投稿日 2016/09/24

Facebook が動画視聴時間の過大算出を報告 (2016年9月) 。3つの論点から本質を考える


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Facebook の動画視聴時間の算出方法が過去2年に渡って誤っていたことを、ウォールストリートジャーナル (WSJ) が報じました (2016年9月) 。

フェイスブック、動画広告の視聴時間を過大に測定 - WSJ

日本語訳のこの記事は原文から抜粋されたもので、元の英語記事で詳しく報じられています。

Facebook Overestimated Key Video Metric for Two Years - WSJ

今回のエントリーでは、このニュースの解説と、本質的には何を意味するのかを考えます。
投稿日 2016/09/22

大局観を持つための視点は 「多長根」


経営の教科書 - 社長が押さえておくべき30の基礎科目 という本に、「大局観をいかにして磨くか」 というテーマが書かれています。



多長根


大局的な視点でものごとを見るには 「多・長・根」 という3つがキーワードだとします。


  • 多: 複数の視点から全体像を把握する
  • 長: 短期ではなく長期のスケールで考える
  • 根: 本質に立ち返る


以下は本書からの引用です。
投稿日 2016/09/19

書評: 子どもが 「やる気」 になる質問 - 叱る前に問いかけると、こんなに変わる! (マツダミヒロ / 本間正人)


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子どもが 「やる気」 になる質問 - 叱る前に問いかけると、こんなに変わる! という本をご紹介します。



本書の内容


本書の内容説明からの引用です。

「こうしなさい」 「はやく!」 「どうしてできないの?」 と、いつも言っているのに効果なし。もっと 「やる気」 を出してほしいのに――というお母さん、お父さんへ。命令や叱言のかわりに、今日からは 「質問」 を投げかけてみませんか?

問いかけるだけで、やる気と能力と夢を引き出す――本書は、そんな 「魔法の質問」 を厳選し、親子コミュニケーションに役立つノウハウとともに紹介します。

「この勉強が終わったら、どうなっていたい?」 「夢に近づくために、今週できることはなに?」 「どのようにすればいいと思う?」 「ほかには?」 「どうやったら、もっとワクワクチャレンジできる?」 など、質問はそのまま使えるものばかり。質問の目的や聞くタイミング、その効果がもりこまれた、著者たちの経験に基づいた具体的エピソードは必読です!

勉強もすすんでやる子、自分で考える力のある子に育ってほしい!そんなときに親がやるべき大切なことに気づく一冊。


楽しいことは何かあった? → 楽しいことは何があった?


この本の最後の 「おわりに」 に2つの質問が提示されます。

  • 今日楽しいことは、なにあった?
  • 今日楽しいことは、なにあった?

違いは 「なにか」 「なにが」 の一文字ですが、質問をされたほうの印象は異なります。前者の 「なにかあった?」 と聞かれると 「楽しいことはなかった」 と答えることもできます。

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多田 翼 (運営者)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信中。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。