#マーケティング #差異化 #デザインとストーリー
ペンや手帳などの文具は、手頃な価格と便利さを兼ね備えているのが魅力的です。最近は、高価格帯の文房具も注目を集め、一部の商品は抽選販売になるほどの人気ぶりです。この現象の背景には、何があるのでしょうか?
今回は、文房具市場の最新トレンドを見ていき、マーケティングに活かせるヒントを探っていきます。
#マーケティング #差異化 #デザインとストーリー
ペンや手帳などの文具は、手頃な価格と便利さを兼ね備えているのが魅力的です。最近は、高価格帯の文房具も注目を集め、一部の商品は抽選販売になるほどの人気ぶりです。この現象の背景には、何があるのでしょうか?
今回は、文房具市場の最新トレンドを見ていき、マーケティングに活かせるヒントを探っていきます。
#マーケティング #ブランディング #顧客体験
サッポロビールの 「黒ラベル」 は、若者のビール離れが言われる中で、売上を伸ばしているブランドです。
背景には、従来の 「ビール = 安さや量」 を軸とする訴求とは異なる、黒ラベルの独自の価値観と体験を重視した長期的なブランディング戦略があります。
今回は、ブランディングをテーマに、サッポロビールの黒ラベルがいかにして消費者の心をつかむブランドになったのか、その過程を紐解き、マーケティングへの学びを見ていきましょう。
#マーケティング #顧客文脈 #価値創出
お客さんが本当に求めているものを、把握できているでしょうか?
商品やサービスを企画するとき、つい 「こうすれば売れるはず」 と売り手である自分たちの仮説を優先してしまいがちです。もし、お客さんが実際に何を必要としているのかを見誤ると、期待した結果を得られません。
今回は、カシオが開発したサウナ専用腕時計 「サ時計」 の事例から、顧客目線に立った製品開発とマーケティングの秘訣を紐解きます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #経営 #本
「自社の事業は何か?」 と聞かれたとき、すぐに即答できるでしょうか?
P. F. ドラッカーは 「事業を決めるのは企業や生産者ではない」 と喝破しました。ドラッカーが指摘するのは、事業を決めるのは顧客であり、お客さんが価値を感じるものこそが事業の本質だということです。
では、顧客への価値をつくり続けるために企業は何をすべきなのでしょうか?
今回は、ドラッカーの著書 「現代の経営 [上] (P F ドラッカー, 上田惇生) 」 をもとに、企業の目的と責任、そしてマーケティングの本質や役割に迫ります。
#マーケティング #新商品開発 #顧客価値
新しい商品を開発する際、今まで当たり前だと思っていた常識を疑い、これまでにはない価値を見出すことによって、新たなビジネスが生まれる可能性を秘めています。
今回は、飲むことが当たり前だったコーヒーに対して、UCC 上島珈琲が 「食べるコーヒー」 という発想の転換によって誕生させた 「YOINED (ヨインド) 」 を取り上げます。
ヨインドの事例から、新しい顧客体験を創出する新商品開発をテーマに、得られる示唆を考えます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #商品開発 #OODAループ
社会や人々の生活環境は常に変動し、その変化が顕在化する前に予兆としてあらわれることがあります。
では、どうすれば世の中の変化を読み解き、そこから新たな顧客価値を生み出せるのでしょうか?
三菱鉛筆の 「ジェットストリーム ライトタッチインク」 は、世の中の予兆をとらえた開発でした。今回はライトタッチインクの開発の背景を追いながら、社会の変化を先取りし、新たなトレンドを創り出すための方法を紐解きます。
#マーケティング #価値の再定義 #価値創出
商品に新しい視点が見出され、隠された可能性を発見できるとしたら、ビジネス機会は生まれないでしょうか?
商品やサービスが変わらなくても、視点を変えるだけで新しい価値を生み出せることがあります。
今回は、東京で開催されたユニークな展示会 「ゴミうんち展」 を取り上げ、商品価値の再定義について考えます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #価値の再定義
「うちの会社はこんな商品を作っている会社だから」 、これは本当にそうでしょうか?
実は、お客さんが本当に求めているのは、その商品やサービスそのものではないかもしれません。
老舗印鑑メーカーのシヤチハタは、デジタル化による印鑑需要の減少という危機に直面しました。しかし、シヤチハタは 「ハンコを作る会社」 という自らの存在意義を解き放ち、お客さんが本当に求めているものは何かを徹底的に追求しました。その結果、ユニークな新しい商品を次々と生み出すことに成功しています。
今回は、シヤチハタの事例から、視座を高め視野を広げることでの価値創出を学べます。
#マーケティング #DX #CX
社内ではデジタル化を進めているのに、なぜ成果が出ないのか?
企業が直面するこの課題に、アステラス製薬は答えを示しました。コロナ禍で従来の訪問営業が制限される中、オンラインツールの導入にとどまらない改革を実現したのです。
アステラス製薬の取り組みは、DX を推進し、顧客体験 (CX) を変えることを成功させるお手本となる事例です。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #マーケティングリサーチ #定性調査
お客さんは、なぜその商品を選んだのでしょうか?
販売データやアンケート調査の回答を分析すれば全体の動向は見えてきます。しかし、こうした定量調査はお客さんの行動の背後にある 「本音」 や 「心理」 まではなかなかわかりません。一方、相手のことを深く掘り下げるインタビューなどの定性調査はリアルな声を知る有効な手法ですが、時間やコストの壁が立ちはだかります。
では、定量調査と定性調査をどう組み合わせれば、効率的かつ的確にお客さんの心を捉えることができるのでしょうか?
今回は、定量調査と定性調査を巧みに活用し、顧客理解を深めているサントリーウエルネスの事例を取り上げます。定量調査と定性調査を効果的に組み合わせるヒントを探ります。
#マーケティング #顧客創造 #思い込みからの脱却
東京の銀座といえば、高級店が立ち並ぶ 「富裕層の街」 というイメージが強いことでしょう。
2023年10月にマロニエゲート (地下1階・2階) にオープンしたディスカウントスーパーの 「オーケー銀座店」 は、開店から1年を迎えたあとでも売上が前年比で2割以上伸び続けています (参考記事) 。
EDLP (Everyday Low Price) を掲げるオーケーが、なぜ 「高級エリア = 富裕層の街」 というイメージの銀座で成功しているのでしょうか?
その背景を探ると、マーケティングやビジネスのヒントが見えてきます。
#マーケティング #メンタルアベイラビリティ #フィジカルアベイラビリティ
マーケティングでは、テレビ CM や SNS を活用して認知度やブランド力を高める施策に力を入れていきます。しかし、そこで満足してしまうと、肝心の購入にはつながらないことがあります。
広告でお客さんに欲しいと思ってもらっても、実店舗や EC サイトなどのウェブ上で商品が見つからなければ、そのチャンスは失われてしまうのです。
今回は、花王 「アタック ZERO パーフェクトスティック」 の事例から、広告や SNS と、店頭施策をつなげることの重要性と、その成功の秘訣を掘り下げます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #戦略 #取捨選択
新しい機能を追加すれば、もっと魅力的になるのはず――。
商品やサービスをより良くしようとする中でアイデアが浮かび、つい多くの要素を詰め込みたくなるかもしれません。しかし、多くのことを追加するあまり、本当に必要なものが埋もれてしまえば、お客さんにとっての魅力が薄れてしまう危険性があります。
今回ご紹介したいスマートフォン向けゲーム 「学園アイドルマスター (学マス) 」 は、"あったほうがいい" ではなく "これがないと成立しない" を徹底的に見極めた取捨選択を図りました。
学マスの事例から、商品開発やマーケティングに活かせる戦略的思考について、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #状況ターゲティング #想起
ターゲット顧客層に向けて広告を打っても、なかなか響かない...。そんな悩みを抱えている企業は少なくないのではないでしょうか?
これまでの 「誰に」 という視点だけでは、効果的なマーケティングコミュニケーションは難しくなってきています。そこで注目したいのが 「状況ターゲティング」 という新しいアプローチです。
今回は、サントリーの金麦が実施した Spotify での音声広告キャンペーンから、状況ターゲティングの可能性と実践のヒントを探ってみましょう。
#マーケティング #新規事業 #デザイン思考
新商品を開発したのに、思うように売れない…。せっかくのサービスなのに、なぜかユーザーが離れていく…。
少なくないケースで陥っているのは、本当のユーザーニーズを見失っているからかもしれません。その解決策となるひとつが 「デザイン思考」 です。
今回は、トヨタの医療的ケア児に向けた開発事例から、ユーザー視点で価値を生み出すデザイン思考の実践方法を紐解きます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #生き方 #本
最近、何もする気が起きない…。そんな時、自分を責めたりしていませんか?
タイパや効率性を重視する現代においては、怠けることは何か悪いことだとされ、常に生産性を求められる風潮があります。しかし、休みたい、怠けたいという感情は、実は心と体が発している大切なサインかもしれません。
今回は、書籍 「怠惰」 なんて存在しない - 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論 (デヴォン・プライス, 佐々木寛子) を取り上げます。
「何もしない時間」 があなたの創造性や幸福感を育むこともあります。怠惰に対する固定観念を捨て去り、自分らしいペースを取り戻す方法を一緒に探っていきましょう。
#マーケティング #使っていないときの価値 #二段階の価値構造
自社の商品やサービス、お客さんが 「使っていない時」 のことまで考えられ、配慮されているでしょうか?
商品開発やマーケティングでは、使用時の機能や性能にばかり目が向きがちです。でも、商品を使わない時間のほうが長く、例えば設置や移動、収納、さらには処分までの商品のライフサイクル全体において、実は様々な不便や負担がお客さんの中に潜んでいるかもしれません。
無印良品の 「空気でできたソファ」 は、使っていない時の顧客体験にも光を当て人気となっています。背景には、商品開発における見過ごされていた価値定義の発想がありました。
ぜひ一緒にビジネスへの学びを紐解いていきましょう。
#マーケティング #戦略
「マーケティングって、結局どこから始めればいいの?」
そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。商品やサービスを市場に投入しても、なかなか成果が出ない。SNS や広告を打っても、思うように反応がない。そんな状況に直面していないでしょうか?
今回は、道しるべとなるような、マーケティングの全体像を6つのステップで整理し、お客さんと長期的な関係を構築するための 「マーケティング戦略マップ」 をご紹介します。
ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #ブランドコア #広告
「ブランドらしさ」 とは何でしょうか?
プリングルズは、パッケージをコンパクトに変えた際に、中身の内容量が減ったという誤った情報が消費者の間で広がってしまいました。しかしプリングルズは、ユニークな対応により、ポジティブな状況に変えました。
今回は、危機をチャンスに変えたプリングルズの事例から、ブランドのあり方やブランディングについて考えます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #顧客体験 #NPS
「あなたは、この商品またはサービスを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思いますか?」
これは、NPS (ネットプロモータースコア) をアンケートで訊くための質問です。
多くの場合、NPS はスコアを算出しても、「改善の仕方がわからない」 「ビジネスでの成果と結びつかない」 といった声が挙がりがちです。そんな中、メガネチェーン大手のパリミキは、NPS を全社的に導入し見事に V 字回復を果たしました。
今回は、パリミキの事例から NPS を活用した顧客体験を向上させるヒントを探ります。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #アイデア創出 #顧客価値
普段の生活で目にする光景やちょっとした行動が、実は人々の困りごとや潜在的なニーズを映し出していることがあります。
身のまわりを注意深く観察することによって、新たな価値を生むきっかけが見えてくるかもしれません。
今回は、花王の 「冷タオル」 という商品を例に、観察からアイデアが生まれるまでのプロセスを探ります。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #顧客理解 #本質直観
膨大なデータを集め、入念な市場調査を実施し、それでもなお 「本当にお客様が求めているものは何か」 という壁の前で立ち止まってしまう…。
その答えを求めるあまり、外部のデータばかりに目を向け、自分自身の内なる声に耳を傾けることを忘れてはいないでしょうか?
今回ご紹介する味の素とクラシコムな協業事例は、「本質直観」 によってビジネスの常識を "ひっくり返す" 可能性を秘めています。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #ファンダム #フレネミー
マーケティングにおいて、競合とは常に 「戦わなければならない相手」 なのでしょうか?
もしかしたらライバルと思える存在こそが、新たな価値を生み出すパートナーになるかもしれません。
アサヒビールは、競争と協力の両方の関係性を持つ 「フレネミー」 に目を向け、マーケティングを展開しています。アサヒビールの事例から、競争を超えたマーケティングの可能性について紐解きます。
#マーケティング #新しい利用シーン #カテゴリーエントリーポイント
長年愛されているロングセラーの商品やサービスには、思わぬ落とし穴が潜んでいます。
それは、成功がもたらした制約です。
朝食の定番のソーセージ 「シャウエッセン」 は、40年以上にわたり、多くの家庭で愛されてきました。しかし、朝食のソーセージとして確固たる地位を築いたことで、新たな顧客層の開拓が難しくなっていました。
そんな 「成功のジレンマ」 から抜け出すために、シャウエッセンはどんなマーケティングを展開したのでしょうか?
#マーケティング #顧客理解 #本
「お客様の声を聞いています」 と胸を張る企業は多いものの、本当にお客さんの心の奥底にある本音まで理解できているでしょうか?
人は状況や心理によって表と裏の顔を使い分けるものですが、実は少なくない場合で、私たちは表面的なお客さんの 「建前」 の声しか拾えていないかもしれません。
ミステリー小説 「六人の嘘つきな大学生 (浅倉秋成) 」 は、人間の表と裏の顔、そして状況によって変化する心理を鮮やかに描き出しています。
この物語から得られるマーケティングへの示唆は、お客さんの本音に寄り添うためのヒントに満ちています。
建前と本音が揺れ動く中で、どう顧客に寄り添うべきか――。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #顧客ニーズ #マズローの五段階欲求
今回取り上げるのは、アサヒ飲料が提供する 「WATER BASE」 です。水を飲むという基本的な行動を、価値ある体験へと変えようとするウォーターサーバーです。
マズローの五段階欲求説から、学べることを紐解いていきます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #ブランディング #ゲーミフィケーション
指定された範囲で電柱を撮影するだけでお金が稼げるゲーム。東京電力グループが仕掛けた 「電柱撮影ゲーム」 が、新しいマーケティングの可能性を示しています。
背景にあるアプローチを掘り下げると、他の業界にも応用できるビジネスのヒントが見えてきます。
ゲーミフィケーションを取り入れ、社会貢献と地域活性化までをも実現した取り組みから、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #顧客インサイト #ジョブ理論
スマートフォンで手軽にスケジュールの管理ができる時代に、手書きの手帳が人気を集めています。
アナログの紙の手帳へのニーズを 「ジョブ理論」 から紐解き、マーケティングへの汎用的な示唆を掘り下げます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #ベネフィット訴求 #顧客理解
自社の商品やサービスをアピールするとき、どこに光を当てているでしょうか?
商品・サービスの機能面の説明だけで、本当にお客さんの心は動くでしょうか?
多くの場合、私たちは商品の一次的な価値を伝えることに留まり、その先にある 「お客さんの生活やビジネスがどう変わるのか」 という本質的な価値には触れていないかもしれません。
今回は、お客さんの心に響くための 「二段階のベネフィット訴求」 について、具体例を交えながら解説していきます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #戦略 #ニッチ
限られたリソースでどうやって市場で勝つかーー。
大手企業がしのぎを削る全国市場やグローバル展開を目指す中で、リソースに限りがある企業が同じ舞台で競争するのは容易ではありません。
しかし、視点を変えてみると、地域やニッチな市場で存在感を持つ 「小さな池で大きな魚を育てる」 という戦略があることに気づきます。
今回は、北陸製菓のスナック菓子ブランドの 「ビーバー」 を事例に、戦略やマーケティングに学べることを紐解きます。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #引き算の戦略 #価値創出
「商品から機能を削る」 というと、一見すると価値を下げているように思えます。でも、それは本当なのでしょうか?
2024年のクリスマス、ローソンは通常のケーキからトッピングを意図的に省き、生クリームとスポンジケーキしかない "シンプルすぎるケーキ" を発売しました。ローソンの意図には、どんなマーケティングが隠されていたのでしょうか?
今回は、ローソンのケーキの事例から、商品開発やマーケティングにおける 「引き算の戦略」 の可能性と、お客さんとの新しい関係性づくりについて考えていきます。
Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。
前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。
ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信中。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。
名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。