今回のテーマは、アイデアのつくり方です。
子ども向けの図鑑やゲームに学べることを見ていきます。
✓ この記事でわかること
- 子どもたちに大人気の 「最強王図鑑シリーズ」
- 夢の異種格闘技ゲーム 「スマブラ」
- 2つの共通点に見るアイデアのつくり方
よかったら最後までぜひ読んでみてください。
最強王図鑑シリーズ
ご紹介したいのは、子どもたちに大人気の 「最強王図鑑シリーズ」 です (公式サイトはこちら) 。
最強王を決める戦いということで、トーナメント形式で1対1のバトルが繰り広げられ、最強は誰かを争うというものです。
こちらの 闇の王者決定戦編 で図鑑の中身をご紹介すると、
出典: PR TIMES
バトルの詳細が絵と文章で描かれる (出典: PR TIMES)
興味があったので買ってみましたが、実際に存在する動物などのバトルシリーズ以外にも、東西の妖怪や幻獣などの図鑑もあり、確かに 「これは子どもは好きそう」 という内容です。
最強王図鑑シリーズは、こんな戦いがあればおもしろいという発想から作られています。ここには人気ゲームの 「スマブラ」 と共通点があります。
スマブラ
スマブラ (大乱闘スマッシュブラザーズ) は、格闘ゲームです。
スマブラの特徴の1つは、キャラクターの豊富さにあります。人気ゲームのキャラクターが全員集合という感じです。
任天堂の代表的なゲームキャラクターのマリオやカービィ以外にも、任天堂以外のゲームメーカーのキャラクターも多数登場します。キャラクターごとに、もとのゲームにあった技やアイテムがあり、各ステージにも特徴が反映されています。
学べること
ここまで見てきた 「最強王図鑑シリーズ」 と 「スマブラ」 から、ビジネスへの着想としてつなげたいのが、アイデアのつくり方 という本です。
アイデアのつくり方
この本のメッセージは3つで、
✓ アイデアのつくり方
- アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
- 新しい組み合わせを作り出す才能は、物事の関連性を見つけ出す才能に依存する
- アイデアがつくられるプロセスは、「情報収集 → 情報の消化 → 寝かせる (孵化) → 誕生 → 検証と発展」
アイデアとは何かと何かの組み合わせであり、組み合わせるためには共通する本質を見出すことが大事であると。組み合わせるために、アイデアの種になる集めて情報を一度 「寝かせる」 のがポイントです。
いろいろと情報を加工して考えをめぐらせた後で、いったんは関心の外に置いてしまうのです。その間に脳の中では孵化が進み、ふとした瞬間にアイデアの誕生の時がやってきます。
その布石として、いかに普段から物事の本質を捉えて、本質レベルでの共通点からつながるように準備しておくことが大事です。
「最強王図鑑シリーズ」 と 「スマブラ」 のアイデア
最強王図鑑シリーズやスマブラは、今までは個別に存在していた動物や妖怪、ゲームキャラクターにおいて、「もし戦わせたらどうなるか」 という着想で1つにつなげたことで実現しました。
奥にある共通点は、「夢の異種格闘技戦」 です。バトルでは一見するとありえない組み合わせのマッチングがあり、意外性もあっておもしろいです。
アイデアをどうやってつくるのかという視点で見ても、最強王図鑑シリーズとスマブラは興味深く、子どもたちに人気がある要因を掘り下げていくと学びが得られます。
まとめ
今回は 「最強王図鑑シリーズ」 と 「スマブラ」 を取り上げ、アイデアのつくり方を見てきました。
最後にまとめです。
✓ アイデアのつくり方
- アイデアは既存の要素の新しい組み合わせから生まれる
- 新しい組み合わせをつくるために、物事の関連性 (奥にある本質) を見つけ出す
- アイデアがつくられるプロセスは、「情報収集 → 情報の消化 → 寝かせる (孵化) → 誕生 → 検証と発展」
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