2020/09/30

データが価値にならない3つの壁 (課題)




今回は、データの価値化についてです。


この記事でわかること


  • データを持っているだけでは価値にならない
  • 価値にならない三つの壁
  • 1. 機会発見
  • 2. ソリューション
  • 3. マネタイズ


この記事では、データを価値に変えるためには、何が必要かを掘り下げて描いています。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、何かお仕事での参考になれば嬉しいです。


データと価値化の幻想


データの重要性は言わずもがなですが、データを持っているだけで価値があるというのは幻想です。

実際のところはそうはうまくはいきません。

データを価値に変えるには、超えなければならないいくつかの壁が存在します。


乗り越えるべき三つの壁


要素を分解すると、データの価値化には三つの壁があります。


データの価値化への三つの壁
  • 機会発見の壁
  • ソリューションの壁
  • マネタイズの壁


ではそれぞれについて、順番に見ていきましょう。


[価値化への壁 1] 機会発見の壁


いくら高品質なデータを大量に持っていても、活用する機会が無ければ猫に小判です。

ここで機会発見とは、データでどんな問題を解決するかです。ペインポイントである不の解消、ゲインとなるようなより良くするための機会です。

機会発見への壁とは、いかに本質的な問題を見出せるかです。


[価値化への壁 2] ソリューションの壁


一つ目の機会発見の壁を越えたとして、二つ目の壁がソリューションの実現です。

見出した機会に対して、自分たちのデータ、持っている他の経営・事業資源、オペレーションやノウハウなどのケイパビリティ (能力) で解決ができるかどうかです。

本質的な不を見つけ問題設定ができたとしても、解決できなければ価値に繋げられません。ソリューションをつくる壁が立ちはだかります。


[価値化への壁 3] マネタイズの壁


三つ目はデータからマネタイズができるかどうかです。

二つ目の壁を乗り越えたソリューションが、相手 (見込み客) にとってお金を払ってでも解決したいと思えるかどうかです。

もしソリューションのインパクトが 「あれば良い」 「無料なら使う」 程度のものであれば、マネタイズのハードルは高くなります。

お客が自分たちの身銭を切ってでも必要とするソリューションになっているかどうか、さらに持続的にソリューションとなり続けられるかどうかが、収益化のポイントです。


まとめ


今回は、保有するデータを価値にするための三つの壁をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

最後に今回の記事のまとめです。


データの価値化
データを持っているだけで価値があるというのは幻想。いくら高品質なデータを大量に持っていても、活用されなければ猫に小判。データを価値に変えるには、超えなければならない壁が存在する。


データの価値化への三つの壁
  • 機会発見の壁 (データで解決する本質的な問題を見出す)
  • ソリューションの壁 (機会に対してデータからの解決方法をつくる)
  • マネタイズの壁 (解決方法にお金を払ってくれる)

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。