投稿日 2015/09/05

データ分析者として大切にしたい 「データ分析をする時の4つの問い」




会社を変える分析の力 という本は何度か読み返しています。


データ分析をする時の4つの問い


というのは、自分がこれまで、そしてこれからもデータ分析をする時に大切にしたい指針が書かれているからです。

指針とは、「データ分析をする時の4つの問い」 です。

  1. その数字にどこまで責任を取れるか?
  2. その数字から何がわかったか?
  3. 意思決定にどのように使えるのか?
  4. ビジネスにどれぐらい役に立ったか?

自分の仕事とデータ分析は、切っても切り離せないものです。今がやっている分析案件は4つを全て満たしているのかを、意識して問うことを心がけています。以下、4つの問いのそれぞれについて説明します。
投稿日 2015/09/02

Google のプロジェクト管理ルール 「70 : 20 : 10」 がシンプルで使いやすい


※2015年9月1日に発表された新しい Google ロゴ

グーグルのプロジェクト管理ルールが興味深いと思ったので、ご紹介します。

エントリー内容です。

  • グーグルのプロジェクト管理ルール
  • 意図的に制約をつくる
  • 管理ルールの応用
投稿日 2015/08/29

広告メディアプランは 「マーケット感覚 → 広告メディアリーチ」 の順番で




オンライン動画広告についてよくある論点の1つは、「テレビ広告」 と 「オンライン動画広告」 の予算配分の最適化です。オンライン動画広告にとっては、従来のテレビ CM 予算からどれだけオンラインにシフトできるかです。


そもそもリーチ範囲が異なる


この時に注意が必要なのは、映像を広告素材として消費者に届けるメディアとしてのテレビ広告とオンライン動画広告では、リーチできる範囲のポテンシャルがそもそも異なることです。
投稿日 2015/08/26

Google が全社員に求めるリーダーシップとは




How Google Works - 私たちの働き方とマネジメント という本には、グーグルの組織論と人という観点から、これまでグーグルがどのようにマネジメントをしてきたかが詳しく紹介されています。



エントリー内容です。

  • Google の4つの採用基準
  • Google が求めるリーダーシップ
投稿日 2015/08/22

書評: 憲法主義 - 条文には書かれていない本質 (南野森 / 内山奈月)


日本国憲法原本


憲法主義 - 条文には書かれていない本質 という本をご紹介します。



本書の内容


著者は憲法学者の南野森氏と、AKB48 メンバー (2014年時点) の内山奈月氏です。南野氏が講師、内山氏が生徒で、2人での講義形式で書かれています。以下は本書の紹介からの引用です。

もしも国民的アイドルが、日本国憲法を本気で学んだら……。

日本武道館のステージで憲法を暗唱して聴衆を沸かせた高校生 (当時) アイドルが、気鋭の憲法学者による講義をマンツーマンで受けた結果、日本一わかりやすい憲法の入門書ができました!

とはいえ、「人権論」 から 「統治機構論」 へと展開する本書の内容は、かなり本格的なもの。「表現の自由」 が憲法全体に果たす役割の重さには驚きを禁じえません。また、恋愛の自由、パパラッチの問題など、アイドルなら気にせずにはいられない事象についても、真正面から論じています。
投稿日 2015/08/19

書評: 聞き方の技術 - リサーチのための調査票作成ガイド (山田一成)




聞き方の技術 - リサーチのための調査票作成ガイド という本をご紹介します。



エントリーの内容です。

  • 本書の内容
  • 回答者はウソをつく!?
  • アンケートは回答者とのコミュニケーション
投稿日 2015/08/12

書評: おじいちゃん戦争のことを教えて - 孫娘からの質問状 (中條高徳)




日本の学校の歴史教育は、第二次世界大戦とその前後について、詳細に教えられる機会は少ないのが現状です。少なくとも自分自身が習ったのはそうでした。多くの人が同じ状況ではないでしょうか。

日本の近現代史を知るために、興味深かった1冊が おじいちゃん戦争のことを教えて - 孫娘からの質問状 でした。



本書の内容


本書は、おじいちゃんこと故 中條高徳氏が孫娘に宛てて、自身の戦争への体験・意見や思いを手紙を通して伝えていきます。

孫娘は当時ニューヨークに住む高校生です。学校の歴史のクラスで太平洋戦争を勉強するために祖父に手紙を送りました。

手紙を送ったのは、担当教師から教えである 「戦争の捉え方や体験は国によっても違いがあるはず」 という考えを受け、戦争を体験した祖父への孫娘からの質問状でした。

本書で書かれている質問は、例えば以下です。
投稿日 2015/08/08

書評: ぼくらの真実 (青山繁晴)




青山繁晴氏の書籍 ぼくらの真実 は興味深く読めました。



問題の本質は日本国憲法である


拉致問題、北方領土問題、竹島問題、小笠原諸島と伊豆諸島の赤珊瑚密漁問題等、これらが解決しない理由は、根本のところでつながっていると青山氏は指摘します。根本とは日本国憲法です。

以下は本書からの引用です。

憲法といえども、人間の所業です。わたしたち日本国民は、自らの手で本物を造り直さねばなりません。

本物の憲法を作らないから、一の扉で見たように、主権を自ら否定した憲法のままになり、国民を護るという、国家のいちばんの基本が遂行できないでいる。そうだから日本はまだ、独立した主権国家ではない。

この負のサイクルをぐるぐる回っていたのが敗戦後のわたしたちだったのではないでしょうか。
投稿日 2015/08/05

ランニングを始めて変わった身体のトラッキングデータ




先月 (2015年7月) から、ランニングを始めました。

毎朝30分弱くらい近所の公園や道路を走っています。朝の決まった時間帯に走ることによって、ランニングを日課として続けることができそうです。


歩数、距離、消費カロリー


これまでは1日あたりの歩数は 1万歩前後でした。走った分が上乗せされ、16,000 - 17,000 歩くらいで推移するようになっています。

歩数の測定は Withings Pulse を使っています。

歩数だけではなく距離も計算され、1日あたり 15 km 程度のようです。
投稿日 2015/08/01

リサーチが役立つのは、顧客の経験や意見を聴くときである




マーケティングリサーチについてです。

エントリー内容です。

  • リサーチが役立つとき
  • お客の使い方を理解し、価値を知る
  • お客の声から何を見い出すか
投稿日 2015/07/29

オハイオ州立大学の 「性的 / 暴力表現の広告への影響調査」 が興味深い




オハイオ州立大学が、広告における性的および暴力的表現が、広告を見た人にどう影響するかの調査結果を発表しています(2015年7月) 。

​Sex and violence may not really sell products | News Room - The Ohio State University

今回のエントリーでは、調査から興味深かったものを取り上げます。
投稿日 2015/07/25

「子どもの気持ちを受け止める」 と 「子どもの言うとおりにする」 ことは別で考えよう




今日から怒らないママになれる本! - 子育てがハッピーになる魔法のコーチング という本には、自分の子どもの気持ちを受け止めること、承認してあげることの大切さが強調されています。


気持ちを汲むことと、子どもの言う通りにすることは別


ただし、気持ちを汲んであげることと、ワガママなど子どもの言う通りにすることは別であると指摘します。大事な視点だと思ったので、本書から引用します。
投稿日 2015/07/22

小さな子どもの 「小さい望み」 にこそ応えてあげよう




1才10ヶ月の長女がいます (2015年7月現在) 。


小さな望みに応える


あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て - 子どもの心にひびく愛ひびかない愛 という本に、育児について考えさせる指摘がありました。

以下はその部分の引用です。

”小さな望み” に応えてあげる

生まれてから大人になるまで、子どもはいろんなことを親に要求しながら大きくなっていきます。その時々に子どもが望むことに、できるだけ応えてあげるのが親の仕事です。子どもが望むことに親がきちんと応えてあげれば、子どもは決して 「困った子」 にはなりません。
投稿日 2015/07/18

良い調査の判断基準:その調査は Why - How - What の一貫性があるか




今回は、調査についてです。

エントリー内容です。

  • 良い調査を見極めるポイント
  • 喫煙者のアロマの効果を研究した調査
  • Why からはじまるゴールデンサークル
投稿日 2015/07/15

書評: 日本はなぜ、「基地」 と 「原発」 を止められないのか (矢部宏治)




日本はなぜ、「基地」 と 「原発」 を止められないのか という本を興味深く読みました。大きな全体像の中で、戦後から現在における日本の根本 (国体) の実態が浮き彫りにされていたからです。


敗戦後の日本の扱いは、壮大な戦後構想の一部だった


本書には、第二次世界大戦の敗戦国である日本を、戦勝国である連合国がどのように位置づけたかが書かれています。日本は、アングロアメリカンの戦後秩序構想から描かれた壮大なグランドデザインの一部にすぎなかったと指摘されています。


驚いたのは、ポツダム宣言・日本国憲法・日米安保条約や日米地位協定も、1941年8月14日 (日本がポツダム宣言を受諾するちょうど4年前) に英米間で調印された大西洋憲章の内容を引き継いだものになっていることでした。
投稿日 2015/07/11

マーケティングの本質は日常にある。きな粉の袋の裏面情報が提供した価値




今回は、マーケティングについてです。私の日常の一コマから、売り手と買い手での視点とタイミングによるズレから、マーケティングの本質を考えます。

エントリー内容です。

  • 日常の一コマ
  • 買い手が価値を感じるのはいつか
  • 顧客視点で利用シーンを描けているか
投稿日 2015/07/08

戦略を 「数字」 に落とし込み、実行結果を数字で 「評価」 しよう




戦略は、実行を伴ってこそ意味のあるものです。

逆に言えば、いくら戦略に魅力があっても実行が伴わなければ、その戦略は絵に描いた餅です。では、どうすれば戦略と実行をつなげることができるのでしょうか?

今回は、戦略を着実に実行するために、数字と評価の大切さについて書いています。

  • 戦略を数字に落とし込む
  • 具体例 (戦略から数字の設定)
  • 数字になっていれば評価できる
投稿日 2015/07/04

あなたの 「強み」 は、他人には真似されにくい 「源泉」 に支えられていますか


今回は、仕事において自分の強みをどう考えるか、その強みの元は何かについて書いています。

投稿日 2015/07/01

専門家に相談する時は、基本的な知識や情報を持ってから




40代からのお金の教科書 という本に書かれていた中で印象に残ったのが、専門家に相談する時の注意点でした。


専門家に相談する時の注意点


具体的に書かれていたのは、資産運用や投資信託などの金融商品をファイナンシャルプランナー (FP) 等に相談する際に、気をつけたいことです。以下、本書からの引用です。

専門家の立場の理解と外部の知見の活用

何らかの課題について専門家に相談する際、必ず確認したいのは 「その人が何によって生計を立てているか」 という点です。商品を販売することによる手数料が収益源である場合、「他の選択肢を提示されないまま、自社の取扱商品だけを勧めてくる」 ことになりかねません。
投稿日 2015/06/27

同僚がマクドナルドに行かなくなった理由 (マーケティング戦略を考える好材料)




今回は、同僚が教えてくれたマクドナルドへ行かなくなった話から、マーケティングについて考えます。

エントリー内容です。

  • マクドナルドへ行かなくなった理由
  • 提供価値から考えるマーケティング戦略
  • 戦略・戦術・提供価値の一貫性
投稿日 2015/06/24

書評: 生命科学研究に成功するための統計法ノート (小林茂夫 / 杉山麿人)




今回のエントリーでは、生命科学研究に成功するための統計法ノート という本をご紹介します。



エントリー内容です。

  • 本書の特徴
  • わかりやすい仮説検定の説明
  • 統計はサブとし、生命科学研究をメインに扱う
投稿日 2015/06/20

顧客視点のマーケティング戦略。顧客を絞れば戦略が決まる




マーケティングについてです。顧客視点で、マーケティング戦略をどのようにつくっていくかを書いています。

エントリー内容です。

  • 顧客を絞れば戦略が決まる
  • 顧客視点で進める戦略立案
  • 戦略と戦術に一貫性はあるか

投稿日 2015/06/17

保育園1才児クラスに通う娘への、今年1年の 「保護者の目標」




1才9ヶ月の娘がいます (2015年6月現在) 。2015年4月から保育園に通い始め、1才児クラスに入っています。


保育園で設定する目標


保育園では、1年ごとに目標を設定します。大きく2つで、「保護者の目標」 と 「保育園での支援」 です。

  • 保護者の目標:こんな子どもになってほしいという目標。親としてどういう方針で、どのような行動を取るか
  • 保育園での支援:保育園がどのように子どもを支援するか

1年後にに、目標と支援に対する振り返りを行ないます。

1才児クラスの長女への今年の 「保護者の目標」 は、2つ挙げました。
投稿日 2015/06/13

書評: 経営戦略立案シナリオ (佐藤義典)




ビジネスとは 「顧客に価値を提供し、顧客からその対価をもらうこと」 です。ビジネスに関する最もシンプルな表現でしょう。


経営戦略として考えるべきこと


従って経営戦略として考えるべきことは 「どのような顧客に、どんな価値を提供し、どうやってお金をいただくか」 です。

経営戦略を実行する要素であるマーケティングにおいても、当てはまります。

今回のエントリーでは、マーケティングの本で過去に読んだ中から、おすすめなものをご紹介します。経営戦略立案シナリオ という本です。



エントリー内容です。

  • 本書の内容
  • 経営戦略フレーム
  • 顧客視点の経営戦略
投稿日 2015/06/10

Google フォトはグーグルの悲願であるサインインユーザー増の起爆剤になるか




Google はミッション (使命) として、次のことを掲げています。

世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること
Google’s mission is to organize the world’s information and make it universally accessible and useful.


ミッションを実現する写真サービス


このミッションを体現したものが、写真サービス Google Photos (Google フォト) です。2015年5月末の開発者向けイベント Google I/O で発表されました。
投稿日 2015/06/06

森信三の 「しつけ三原則」:日々の小事にこそ躾の本質がある


しつけの三原則とは


哲学者で教育者でもあった 故 森信三 は 「しつけの三原則」 として、次の3つを挙げています。

投稿日 2015/06/03

仕事を任せてもすぐには楽にならない。仕事を任せることの3つの勘違い




自分でやった方が早い病 という本には、30代くらいのビジネスパーソンであれば多くの人が当てはまる、仕事の任せ方についてが書かれています。



エントリーの内容です。

  • 本書の内容
  • 仕事を任せることの3つの勘違い
  • それでも任せるべき
投稿日 2015/05/24

1歳の娘の 「自分からやりたい気持ち」 を尊重するために親ができること




2015年4月から、1歳の娘が保育園に行き始めました。もうすぐ5月も終わるので、約2ヶ月の保育園生活を送りました。


保護者会に参加


先日、保育園のクラスごとに開催される保護者会に参加してきました。クラスは年齢ごとで、娘が入っているのは1歳児クラスです。

保護者会のプログラムは大きく2つでした。

前半は、クラス担当の保育士から保育園の方針や子どもたちの普段の様子の説明でした。説明後は小グループに分かれ、子育てについてのフリーディスカッションでした。

後半は、親が子どもたちのいる教室に移動し、子どもがおやつを食べる時間を一緒にすごしました。

保護者会に参加し、特に保育園での方針や1歳児への子育てアドバイスが参考になりました。今回のエントリーでは、保護者会での気づきや自分の子育て方針についてご紹介します。
投稿日 2015/05/23

メッセージのあるコンテンツを提供しよう




素人のように考え、玄人として実行する - 問題解決のメタ技術 という本に書かれていた 「メッセージのある研究をしろ」 が考えさせられる指摘でした。


メッセージのある研究を


以下は該当箇所の引用です。

私は学生によく、研究についてこう言い聞かせている。

「『これができた』と言うと、それを聞いた人が『そうか、それを使えばあれもできるようになるな』『なんだ、そんなことだったら自分にもできる』『それがうまくいくのなら、自分はこうしよう』などと驚いたり、触発されたりと心を動かされるような研究をしろ!それがメッセージのある研究なのだ」 と。

反対に、「何だか知らないが、難しいことができてしまった」 というのは、立派かもしれないが、あまり人の参考にならない、メッセージがないからだ。
投稿日 2015/05/17

花粉症緩和米に見る遺伝子組み換え作物への期待と実態




もうダマされないための経済学講義 という本で紹介されていた、遺伝子組み換え食品の開発の話が興味深かったので、今回のエントリーで取り上げます。


多様化する遺伝子組換え作物


以下は本書からの引用です。

遺伝子組換え作物自体も、これからは多様化してきます。

(中略)

ゴールデンライスという、ビタミン A の前駆体がたくさん含まれているお米も研究されています。開発途上国では、ビタミン A 欠乏による失明などが起きていますので、その解決につながると期待されています。

日本で開発中の花粉症緩和米などもインパクトがあるかもしれません。これは、コメに花粉症の原因となる物質を作らせて、それを毎日食べることで体を少しずつその物質に慣れさせ、花粉が飛んで来ても発症しないようにするというもので、非常に大胆で独創的な研究です。
投稿日 2015/05/03

子どもの 「芽」 を摘まないために親ができること




危うし!小学校英語 という本の最後のあとがきで、著者のあるエピソードが紹介されています。ノーベル賞を受賞した方との、子育てに関する話のやりとりです。


子どもの芽を摘まない


私自身、1才8ヶ月になる子どもがいるので (2015年5月現在) 、考えさせられる指摘でした。該当箇所を引用します。

子どもの 「芽」 を摘まないで

ノーベル賞受賞者の子育てアドバイス

ノーベル賞受賞者の会合の司会をした時のことです。ノーベル物理学者章を受賞した物理学者と雑談する機会がありました。たまたま自分に初めての子どもが生まれたばかりだったので、「子どもをあなたのような科学者に育てるには、どうしたらいいのでしょうか」 と問いかけました。

すると、「何もしてはいけません」 という、意外な答えが返ってきました。
投稿日 2015/04/29

価値のあるデータ分析とは意思決定につながること




仕事でのデータ分析で意識したいと思っているのは、今やっているデータ分析が 「意思決定につながるかどうか」 です。


そのデータ分析は意思決定につながるか


やみくもにデータ集計や分析プロセスに入るのではありません。自分はこれからどういう課題に対して、何の目的で分析を始めるのかをまず明らかにすることです。得られるであろう結果や解釈が、意思決定にどう役立つかをまず最初に考えることです。

データ分析をするにあたって大切にしたいと思っているスタンスです。


アウトカムを考えよ


統計学が最強の学問である [実践編] - データ分析のための思想と方法 という本には、「アウトカム」 を考える重要性が書かれています。



該当箇所を引用します。
投稿日 2015/04/25

書評: 統計学が最強の学問である [実践編] - データ分析のための思想と方法 (西内啓)




統計学が最強の学問である [実践編] - データ分析のための思想と方法 という本をご紹介します。



エントリーの内容です。

  • 統計学を使う3つの目的
  • 本書で扱う統計学は3つめの 「因果関係」
投稿日 2015/04/22

Facebook が動画広告効果調査を発表 (2015年3月) 。興味深い結果と発表スタンスへの疑問




フェイスブックと調査会社ニールセンが共同で、フェイスブック動画広告の効果測定調査を実施しました。結果は以下で発表されています (2015年3月) 。

The Value of Video for Brands | Facebook for Business


調査手法


調査の方法は以下の通りです。

  • 調査対象の動画広告は 173 本
  • 対象の広告を見せる接触者グループ (Exposed group) と、対照群の非接触者グループ (Control group) を比較
  • 広告に効果があったかどうかの評価指標は3つ
    • 広告想起 (Ad recall) 
    • ブランド認知 (Brand awareness) 
    • 購入意向 (Purchase intent)
  • さらに、動画広告の視聴時間長さによって、広告効果の違いを分析
  • 2014年12月 - 2015年2月に実施 (参考: この調査についてのインタビュー記事)
投稿日 2015/04/18

Google のエイプリルフールに見る郵便受けの不便さ




2015年4月1日 (エイプリルフールです) 、グーグルは Smartbox by Inbox という、全く新しいメールサービスを発表しました。

Smartbox by Inbox: the mailbox of tomorrow, today | Official Google Blog


Google の Smartbox by Inbox とは


Smartbox by Inbox は電子メールではなく、通常の郵便受けです。イメージは、以下のグーグルが作成した紹介映像をご覧ください。




Smartbox by Inbox には様々な機能があります。
投稿日 2015/04/15

セオドア・レビットの 「真のマーケティングに必要なのは知識よりも思考である」 は、示唆深い




セオドア・レビットの言葉から、マーケティングについて書いています。

エントリーの内容です。

  • 真のマーケティングに必要なもの
  • データや情報のレベル感
  • データを価値に変えるには
投稿日 2015/04/11

4つの Moment of Truth (真実の瞬間) は、古くて新しいマーケティング理論




今回は、マーケティングについてです。消費者行動の概念である Moment of Truth (真実の瞬間) をご紹介します。

エントリー内容です。

  • P&G が提唱した店頭マーケティング概念
  • 4つの真実の瞬間
  • 顧客が買うのは期待価値である

投稿日 2015/04/08

イチロー選手の 「特別なことをするために特別なことはしない。普段通りの当たり前のことをする」 は、示唆に富む


2015年、イチロー選手はメジャー15年目のシーズンを迎えます。

今回はイチロー選手の言葉から、習慣の大切さを考えます。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。