#マーケティング #状況とジョブ #ワーカー
今回は、空港で活躍が期待されるパナソニックの移動型の無人販売ロボットである 「PIMTO (ピムト) 」 の事例を取り上げます。
この事例からは、お客さんの 「片付けたい用事 (ジョブ) 」 を解決する 「ジョブ理論」 に学びがあります。
お客さんが本当に解決したいジョブとは何か、そしてビジネスにどう活かせるのか。その秘訣を紐解きます。
#マーケティング #状況とジョブ #ワーカー
今回は、空港で活躍が期待されるパナソニックの移動型の無人販売ロボットである 「PIMTO (ピムト) 」 の事例を取り上げます。
この事例からは、お客さんの 「片付けたい用事 (ジョブ) 」 を解決する 「ジョブ理論」 に学びがあります。
お客さんが本当に解決したいジョブとは何か、そしてビジネスにどう活かせるのか。その秘訣を紐解きます。
#マーケティング #差別化の罠 #普通という王道
競合の商品やサービスとの差別化を追い求めるあまり、かえってお客さんが離れてしまう…。そんな 「差別化の罠」 に、知らず知らずのうちに陥ってはいないでしょうか。
首都圏で400店舗以上を展開する中華チェーン 「日高屋」 は、業界の常識とは逆のアプローチで成功を収めています。創業者が掲げたのは 「普通でどこでも好かれる味」 という、一見地味に思える戦略でした。
今回は日高屋の事例から、過度な差別化がもたらす弊害と、万人受けを狙う王道戦略の威力について考えます。
#マーケティング #価値の再定義 #ブランド体験
自社のビジネスにおいて 「これは単なるコスト」 と割り切っているものはないでしょうか?
もしかしたら、その 「当たり前」 が、お客さんを魅了するチャンスに変わるかもしれません。
今回は、ネット通販の配送に使われる 「梱包資材」 の事例を取り上げます。コスト削減の対象でしかなかった資材を、「お客さんへのブランド体験を伝えるツール」 へと昇華させた shizai という会社の取り組みです。
常識を疑い、新たな顧客価値を生み出すヒントを探ります。
#マーケティング #マネジメント #本
予算も人材も限られた中で成果を出さなければならない。
上からの指示を忠実に実行することが評価される風土。
目先の数字に追われて、人の成長など考える余裕もない。
これらは少なくない企業が直面している現実かもしれません。
その突破口のヒントが、"1年で潰れる" と言われた弱小野球部を甲子園に導いた、ある監督の指導法にありました。
書籍 「1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話 (原田一範) 」 は、組織づくりや人材育成への示唆を与えてくれます。
#マーケティング #顧客理解 #顧客満足
企業は競合他社の動向に目を向けがちですが、本当の競争相手は実は別のところにいます。それは 「変わり続けるお客さんのニーズそのもの」 です。
では、どうすれば常に変化する顧客心理を捉え、お客さんから飽きられることなく選ばれ続けることができるのでしょうか?
その答えのヒントが、セブン-イレブンの外国人観光客への取り組みにあります。セブン-イレブンから、本当の顧客理解とは何かを考えます。
#マーケティング #コミュニケーション #前座と本番
今回は、劇場版 「鬼滅の刃」 無限城編の大ヒットを例に、消費者の心をつかむマーケティングの新しい方程式を紐解きます。
ヒットの裏側に隠された戦略と、私たちの心を揺さぶる感動の仕掛けについて、ぜひ一緒に探っていきましょう。
#マーケティング #問題設定 #価値実現
「なんだか今年の夏は長かったな…」
「9 月も中旬なのに秋という感じがしない…」
ここ数年、そんな風に感じることはないでしょうか? かつて日本では当たり前だった四季の感覚が、気候の変化によって少しずつズレてきているのかもしれません。
この誰もが感じている季節感のズレにビジネスチャンスを見出し、新たな一歩を踏み出した企業があります。それが、うま味調味料でおなじみの 「味の素」 です。
味の素は、主力商品 「ほんだし」 の売上減少という危機を乗り越えるためにプロジェクトを開始しました。新しい季節 「まだなつ」 を定義する、その名も 「五季そうさまプロジェクト」 です。
今回はこの事例を、「新しい事象 → 新しい問題 → 解決策 → 価値実現」 というフレームワークに沿って解説していきます。
#マーケティング #差異化 #二階建ての価値構造
今回は、古谷乳業の 「物語のあるヨーグルト」 を取り上げます。
この事例をケーススタディに、二階建ての価値構造で選ばれる理由をつくるマーケティングについて掘り下げます。
#マーケティング #モーメント #状況と状態
自社の商品やサービスに自信があるのに、なぜかお客さんに響かない…。そんなもどかしい経験をしたことはないでしょうか?
その原因は、お客さんのニーズを表面的な 「点」 でしか見ていないからかもしれません。
顧客ニーズを捉えるためには、消費者やお客さんが置かれた 「状況」 や心理的な 「状態」 を深く理解し、商品が本当に必要とされる 「モーメント (瞬間) 」 を見つけ出すことが大事です。
今回は、業務用マッサージチェア 「あんま王」 の V 字回復の事例から、お客さんの 「状況」 と 「状態」 、そして 「モーメント」 に着目したマーケティングを紐解きます。
#マーケティング #価値創造 #バイアスブレイク
うちの商品は、どうすればもっと売れるんだろう…。
もしかしたら、業界の 「当たり前」 や消費者の 「思い込み」 の裏に、新たな成長のヒントが隠されているかもしれません。
今回取り上げるのは、一見、矛盾しているようなコンセプトで、発売から約1年で出荷本数を10倍に伸ばした 「UMAMI COLA (うまみコーラ) 」 です。成功の裏には、従来の常識を疑い、逆転の発想で新たな価値を生み出す 「バイアスブレイク」 という思考法がありました。
UMAMI COLA がいかにして清涼飲料業界の固定観念を打ち破り、消費者の心をつかんだのかを紐解きます。
#マーケティング #人間心理 #本
なぜ人は 「限定セール」 や 「送料無料」 という言葉を見ると、つい商品をカートに入れてしまうのでしょうか?
実は、私たちの脳は想像以上に簡単に操られています。どんなに理性的で賢い人でも、巧妙に仕組まれた手法の前では、知らず知らずのうちに 「欲しい」 と思わされ、無意識のうちに財布の紐が緩んでしまうのです。
今回はある書籍から、そのカラクリを脳科学の視点から解き明かし、賢い消費者、そして誠実なマーケターになるためのヒントを探ります。
本のタイトルは 「ブラックマーケティング - 賢い人でも、脳は簡単にだまされる (中野信子, 鳥山正博) 」 です。
賢い人も簡単に騙されてしまうメカニズムと、その防御法をマーケティングの観点から掘り下げます。
#マーケティング #ブランドコンセプト #価値の可視化
実際には優れた機能や便益があるのに、その魅力が伝わらずに 「買う理由が見つからない」 と思われてしまう…。少なくない企業が抱える解決したい問題ではないでしょうか?
ご紹介したいのは、宝酒造 (たからしゅぞう) の事例です。
みりんという身近な調味料において、目に見えない価値を可視化することにより、お客さんの心を動かし、確信を持った購入につなげるという取り組みです。
事例から、顧客価値を効果的に伝える 「価値の可視化」 の意義と実践のポイントを紐解きます。
#マーケティング #カテゴリーエントリーポイント #ブランドエントリーポイント
今回は、味の素の 「Cook Do オイスターソース 限界麺」 というユニークな施策を取り上げます。その裏には、消費者の購買心理をつかむ戦略的な仕掛けがありました。
この事例から、お客さんに選ばれ続けるブランドになるための秘訣を考えます。
#マーケティング #顧客理解 #価値の再定義
自社の商品やサービス、自信を持って提供しているはずなのに、なぜかお客さんの反応が薄い…。そう感じたことはありませんか?
もしかすると、売り手側の 「当たり前」 が、お客さんの 「本当に求めていること」 とズレているのかもしれません。
商品やサービスの改善を続けていても、売り手側の常識や過去の成功体験にとらわれていては、お客さんの心には届きません。重要なのは、顧客とのリアルな接点で得られる小さな気づきを見逃さず、そこから顧客の価値観や文脈を読み解くことです。
今回は、クレディセゾンのブラックカード事業の事例を取り上げます。お客さんとの接点での顧客理解をもとに顧客価値を再定義し、お客さんの顧客文脈に合わせて訴求する重要性を考えます。
#マーケティング #ストーリー #鬼滅の刃
先日、映画『劇場版 「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』を観てきました。 映画館という大スクリーンと音響設備による映像美と臨場感は圧巻でした。
あらためて考えさせられたのは、なぜ 「鬼滅の刃」 が多くの人の心をつかむのかです。
今回は、映画の概要を振り返りつつ、私が感じた鬼滅の刃の魅力について、3 つの視点から考えます。
#マーケティング #コミュニケーション #BGCとUGC
企業が発信する情報と、ユーザーが自発的に生み出す情報――。2つのコンテンツが持つ力を戦略的に活用できているでしょうか?
消費者は企業からの一方的なメッセージだけでなく、同じ立場の人々のリアルな声も重視します。しかし、自社発信の情報に注力し、ユーザー発信のコンテンツを見落としていないでしょうか。
2つを組み合わせることにより、ブランド認知度の向上だけでなく、他には従業員の採用活動においても効果を発揮します。今回は、その相乗効果を最大限に活かす方法を考えます。
#マーケティング #小さく始める #相乗効果
新しいマーケティング施策を始めたいが、社内の理解が得られない…。
広告を打っても思うような売上につながらない…。
今回は、大正製薬の事例をもとに、
について紐解きます。
#マーケティング #利用用途 #顧客価値
ビジネスをしている人は、幅広いニーズに応えたいと考え、万人受けする商品やサービスを目指します。しかし、その結果として特徴が薄れ、誰の心にも深く刺さらず、その他大勢の商品に埋もれてしまう原因になっているかもしれません。
それとは逆のアプローチ、すなわち、利用用途を意図的に絞り込むことにより、特定のお客さんから強い支持を獲得することができます。
今回は、ボードゲーム専用レンタルスペース 「LIQUOR GAMERS ROOM (リカーゲーマーズルーム) 」 の事例から、利用用途を絞るマーケティングを掘り下げます。
#マーケティング #地政学と経済安全保障 #インサイトとフォーサイト
不確実性の高い領域においてこそ、インサイト (深い洞察) とフォーサイト (将来への見通し・アクションプラン) が欠かせません。
今回は、地政学と経済安全保障をテーマに、データを起点に 「事象 → インサイト → フォーサイト」 へと展開し、実践に役立つ考え方とアクションの導き方を解説します。
#マーケティング #カテゴリー戦略 #独自ブランド資産
自社商品は、お客さんや消費者から 「真っ先に思い浮かぶ選択肢」 になっているでしょうか?
TENTIAL (テンシャル) 社の BAKUNE (バクネ) は、パジャマという日用品で 「リカバリーウェア」 という新しいカテゴリーを創出し、存在感を放っています。
今回は、TENTIAL の BAKUNE の事例から学べる、「カテゴリー戦略」 と 「独自ブランド資産の構築」 について見ていきます。
#マーケティング #経営 #本
あなたの会社では、トップの鶴の一声で方針が変わり、現場が振り回されることはありませんか?
あるいは、耳の痛い意見は遠ざけられ、いつしか 「イエスマン」 ばかりが重用される…。そんな組織の停滞感、もしかしたら他人事ではないかもしれません。
この文脈でご紹介したい本が、巨大自動車企業を舞台にした小説 「トヨトミの世襲 - 小説・巨大自動車企業 (梶山三郎) 」 です。
一見華やかに見える大企業の内実には、私たち自身の職場にも通じる 「病根」 が潜んでいるかもしれません。
この物語を紐解きながら、組織を蝕む構造的な要因と、得られる教訓を考えます。
#マーケティング #カテゴリーエントリーポイント #ブランドエントリーポイント
自社の商品やサービスは、消費者やお客さんにとって 「思い出してもらえる存在」 になっているでしょうか?
どんなに優れた商品でも、お客さんの必要な瞬間に頭に浮かんでもらえなければ、選ばれることはありません。そこで大事になるのが、お客さんが 「必要になるシチュエーション」 において、選ばれる瞬間までの導線設計です。
今回は、みずほとセガが共同開発した子ども向け金融教育アプリの 「PochettePlus (ポシェットプラス) 」 の事例をご紹介します。お客さんに選ばれる 「エントリーポイント設計」 の秘訣を紐解きます。
#マーケティング #SNS #KGIとKPIとKAI
SNS でフォロワー数は増えたものの、売上への貢献が見えない。バズった投稿があっても一過性で終わってしまう。そんな悩みを抱える企業は少なくありません。
しかし、ご紹介する食品メーカーのヒガシマル醤油は違いました。ひとつのバズった投稿をきっかけに運用方針を根本から見直し、SNS を流通企業との商談材料として活用する戦略的なマーケティングを確立しました。
今回は、KGI, KPI, KAI (Key Action Indicator (重要行動指標) ) を連動させるマネジメントについて考えます。
#マーケティング #顧客設定 #選ばれる理由
自社の商品やサービスは、お客さんから 「選ばれ続ける理由」 を持っているでしょうか?
競合が存在し、市場が変化する中、一度選ばれただけではこれらかも生き残り続けられるとは限りません。では、どうすれば 「選ばれ続ける商品」 になれるのでしょうか?
今回は、そんな課題へのヒントとなるかもしれない、あるアトツギ企業の事例をご紹介します。マーケティング活動を6つのステップで読み解き 「選ばれる理由」 を生み出す方法を紐解きます。
#マーケティング #裏の仕組み #ハレとケ
お客さんの来店動機を、どのように設計すればいいでしょうか?
飲食店に限らず、商品やサービスの買ってもらったり利用を促すためには 「なぜ今ここに来るべきか」 という理由づくりが重要です。
企業は広告や販促に力を入れますが、大切なのはその裏側にある "仕組み" かもしれません。今回は、和食チェーンの木曽路が提供する 「お食い初め」 のサービスを事例に、見えにくいけれどお客さんを動かす "裏の仕組み" に注目します。
来店動機を能動的に生み出すヒントを探っていきましょう。
#マーケティング #ジョブとワーカー #バリアとドライバー
うちの商品は魅力的なはずなのに、なぜかお客さんに響かない…。
色々工夫しても、購入の最後の一押しが足りない…。
もしかすると、お客さん自身も言葉にできない 「本当に望んでいるコト」 や、購入を後押しする 「心のスイッチ」 を見落としているのかもしれません。
今回は、伊勢丹のランドセルのライブコマース販売で成果を上げた事例を取り上げます。
お客さんの心をグッとつかみ、選ばれるためのヒントを 「ジョブ理論」 と、購入の 「バリアとドライバー」 といった心理的な視点から紐解きます。
#マーケティング #顧客設定 #顧客価値
スマホ全盛時代にあえてアナログで勝負する企業は、いかに成長できるか――。
インスタントカメラ 「チェキ」 の事例は、その問いに対してひとつの道を示してくれます。
今回は、チェキがどのようにお客さんを捉え、競合を把握し、顧客価値を提供してお客さんに選ばれる存在になったのかを紐解きます。
#マーケティング #エントリーポイント #ブランド
人が商品やサービスを選ぶまでには、2つの重要な 「入口」 があります。
それが 「カテゴリーエントリーポイント」 と 「ブランドエントリーポイント」 です。この2つの入口を制するブランドが、お客さんから選ばれる存在になれます。
今回はニューバランスの事例から、2つのエントリーポイントをつくる秘訣を紐解きます。
#マーケティング #経営 #弱者の戦略
資本力も人員も限られた中小企業が、潤沢なリソースを持つ大手と真正面から競争するのは、筋が良いとは言えません。
リソースの少ないプレイヤーには、強者ではないなりの勝ち方があります。
今回は、一度は廃業した老舗かまぼこ店 「吉開のかまぼこ」 の復活劇から、小さな会社が大きな成功をつかむ秘訣を紐解きます。
#マーケティング #学び #本
学ぶことに遅すぎるなんてことはない——。
そう聞いて、あなたはどう感じますか?
年齢や環境、過去の失敗を理由に、新しい挑戦をあきらめていないでしょうか?
小説 「宙わたる教室 (伊与原新) 」 は、そんな私たちに問いかけてくれる物語です。
小説のストーリーでは、様々な困難を抱えた生徒たちが、定時制高校で出会い、科学を通じて自分の可能性に気づいていきます。主人公たちの姿は、学ぶ喜びや挑戦する勇気を思い出させてくれます。
ビジネスにも共通する大切な学びが詰まっています。
#マーケティング #価値訴求 #RTB
自社商品やサービスの強みを、お客さんにどう伝えていますか?
機能やスペックを詳しく説明することが、必ずしも最善とは限りません。お客さんが本当に求めているのは、その機能そのものではなく、機能によって得られる感情的な満足や安心感かもしれないからです。
今回は 「淡麗プラチナダブル」 の事例を取り上げます。機能性をあえて前面に出さずに感情的価値で顧客の深層心理に響き、思わず心が動かされるような価値の届け方を探ります。
#マーケティング #戦略 #クリティカルコア
多くの企業が効率化や合理化を追求する中で、一見すると 「非効率」 で 「非合理」 な戦略を採用しながら、顧客支持を獲得している企業があります。九州発のホームセンター 「ハンズマン」 もそのひとつです。
その秘密は 「クリティカルコア」 という戦略の核心にあります。競合他社が気づかない、あるいは意図的に避ける要素こそが、実は持続可能な競争優位を生み出す源泉となるのです。
今回は、戦略を貫くクリティカルコアについて掘り下げます。
#マーケティング #物流 #店頭実現
どんなに良い製品を開発し、魅力的な広告を打っても、商品がお店の棚になければ、すべての努力が水の泡になってしまいます。
では、どうすればお客さんが 「いつでも買える」 という状態を実現し、マーケティングの成果を最大化することができるのでしょうか?
今回は、グローバル企業の P&G の意外な異業種連携の事例から、見落としがちな 「物流がマーケティングに与える影響」 について、P&G の独自フレームワークから紐解きます。
#マーケティング #ジョブ理論 #新しい挑戦
新しいシステムを導入したけれど、なかなか成果が出ない…。
最新の話題のツールを入れたのに、現場の負担が減らない…。
そんな状況になっていないでしょうか?
原因は 「導入そのもの」 が目的になり、本当に解決すべき問題、対処したい課題が見えていないからかもしれません。
今回は、メガネフレームメーカー 「シャルマン」 の工場への汎用ロボット導入事例を、マーケティングの 「ジョブ理論」 という視点から深掘りします。効率化に留まらない、価値創出のヒントを探り、新しいことへの挑戦を成功に導くための秘訣をジョブ理論から紐解きます。
#マーケティング #顧客起点 #価値創出
どうすれば、うちの商品を選んでもらえるのか?
なぜ、あのお店はいつも繁盛しているのだろう?
あなたは、お客さんに 「選ばれる理由」 を届けられているでしょうか?
マーケティングの本質は、お客さんからの選ばれる理由をつくり出すことにあります。今回は、そのおもしろさと、顧客価値創造の具体的なプロセスを6つのステップで解説します。
#マーケティング #価値創出 #価格設定
自社の商品やサービスは、本当の価値に見合った価格で提供されていますか?
多くの事業者が直面する悩み、それは 「良いものを作っているのに、なかなか高く売れない」 、「価格競争に巻き込まれてしまう」 、「値上げしたいけれど、お客さんが離れるのが怖い」 。
これらの課題の根本にあるのは、価格設定の問題ではなく 「価値の伝え方」 にあるかもしれません。
今回は、ある地方の茶農家が実現した、無料同然だったお茶を高付加価値な体験へと変えた逆転劇から、価値創出と価格設定へのヒントを紐解きます。
#マーケティング #カテゴリーエントリーポイント #ブランドエントリーポイント
消費者やお客さんが何かを 「必要だ」 と感じるその瞬間に、自社のブランドや商品は真っ先に思い出してもらえているでしょうか?
人が何かを買う背景には 「カテゴリーエントリーポイント」 と 「ブランドエントリーポイント」 という、マーケティングの重要な概念があります。
重要なのは 「消費者・顧客がその商品カテゴリーを必要と感じる瞬間」 を捉え、「その瞬間に真っ先に思い浮かぶブランド」 になることです。
今回は、ポカリスエットの事例から 「二段階の消費者心理」 を紐解き、ブランドへの指名買いを起こす秘訣を掘り下げます。
#マーケティング #組織開発 #AI
今回は、SNS マーケティング支援などを手がけるホットリンクが実践する 「全社的な AI 導入」 の事例を取り上げます。
全社的な導入と活用が進んだのは、組織における 「八段階の変革プロセス」 の実践がありました。
この事例から、組織変革を成功させる秘訣、会社で実践できるヒントを紐解きます。
#マーケティング #ブランディング #BGCとUGC
デジタル環境が生活の中に当たり前のように溶け込み、SNS での口コミなどの UGC (ユーザーが生成するコンテンツ) がブランドの認知や購買行動に影響しています。
一方で、企業主導のブランドからの情報発信である BGC (Brand Generated Content) も欠かせない存在です。
今回は 「BGC × UGC」 によるクロスメディア展開が、どのように相乗効果を生むのか、実際の事例とともに解説します。
#マーケティング #模倣と創造 #本
クリエイティブや創造力なんて、生まれ持った特別な才能がある天才的な人だけのものだと思っていませんか?
実は、創造性は特別な才能ではなく、誰もが身につけられるスキルなのです。
ご紹介したい書籍 「模倣と創造 - 13歳からのクリエイティブの教科書 (佐宗邦威) 」 は、創造力は "学んで身につけられる力" であり、誰にでも育てられるものだとやさしく教えてくれます。
本来、私たちは皆クリエイティブな存在。その感性を取り戻し、日常に創造性を取り入れる方法を、ぜひ一緒に見ていきましょう。
#マーケティング #組織開発 #SECIモデル
新しいアイデアやビジネスの種は、どうすれば生まれるのでしょうか?
社内だけで議論を重ねていても、なかなか画期的な発想には至らない…。組織の壁を越えた協力が必要だとわかっていても、具体的な 「場」 や 「仕組み」 づくりに課題を感じていないでしょうか?
色々なバックボーンの人々が集い、知識が自然と共有・結合される環境こそが、イノベーションを生み出す土台となります。
ご紹介したいのは NTT 西日本の施設 「QUINTBRIDGE (クイントブリッジ) 」 の事例です。
多様な人々で共にアイデアや価値をつくる共創プロジェクトをいかに生み出せるのか?その秘密を知識創造の 「SECI モデル」 から見ていきます。
#マーケティング #テストマーケティング #サンプリング
試供品を配ったはいいものの、手に取った相手は試供品から商品を買ってくれているでしょうか?
試供品の配布には 「誰に届いたかわからない」 「一度きりの顧客接点で終わる」 「費用対効果が見えない」 という問題があります。
今回ご紹介するサンプリング自販機 「AIICO (アイコ) 」 は、こうした問題を解決することが期待できる、試供品配布を 「点」 から 「線」 へと進化させる存在です。ぜひ一緒に得られるマーケティングへの学びを見ていきましょう。
#マーケティング #見過ごされてきた不満 #発想の転換
「これは仕方ない」 「もともとそういうものだ」 と、消費者やお客さんが半ばあきらめている当たり前に、実はビジネスチャンスが潜んでいるかもしれません。
既存の常識を疑い、今までの枠を超えた発想でアプローチを変えることにより、今まで見過ごされてきた課題が解決の糸口になることもあります。お客さんが気づいていない潜在的なニーズに応え、新しい使い勝手や利用シーンを創出できれば、商品価値は高まります。
ミツカンの 「無限さっぱりスパイス by 味ぽん」 は、消費者があきらめていた問題の発見がヒット商品の糸口になった事例です。
当たり前の打破から生まれる価値創造のヒントについて、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #ブランド #コアバリュー
ロングセラー商品の秘訣は何だと思いますか?
昔からの伝統を頑なに守り続けることでしょうか?それとも市場の変化に合わせて常に変化し続けることでしょうか?
これらはどちらも正解なのです。ブランド戦略の本質とは 「変えないもの」 と 「変えるべきもの」 を区別することにあります。
今回は、ブランドのコアバリューを守りながら新たな挑戦を続けるブランディングについて、ソーセージのロングセラーブランド 「シャウエッセン」 の事例から紐解きます。
#マーケティング #企業文化 #ブランディング
会社の企業文化は、ただの "社風" ではありません。
目に見えないカルチャーこそが、社員の力を最大限に引き出し、お客さんに価値をもたらし、競合が模倣できない 「最強のブランド資産」 となりえるからです。
ご紹介したいのは SmartHR の事例です。「カルチャーが成長エンジン」 だと捉える SmartHR から、強い組織文化がブランドになる秘訣を紐解いていきましょう。
#マーケティング #顧客文脈 #顧客価値
自社の商品やサービスが 「なかなか売れない」 という状況になるのは、もしかすると、売り手視点でのみ商品・サービスのことを捉えているからかもしれません。
お客さんが求めているのは、商品の 「便益」 や、さらにはその裏にある 「意味」 です。
ご紹介したいダニーチュロスの 「推しチュロス」 は、推し活という文脈で意味を持つスイーツです。
今回は、顧客ニーズを 「Get (手に入れたい) 」 「Do (やりたい) 」 「Be (こうありたい) 」 の3層で見出し、顧客文脈に寄り添った価値創造とは何かを紐解きます。
#マーケティング #価値の再定義 #選ばれる理由
あなたの会社に 「捨てられているもの」 はありませんか?
それは物理的な廃棄物かもしれないし、活かしきれていないアイデアやスキルかもしれません。
今回ご紹介したいのは、これまでも誰にも価値を見出されず廃棄されていたスキムミルクという "副産物" を宝に変えた 「バターのいとこ」 というお菓子です。
日常に当たり前のように存在するその課題や未利用のモノこそ、実は新たな価値を生み出す宝の原石かもしれません。
捨てられていたものに光を当て、価値を再定義し、お客さんに選ばれる理由をつくる――。事例からストーリーや仕組みを掘り下げながら、ビジネスやマーケティングのヒントを探っていきましょう。
#マーケティング #コアバリュー #変化と挑戦
変えないことを知っているから、すべてを変えることができる――。
この言葉は一見すると矛盾しているように見えるかもしれますが、ブランドの戦略や製品開発など、あらゆるビジネスシーンに当てはまる重要な示唆を与えてくれます。
今回は、前半ではハーゲンダッツの具体的な取り組みについて、どのように 「変えないこと」 を軸にしながらも 「変えること」 を見出したのかを見ていきます。そして後半では、事例から得られる汎用的な学びを考察します。
#マーケティング #共創 #価値創出
自社の商品やサービスは、どうすればお客さんの心に響き、選ばれ続ける存在になれるのでしょうか?
もしかしたら、私たちは 「完璧なもの」 を提供することに、こだわり過ぎているのかもしれません。
サントリーの 「おうちドリンクバー」 は、あえて完成させないことで、その可能性を教えてくれます。人気を集めた裏には、あえて 「余白を残す」 という戦略がありました。
完成度の高さより、むしろ 「未完成さ」 にこそビジネスチャンスがあるかもしれません。どういうことなのか、ぜひ一緒に紐解いていきましょう。
#マーケティング #価値の可視化 #顧客文脈での意味づけ
自社が提供している商品やサービスの価値は、本当にお客さんに感じてもらえているでしょうか?
特に形のない体験やサービスは、時間とともに記憶から薄れてしまいます。
ご紹介したい JALの 「御翔印 (ごしょういん) 」 は、飛行機に乗るという体験を形あるものに変え、ヒット商品となりました。
ポイントは 「体験価値の可視化」 と 「顧客文脈での意味づけ」 にあります。
お客さん一人ひとりの状況や価値観に寄り添い、体験に形を与えることで、思いがけない価値が生まれます。体験価値を可視化し、顧客の心に響く意味をつくり出す秘訣に迫ります。
Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。
前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。
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名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。