精神的な心の余裕です。

忙しいという字は、心を亡くすと書きます。心に余裕がないと感性が十分に働かなくなります。右脳ではなく左脳に頼りすぎてしまうのです。

2つ目の右脳と左脳のサンドイッチの補足です。

物事を考えていく時に、右脳と左脳を交互にサンドイッチのように使います。


右脳と左脳のサンドイッチ
  • 右脳の感性から気づく (直観的にとらえる)
  • 左脳で検証する
  • 右脳で大局的な結論を出す


サンドイッチのポイントは、先に右脳から入ることです。全体観から俯瞰して、感性で見ていきます。

そして、ここで終わらずに左脳でロジカルに検証を入れます。左脳は分解をするので、最後はもう一度右脳によって統合し感性から結論を導いていきます。


まとめ


今回は、書籍 「ハイ・コンセプト」 から、右脳主導型思考を掘り下げました。





いかがだったでしょうか?

最後に今回の記事のまとめです。


書籍 「ハイ・コンセプト」 の6つの感性 (センス)
  • 機能ではなく 「デザイン」
  • 議論よりは 「物語」
  • 個別よりも 「全体の調和」
  • 論理ではなく 「共感」
  • まじめだけではなく 「遊び心」
  • モノよりも 「生きがい」


6つの感性の俯瞰
イメージは四角形よりも円、氷ではなく水。非定形で流動的、柔らかく、そして温かみのあるイメージ。


感性を活かす方法 (ビジネスにも感性を取り入れよう)
  • 余白を持つ
  • 右脳と左脳のサンドイッチ (右脳で直観的にとらえ、左脳で検証、右脳で大局的に結論を出す)




ハイ・コンセプト 「新しいこと」 を考え出す人の時代 - 富を約束する 「6つの感性」 の磨き方

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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。


1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。