投稿日 2014/07/26

0歳の赤ちゃんを怒るとき。叱るとき。




娘が10ヶ月になります (2014年7月現在) 。母と娘のやりとりを見ていると、少しずつですが娘が怒られるケースがでてきました。

よくあるパターンは、離乳食を食べるのを嫌がったり、夜になかなか寝つかないときです。毎回怒られるわけではないようですが、お母さんの機嫌とも関係して、時々怒られています。


親が感情的に怒ってしまう


見ていて気になるのは、親が娘に感情的に怒っている場合です。
投稿日 2014/07/13

ウェアラブル端末 (Withings Pulse) の睡眠計測が期待はずれでした




ウェアラブル端末を購入


少し前に買ったのが Withings Pulse です。写真のようなウェアラブルデバイスで、4cm x 2cm の小さい端末です。
投稿日 2014/07/12

頭の中に仮想の引き出しをつくってみる




自分が何に興味を持っているかで、同じ景色でも見え方がずいぶんと違います。


興味によって見える景色が変わる


例えば、毎日の通勤経路でも、あえて特定のテーマ (関心) を設定して見てみると、普段は見過ごしていたことがたくさん目に入ってきます。

例えば、電車内でまわりの人はどう過ごしているか、どんな広告が出ているか、乗換案内がわかりやすく表示されているか、公園や歩道でどんな花が咲いているかです


頭の中に引き出しをつくる


プロの知的生産術 という本で紹介されているのは 「頭の中に20の引き出し」 をつくることです。
投稿日 2014/07/06

アナログなことを大切にする




自分の問題意識の1つに「アナログを大切にする」があります。

ここで言っているアナログというのは、デジタルに比べてという意味です。例えばインターネットやスマホなどのデジタルデバイスと比較してのことです。

アナログのことをあらためてよいと実感した体験が、ここ最近いくつかありました。
投稿日 2014/06/28

データ分析のプロになるための4つの視点




会社を変える分析の力 という本は、ふと思い出した時に読み返すことが多く、自分にとって大切な本の一つです。



データ分析の4つの問い


必ずと言ってよいほど目を通すのは、「データ分析をする時の4つの問い」 です。

  • その数字にどこまで責任を取れるか
  • その数字から何がわかったか
  • 意思決定にどのように使えるのか
  • ビジネスにどれぐらい役に立ったか
投稿日 2014/06/22

マーケティングリサーチで大切にしたい、「答えを出すのは自分」 という心構え




マーケティングリサーチについてです。リサーチャーとして大切にしたい心構えを書いています。

エントリー内容です。

  • マーケティングリサーチでの2つの調査
  • インタビュー対象者に 「答え」 を求めない
  •  「答え」 を出すのはあくまで自分
投稿日 2014/06/14

ネット広告の効果指標の近未来 (2014年現在)




広告ビジネス次の10年 という本に、近未来予測 (第七章) がいくつか書かれています。



態度変容がネット広告効果の指標になる


広告の近未来予測の1つは、ネット広告の効果指標に 「認知」 や 「態度変容」 が加わることでした。以下は本書からの引用です。

動画広告の普及にともない 「認知」 「態度変容」 といった指標がネット広告の効果指標として浸透していくことだ。ウェブ上で直接購入を促すことだけがゴールではない商品を扱う広告主が、広告の認知、ブランドの認知、そして購入意向などの態度変容効果に着目して、動画広告を本格的に活用していく。
投稿日 2014/06/08

かつて情熱的に愛しあった夫婦ほど、ある意味で相性はサイアクらしい




話を聞かない男、地図が読めない女。男女でこんなに違うという話は、誰しもが一度は聞いたり、実感したことがあります。

夫婦脳 - 夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか という本が興味深く読めました。一般的な男女間の違いではなく、夫婦という切り口で、一歩踏み込んだ男女間の違いをわかりやすく説明されています。



女性は、右脳で感じたことがそのまま言葉に出る


女性脳の特徴は、男性と比べて右脳と左脳の連携が良いことだそうです。

女性のほうが、右脳と左脳をつなく脳梁 (神経線の束) が 20% 太いためです。女性は右脳で感じたことがそのまま言葉として出します。例えば本書で紹介されていたのは、以下の女性同士の会話です。
投稿日 2014/06/07

書評: 「10年先の自分」 をつくる (工藤公康)




工藤公康氏は、プロ野球の投手として通算224勝を上げました。

特筆すべきなのは29年という現役生活の長さです。プロ野球は平均期間が10年弱と言われ、多くの選手が6~7年でユニフォームを脱ぐ厳しい世界です。

そんな工藤氏の著書が、「10年先の自分」 をつくる です。



本書の内容


本を読む前にタイトルから想像した内容は、次のようなことでした。

  • 10年先の自分をイメージし、逆算して今何をするかを明確にすべき
  • プロ野球の世界で工藤公康はどう実現したか

しかし、読み始めてみると、良い意味でその期待は裏切られました。
投稿日 2014/05/31

1日30分の語りかけ育児:親と子で真正面から向き合う時間




0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間 「語りかけ」 育児 という本をご紹介します。


本書の内容


この本は、ページ数が400を超えるボリュームです。0~4才までの月齢別に、子どもがどんな発育を見せ、何に興味を示し、また、それぞれの時期にどういう言葉を使うかまで詳しく書かれています。

親として月齢ごとに赤ちゃんに何を語りかけるとよいか、どんな遊びがよいのかが紹介されています。
投稿日 2014/05/25

書籍 「IT ビジネスの原理 (尾原和啓) 」 から、ハイコンテクストの視点でネット広告を考える




IT ビジネスの原理 は、タイトル通り、IT やネットの世界の根本部分がまとまっている本です。



難しいことを複雑に説明することはできても、難しいことをわかりやすく簡単に表現し、かつ本質を捉えることはなかなかできることではありません。

この本では、著者の尾原さんが、根本を平易な書き方で説明されていて、IT ビジネスの原理がよく理解できます。


ハイコンテクストがキーワード


本書のキーワードの一つがハイコンテクストです。おそらく尾原さんが最も言いたかったことです。前職のグーグルを辞め、アマゾンではなく楽天に転職された理由でもあります。
投稿日 2014/05/24

それってスキルの問題?センスの問題?




戦略読書日記 - 本質を抉りだす思考のセンス という本に、「スキル」と「センス」は異なる能力であり、区別して考えるべきであると書かれていました。



スキルとセンスは似て非なるもの


例えば、「営業スキルがある人」と聞くのと、「営業センスがある人」とでは、受け取るニュアンスが違います。
投稿日 2014/05/18

書評: ツカむ!話術 (パトリック・ハーラン)




お笑いコンビのパックンマックンのパックンによる、コミュニケーション術について書かれた本が、ツカむ!話術 です。



お笑いタレントの書いた本なので、軽い本かと思っていました。しかし内容は論理的で、かつわかりやすい本でした。

投稿日 2014/05/11

アメリカ版ドラえもんは何が変わるのかな?




ドラえもん (アニメ) が全米デビューをするようです。2014年の夏からアメリカで放送されるとのことです。

参考: 「ドラえもん」 全米デビュー!ディズニーとタッグでアメリカンテイストに|スポーツ報知 (2017年9月追記: リンク先が削除されていたため、こちらも削除しました。記事のアーカイブはこちら)


このニュースを見て思ったのは、
投稿日 2014/05/10

ファイナルファンタジー6と情報社会




少し前までプレイしていたゲームが、FINAL FANTASY 6 (FF 6) でした。

FF 6 は子どもの頃にスーパーファミコン版でやっていました。スマホ版でも発売されているのを知り、懐かしさもあってプレイしていました。FF のアプリをダウンロードし、スマホで手軽に遊べるというのが、当時のスーパーファミコン時代と比べると、時代の変化を感じておもしろかったです。


ネットがある環境でのゲーム体験


実感としてあらためて思ったのは、インターネットがない時代とある時代の違いでした。
投稿日 2014/03/30

書評: 生命科学研究に成功するための統計法ノート (小林茂夫 / 杉山麿人)




以前、仕事の関連で統計のことをもう一度学んでおきたい、と思ったことがありました。

ネットや統計関連の本をいくつか目を通しましたが、その当時に感じた印象は 「わかったようでなんとなく腑に落ちない」 という歯切れの悪いものでした。仕事上は支障はない程度には頭には入ったのですが、なんとなく理解がスッキリしない感じでした。

そんな時に出会った1冊が 生命科学研究に成功するための統計法ノート という本でした。



生命科学が 「主」 、統計法が 「従」


本書の特徴は、生命科学において、仮説検定という統計をどう使うかが紹介されていることです。つまり、生命科学が 「主」 、統計法が 「従」 という主従関係です。

この本を読み終わった後に、腹に落ちた感じを持ったのを今でも覚えています。
投稿日 2014/03/22

書評: 0歳からの母親作戦 - 子どもの心と能力は0歳で決まる (井深大) 。ソニー創業者 井深大による幼児教育の本




ソニー創業者の井深大は、幼児教育にも情熱を注いでいたことでも有名です。

今回のエントリーでご紹介する本は、井深大の 0歳からの母親作戦 - 子どもの心と能力は0歳で決まる です。0~2歳くらいまでの子育てに焦点を当てた内容になっています。




著者は、3, 4歳以降の育て方と、0~2歳ごろまでの育て方は区別したほうがいいと言います。
投稿日 2014/03/21

「他人と違っていてよい」 と受け入れてみると楽になる




今の会社に転職して変わったのが 「他人と違っていてよい」 と考えられるようになったことです。


以前は過剰に人を意識していた


以前であれば、この人のようになりたい、とか、あの人のようにならなければ、などと過剰に思っていた自分がいました。もちろん、自分以外の人から影響を受けたり、良いところを取り入れることはプラスになります。

ただ、あくまで主は自分であり、自分というベースに積み上げていくのが望ましいです。しかし、以前はこの主と従のバランスが悪かったです。
投稿日 2014/03/16

リサーチは良い結果を出すことではなく、真実を知ることが目的




今の仕事での役割は 「マーケティングリサーチマネージャー」 です。


マーケティングリサーチとマーケティング


マーケティングリサーチというのは、マーケティングとは切っても切り離せないものです。リサーチが求められるのは、マーケティングの課題を解決し、マーケティング目的を達成するための一助になることだからです。

マーケティングの目的があり、そのためのマーケティングの課題があります。

例えば、目的と課題は次のようになります。
投稿日 2014/03/09

書評: 大往生したけりゃ医療とかかわるな (中村仁一)




大往生したけりゃ医療とかかわるな という本をご紹介します。



自分の死を考えるとは、死ぬまでの生き方を考えること


本書の内容で印象に残っているのは 「生と死はセットであり、自分の死を考えるのは死に方を考えるのではなく、死ぬまでの生き方を考えること」 でした。
投稿日 2014/03/08

赤ちゃんの服のうんち汚れは太陽が落としてくれる




娘が生後6ヵ月になりました (2014年3月現在) 。

少し前まで悩ましかった問題が、時々オムツからうんちが漏れ服が大変なことになることでした。


うんちがオムツから漏れてしまう…


新生時期の赤ちゃんのうんちは、水分が多くゆるゆる状態です。

オムツがうんちも吸収してくれるのですが、場合によっては吸収しきれないことがあります。
投稿日 2014/03/02

幼稚園では遅すぎる:ソニー創業者の井深大が書いた幼児教育の本




ソニー創業者の 1 人が故 井深大 (いぶかまさる) です。

著者がその井深大なのと、タイトルにインパクトがあり読み始めたのが 幼稚園では遅すぎる - 人生は三歳までにつくられる! いう本でした。



幼児教育について書かれた本で、サブタイトルは 「人生は三歳までにつくられる!」 です。

読む前は、0 歳 ~ 3 歳までにいかに英才教育をするかという内容かと思ったのですが、そうではありませんでした。もっと奥が深く、読み応えのある本でした。
投稿日 2014/02/23

Shazam と YouTube を使って音楽で遊んでみた




パソコンで何か作業をする時、バックグラウンドミュージック (BGM) としてよく使っているのが YouTube です。


YouTube で好きな曲が流れても、曲名がわからない


気に入っているのは、プロやセミプロの DJ の人が上げている動画です。

動画 (流れる曲) の合計は 1 時間くらいで、そのまま流しっぱなしにして聞いています。YouTube のレコメンドも機能していて、ネットサーフィンをするような感じで気ままに聞いています。

DJ がミックスしている曲の中に、知らない好きな曲が入っていることがあります。初めて聞く曲だと曲名がわからず、今まではその時だけその曲を楽しんでいました。

最近、フェイスブック 経由で、そういう時は音楽検索のアプリが使えるとわかりました。そこで、Shazam というアプリを使ってみました (ダウンロードはこちらからどうぞ:iTunes, Google Play) 。
投稿日 2014/02/22

付き合い方次第で 「ストレスなんてへっちゃら」 になるらしい




TED に興味深いプレゼンがありました。


ストレスと友達になる方法


タイトルは How to make stress your friend (ストレスと友達になる方法) です。プレゼンターは、心理学者である Kelly McGonigal 氏です。



Kelly McGonigal: How to make stress your friend - YouTube


プレゼン内容のポイントは、ストレスは健康に害を及ぼさないと考えるとストレスは健康に悪影響は与えない、というものです。ストレスと身体の関係は、ストレスの多い少ないではなく、ストレスをどう捉えるか次第とのことです。
投稿日 2014/02/16

「まだ死ねない理由」 に時間を使えていますか?




先日、父方の祖母が亡くなりました (2014年1月) 。


祖母への最期の見舞い


亡くなる2週間くらい前、御見舞に行きたいとふと思いました。なんとなく 「行かないといけない」 と感じてのことでした。

会いに行った時は泣いて喜んでくれました。帰る時に握った手は温かく、あの御見舞は忘れられない時間です。そして、祖母と会った最後になりました。


自分に残された命をどのように使うか


あらためて思うのは命には限りがあるということです。人生の有限性を考えた時、時間をどのように使うかとは、自分に残された命をどのように使うかです。
投稿日 2014/02/15

初めての転職をした頃の自分に送るメッセージ




ここ最近、自分の転職を振り返る機会が何回かありました。ちょうど今から10ヶ月前に初めての転職をしました。

このエントリーでは、今の自分が当時転職したばかりの自分へのメッセージを伝えるつもりで書いてみます。特に初めて転職される、または転職して間もない方の参考になればうれしいです。

メッセージは3つです。

  • 失敗はつきもの。大事なのは次にどう活かすか
  • 「人としての信頼」 と 「成果としての信頼」 の両方を築く
  • 他人になろうとしない。自分を受け入れる
投稿日 2014/02/11

建国記念の日に考える 「日本と日の丸と太陽」




今日、2月11日は建国記念の日です。

なぜ建国記念なのかというと、日本書紀によると、初代天皇である神武天皇が即位した日とされているからです。神武天皇が即位したのは旧暦では1月1日で、明治期に新暦の2月11日と換算されました。

神武天皇が即位したのは紀元前660年、今から2700年ほど前です。大和地方での橿原宮で即位しました。橿原宮は今でも橿原神宮として奈良県に存在しています。

関連エントリー:神話から現代まで:天皇がつながる日本の誇り


日本と太陽


日本という国名は、中国大陸から見ると東に位置することから太陽が昇るので 「日の本」 とされたのが由来のようです。
投稿日 2014/02/09

子どもの自己肯定感を育むために親ができること




自分の子がどう育ってほしいかを考える時に忘れてはいけないなと思うのが、「自分 (親) と子どもは同じではない」 ということです。

この前提である 「自分と子どもは同じではない」 が抜けてしまっていると、自分が思う子の将来像 = 子どもはそうなるべき、と親が良かれと思ってレールを敷いてしまいかねません。


自分で考え判断し、行動できる子に


単にレールの上を進むことはしないために、親として自分の子どもに伝えたいことは、自分の頭で考えることです。そして、自分の判断で動き、自分なりの答えを出すようにしてほしいことです。
投稿日 2014/02/08

意志力強化のコツ:「欲求」 は受け入れ 「行動」 をコントロールする




「 XX 禁止」 を見ると、逆にやってみたくなった。何かを考えないようにすると、なぜか気になって頭から離れない。こんな経験は誰もが一度はあるでしょう。

ここから言えることは、思考 / 感情 / 欲求を無理に抑えつけようとするのは逆効果であり、かえって避けたいと思っていることを考えたり、行なってしまうということです。


自分の欲求と行動を分けて考える


スタンフォードの自分を変える教室 という本に書かれていた内容で興味深かったのは、何かをしたい 「欲求」 とその後の 「行動」 を分けるという考え方でした。
投稿日 2014/02/01

意志力を高める第一歩は 「選択する瞬間」 に気づくこと




私たちは日々の生活において、大小様々な選択をしています。


天使と悪魔のささやき


例えばダイエットで食事制限をしている時でも、目の前に大好きなチョコレートがあると、どうしても食べてしまいたい衝動にかられます。一方で、もう1人の自分がいて、「ここでチョコを食べてはいけない」 と自制を促します。

天使と悪魔のささやきと言われるように、自分の中には2人の自分がいるように感じます。

2人の自分は正反対で、やりたいこと (例: 毎週ジムに通う) に対してやろうと思う自分とめんどくさいと思う自分、やらないこと (例: 禁煙) に対して、やってはいけないと思う自分とやってもいいかなと思う自分です。


選択した瞬間を意識する


スタンフォードの自分を変える教室 という本に書かれていてなるほどと思ったのが、意志の力を高めるために選択した瞬間を意識することが重要であることでした。
投稿日 2014/01/26

Amazon に足りないリピート購入の仕組み




アマゾンでは色々なものを買っています。


本や CD から日用品・食品まで


2000年代始めにアマゾンを使い始めた当初は、本や音楽 CD がほとんどでした。その後、CD は買わなくなりましたが、本に加えて、家電や雑貨品もアマゾンで購入するなど購入範囲は増えました。

この段階でのアマゾン購入商品の共通点は 「リピート購入はしない商品」 でした。本も CD も、それ以外の家電も、基本的には1度買えば全く同じ商品をリピートする状況は起こりませんでした。
投稿日 2014/01/25

神話から現代まで:天皇がつながる日本の誇り




2月11日は日本では 「建国記念の日」 です。この日は、日本書紀が伝えるには、初代の天皇である神武天皇が即位した日とされています。神武天皇が即位したのは旧暦では1月1日で、明治期に新暦の2月11日と換算されました。

神武天皇が即位したのは紀元前660年、今から2700年ほど前です。大和地方での橿原宮で即位しました。橿原宮は今でも橿原神宮として奈良県に存在しています。


初代天皇から現代までつながっている


世界の国々と比べた時に、日本の特徴は約2700年の間、天皇制がずっと続いていることです。これは他にはない類まれな歴史です。
投稿日 2014/01/19

世界の歴史を変えた日露戦争




世界の歴史という視点で見ると、15世紀の中頃から始まった大航海時代は、地球規模で大きな変化をもたらしました。


大航海時代以降の世界


それまでは、ヨーロッパはヨーロッパ、アジアはアジアという閉じた世界で歴史が動いていました。もちろん、シルクロードを通じた貿易はあり、モンゴル帝国がヨーロッパ世界に迫る時代もありました。ただ、大航海時代前の世界史では、それぞれの地域で起きた出来事が別の地域に大きな影響を及ぼすことはありませんでした。

ところが、コロンブスのアメリカ大陸発見に象徴されるように、大航海時代以後は世界が一つになったのです。欧米での歴史的事件が、アジアやアフリカにも直接影響するようになりました。
投稿日 2014/01/18

変わりゆく Amazon の価値




気づけばアマゾンで色々なものを買っています。

昔、アマゾンを使い出した頃に買っていたのは、もっぱら本と音楽 CD でした。本も CD も、書店や CD ショップにはない CD がアマゾンにはたくさん売られていました。

当時のアマゾンの価値は、実店舗では出会えないような商品があることだった記憶があります。
投稿日 2014/01/12

あらためて考える明治維新のすごさ




今回のエントリーは明治維新についてです。明治維新の歴史的な意味、現在の私たちへの示唆についてです。

明治維新がすごかったと思うのは、当時の最高権力である幕府を倒幕しただけではなく、自分たちの手で新しい社会基盤をつくり上げたことです。


過去にも起こった倒幕


倒幕については、明治維新より前の日本の歴史では起こっていたことでした。例えば鎌倉幕府を倒した建武の中興です。

明治維新では、過去に起こった倒幕をもう一度実現するという明確な 「やるべきこと」 のイメージが維新の志士たちにはできていたのでしょう。


倒幕後に何を実現するか?という難しさ


260年続いた江戸幕府を倒すだけでも、明治維新の歴史的なインパクトは大きいです。

それ以上に注目すべきは、明治維新後に大きな社会的な混乱がなく新しい社会をつくったことです。それまでの権力から、別の全く新しい権力に移行させたのです。
投稿日 2014/01/11

親の自立のための親孝行




前回のエントリーでは教育勅語の12の徳目 (道徳) を取り上げました。

参考:大切にしたい教育勅語と日本の心


教育勅語の1つ目は親孝行


12の道徳の1つ目は親孝行がきています。原文では 「父母ニ孝ニ」 とあり、親に孝養を尽くしましょうと書かれています。

親孝行の意味は 「子として親を大切にすること」 です。ただ、この表現だとどうも抽象的に感じます。何をすれば親孝行になるのか、ならないのかです。


自分の親に良かれと思ってやったこと


少し前の話ですが、後から考えると 「これは本当は親孝行にならなかったのでは」 と思えることがありました。
投稿日 2014/01/05

大切にしたい教育勅語と日本の心




1890年 (明治23年) 10月30日、明治天皇が直接お与えになったのが教育勅語でした。正式名は 「教育ニ関スル勅語」 です。


教育勅語の教え


教育勅語の文章は天皇が自ら国民に語りかける形式をとります。

12の徳目 (道徳) があり、これを守るのが国民の伝統であり、歴代天皇の遺した教えと位置づけ、国民とともに天皇御自身もこれを守るために努力したいと誓って締めくくられています。以下、原文と () 内は現代訳です。
投稿日 2014/01/02

「子どもの自分」 と 「自分の子」 に誇れる行動をしているか




2013年を振り返ってみると、大きな変化があった年でした。自分が死ぬ最期に自分の人生を思い返した時、ハイライトの1つとして頭に浮かぶ年です。


2013年は子どもが生まれた年


大きな変化の1つは、子どもが生まれたことでした。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。